TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

救国の散財

2011-03-27 07:20:00 | 日々雑感
朝日新聞3月23日付 天声人語より

「今度の大地震で、東京タワー先端部のアンテナが曲がったと知り、1855(安政2)年の安政江戸地震を思い起こした。浅草寺(せんそうじ)の五重塔の先が同様に傾いたとされる。都(みやこ)のシンボルの不祥は、当時の沈滞ムードを映していた▼その前々年、ペリーの黒船が浦賀沖に現れ、前年には東海、南海と大地震が続いた。世情騒然とした折に、数千人が亡くなる首都直下型である。街はすさみ、けんかが多発したという▼それでも、お救い米(まい)が配られ、家の建て直しから経済が動き出す。大工や左官の手間賃は高騰し、色町が潤った。「世直り」をはやす瓦版や浮世絵も盛んになった。一方で、幕府は内憂外患を持て余し、瓦解(がかい)へと向かう▼昨今の「騒然たる消沈」が幕末に重なる。節電で薄暗い店、歯抜けの商品棚。これも有事かと思う。昭和の終幕にも自粛の機運が広まったが、今回は工場や発電所、物流網がやられ、停電や放射能の風評被害もある。空気ではなく実を伴う消沈だ▼日本全土が現場、全国民が当事者であろう。だが、皆が沈み込んではお金が回らず、再生はおぼつかない。国費を被災地に集め、懐に余裕のある向きは「救国の散財」をしてほしい。義援金、外食、買いだめ以外の衝動買い、何でもいい▼十数兆円もの復興費用は、今の政権がどうなろうと私たちが背負うほかない。将来に備えた蓄えもあろうが、国難を皆で乗り越えてこその将来、ここは東北のために放出しよう。世界の終わりではない。安政の驚天動地の13年先には、明治という別の地平が待っていた。」

救国の散財、私はこの考えを支持します。自粛ばかりでは、日本の復興はない。皆、持ち場で普段通りの生活を。
節約は美徳かもしれないが、現代社会ではそれだけでは、現実社会を乗り切れない。
あと、「復興税」は必要だと思います。
皆で分かち合うためにも。

また、壊れた。

2011-03-26 21:53:00 | 日々雑感
また壊れました。
パソコン。
またまたハードディスク。
リードエラーだそうです。アドビリーダーなんかが読み込めません。(簡単に言うと、東京電力の計画停電地域情報のようなアドビリーダーで掲示されている情報が、アドビリーダーをインストールできないので、閲覧できないということ。)
修理するなら、5万円以上。
なんじゃ?
買った時より高いやないか?
あほらしい。
ものを大切にしろと言っても、買ったときより高くては、骨董品でもない限り、新しいものを求めるのが通常の人なのでは?
まだ動いているが、いつ完全に終わるか?
1年5ヶ月か、今回の寿命は。

災害による打撃

2011-03-26 07:56:00 | 日々雑感
被災された人々の生活は大変なのは、誰の目にも明らか。
復興に向けて、産業界も努力していかねばならないのですが、段々、ままならないことが出てきた。
実際に被害を蒙っていない企業にも。
JR西日本は、補修に使う部品が調達できず、間引き運転。
私の仕事でも、調達できない品物が続出。中には再建の見通しがたたないもの、数年かかるといわれているものある。
突然の特需のため、その分野に大量に使用され、他のところにはまわらないものもある。
そして、何といっても電力。
家庭では3時間我慢すれば済みますが、企業では、特に装置産業と言われるところは、3h停電ということは、事実上、生産できないということにもなる。
スイッチ一つで、立ち上がる設備ではない。多くの設備は、立ち上げるのに時間がかかる。化学プラントなどは、数日かかるものもある。そうこうしているうちに、また停電。
実は気の毒なのは農家だけではないのです。生産が事実上、3時間の停電でゼロになっている企業もあるのです。
やはり、ライフラインというか、ユーティリティの復活がまずは大事ということです。
被害は日本国中、いや、世界にも影響しています。
がんばろうニッポンです。

義援金

2011-03-21 07:10:00 | 日々雑感
現実にはお金も問題になる。
16兆円とも言われる復興資金。
国として、どのようにお金を捻出するかは、そう簡単に結論が出るわけではない。
やはり手続きに時間がかかるのだ。
そこは理解しなければならない。

