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ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「おっぱいバレー」

2009-05-04 20:22:17 | Weblog
                          「おっぱいバレー」

うん、素直に見てあげると、結構いい映画!

大して期待もしていなかったので、すごく楽しめました。

物語の時代背景が、紛れもなく1970年代後半なので、小生の中学生時代と重なってすごく懐かしく感じました。

出てくる小物(madison バッグなど)がその時代のリアリティを決定付けていましたね。

こんなもんでしたよ。その頃の中学生なんて。
11PM見たくて、でもなかなか見れなかったりとか、ビデオなんて無いっすから、男子はその手の雑誌をみんなでまわし読みしたりとか・・。
もう、映画の中の彼らそのまんまでしたよ(笑)

かわいいもんですよね、先生の「おっぱい」にあれだけ青春できるなんて!

ただ、作品として、'70年代の曲を使うのはいいんですけれど、使いすぎでしたね。そういう曲は、ここぞという時だけにしないと、感動が薄れます。
でも永井龍雲の「道標ない旅」が流れると、思わず泣いてしまいそうでしたが・・・。

あらすじとしては、
ある中学校の弱小男子バレー部に、新しい顧問の先生として美香子(綾瀬はるか)がやってくる。
美香子は、部員のあまりのやる気のなさをなんとかしようと思い、「今度の大会で1勝出来たら、何でもいうことをきく」と言うが、部員は「じゃあ、今度の大会で1勝出来たら、先生のおっぱいを見せてください!」・・・。さあ、大変な約束をしてしまった美香子先生!どうする・・・!

同僚の先生役で出演している青木崇高がいい味出してますねぇ!
美香子に想いを寄せながらも、朴訥として最後まで口に出せずにいる・・。図抜けた存在感でした!美香子の元彼よりずっとカッコよかったっす。

バレー部のコワい先輩を演じた石田卓也もきまってましたね!「夜のピクニック」以来彼の活躍は楽しみにしています。

観終わってから知ったんですが、この作品は実話に基づいているのだそうですな。そうだとしたら、大変感動的なストーリーであります・・・。






読書・「人として軸がブレている」・大槻ケンヂ

2009-05-04 13:05:46 | Weblog
                        「人として軸がブレている」

え~、重厚な映画を観たあとは、このエッセイがいいっす(笑)

「ブレてブレてブレつづけて、それでもなんとか生きてます」と帯にある。

正直のところ、「筋肉少女帯」を知らないと、何書いてあるのか訳わかんないっす(笑)

そんなカルトな本紹介すんなっつーの(自己つっこみ)!!

筋肉少女帯は1988年にメジャーデビューしたバンドであり、ヘヴィメタル、プログレなどの要素にボーカル大槻ケンヂのアヴァンギャルドな詞世界が渾然一体となり人気を博し、
9年間の沈黙の後、昨年デビュー20周年の武道館公演を行った。

ボーカルの大槻ケンヂ(オーケン)は結構本を出しており、映画化もされたりしている(「グミ・チョコレート・パイン」など)ので、あなどれないのだが、

基本的に人として軸がブレている(笑)

本書を読むと、「だから何なの??」という感じだろう。

わたしもそうだ(笑)だからなんなの・・・???あまりためにはならないと思う。

しかし世知辛い今の世の中、こういうエッセイはささくれだった心を、ほっとさせてくれる。

全部で49の章から成る本書は、「復活「筋少ちゃん祭り」!そしてなんと・・」

「その言葉凶暴につき、「別れる前にお金をちょうだい」」

「膝を壊して金星人とマッスルの年末年始」など、なんの一貫性もない(笑)というかタイトルだけでは意味不明である!放送禁止ワードも随所に出まくっているので、女性は要注意だ。

しかしこのオーケンのセンスが、筋肉少女帯に必要不可欠であることは言うまでもない。

昨年の武道館のステージで低血糖で倒れたオーケンは、「20年間もがんばってきて、ひとかけらのチョコもオレはもらえないのか!」とそれさえギャグにしていた!筋肉少女帯よ、また武道館で会いたいぜ!!チョコは忘れずに(笑)