TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

憲法記念日

2009-05-03 07:02:00 | 日々雑感
今日は憲法記念日。
これまで、日本国憲法といえば、第9条の戦争放棄と自衛隊問題等が論じられるのが恒例だった。

今年のように、新聞記事にも、第25条の生存権が注目されるのは、あまり記憶にない。(あったかもしれませんが、不勉強な私には目に付きませんでした。)

1.すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2.国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

昨年後半からの急速な景気悪化から、派遣労働者の解雇の問題がクローズアップされ、このような状況になっている。
憲法で保障されてた「最低限度の生活を営む権利」が保障されないとの話。

突然の解雇に備えて、セーフティーネットが効いていないということが問題になっている。
制度としてはあるが、きっちりと利用されていないことが問題か?
そもそも派遣労働の是非。

北欧型の充実した社会保障は実現できないか?という話を持ち出す人がいる。
これは、今の日本では難しい。
人口が違うし、国民性も違う。
そもそも、社会保障を充実させるには、労働者人口を増やさなければならないのに、高齢者が増え、支えるほうが減っている。

解決の方法は一足飛びには行かない。しかし、何かしていかないといけないのは当たり前のこと。
私にできることは何か?
批判ばかりして、自分は何もしないのではなく、自分がすべき最低限のことは実施しよう。
何だろうか?

ちゃんと働いて、納税し、選挙には必ずいくこと。
これが、「最低限度の義務」かな?