こうなったら民間の義援金で集めよう。おかしな団体に寄付しないように。
16兆円というと、国民一人当たり約16万円、我が家は48万円超か。
大変な額だ。
これを目指してがんばろう。
まず簡単にできることを探してみた。
そうだ、ポイントだ。
楽天市場のポイント、航空機のマイレージ、クレジットカードのポイント。普段、放置している人も多いはず。これを義援金にすることができます。(詳しくはHP等を参照してください。)
早速、昨日やってみた。
これなら気軽にできるのでは?
気軽でなく、自分の身を削るべきだ、というご意見もあるでしょうし、お金だけでないと意見もあるでしょう。でも、現実にはお金が必要だと思います。
私はこういうこともやっていこうと思います。一人16万円を目指して。

復興へ向けて

2011-03-20 07:38:00 | 日々雑感
被災して家を失った人の仮設住宅はとても間に合うものではないでしょう。
阪神淡路の時よりも、はるかに多い件数ですし、あの時は、近隣の大都市である大阪が機能していたので何とかなりました。
しかし、今回はあまりにも範囲が大きすぎます。
全国の自治体が、市営住宅等の斡旋を行っていますが、全くゆかりの無い土地で生活していくのは、そう簡単なことではありません。

やはり一時的な住居として、全国各地の空き家等を利用し、そこでは生活の糧を援助に頼ってもらいながら、仮設住宅及び自力回復可能な人は自力で何とか住居を整え、そして被災した人に、現地近くに戻ってきてもらって、復興の仕事をしてもらう。
これしか考えられないと思います。
必ずや復興事業はあるので、人手は必要だと思います。
こういう支援を我々がしていかないといけないということかもしれません。
しかし、言うのが簡単ですが、実施は困難を極めます。それでも、やるしかないのでしょう。

はやく自分の持ち場に戻りましょう。

2011-03-19 07:51:00 | 日々雑感
早く普通の生活に戻さないといけません。確かに節電は大事です。しかし、皆が普通の生活に戻らないと、物資もまわりません。
昨夜は、不謹慎と思われるかもしれませんが、家の近所の後輩と遅くまで呑みました。
飲み屋は営業しているものの表の電気は消しての営業。時間も早々に閉店。客は閑古鳥。
まだ一週間なのでいいのですが、こんな状況は東京都内中心部でも同じです。
これが更に続くと、みんな潰れてしまいます。
企業も皆、とにかく採算度外視の活動を続けていますが、何時まで継続が可能なのか?本当の体力勝負となってきています。
1週間経過しました。
自粛ムードは続くでしょうけど、何といっても早く普通の生活に戻すように努力していかないといけません。
プロ野球の開幕論議があります。
私もナイター開催は反対です。
しかし、野球をする人は野球を、サッカーをする人はサッカーを、持ち場持ち場に戻れる人は早く戻ることが大事なんじゃないでしょうか?
日本人はすごいというところを見せましょう。

大規模停電予告

2011-03-17 20:38:00 | 日々雑感
毎日、いつもより早く会社に行き、そして遅くに帰宅。
しかし、今日は、大規模停電の懸念から、帰宅を促す指示。
「もういいから途中でも、何でもかまわないから、帰宅!!」と、皆に指示し、帰宅の途についた。
18時過ぎに帰宅して、久々に家族と食事。

それにしても、息子は学校はずっとなく、クラブ活動も停止。何と、終業式はほぼ始業式と同じの4月4日まで延期。
とんでもない異常事態である。

自衛隊・警察機動隊の皆様、お疲れさまです。頭が下がります。
本当に、日本のために身を投げ打っての活動、心より、御礼申し上げます。
今は、私は私の仕事を忠実にこなすだけです。会社的にはそれなりに大きな被害を受けていますが、私のいる部署は、特需が発生しており、かなりの出荷量となっております。一時的なものだと思いますが、一方では原料の供給不安を抱えながら、こちらは供給し続けるしかないと、思います。
止めてしまったら、経済が停滞してしまいます。
がんばれ日本。
がんばろう日本。

我が街の地震の爪あと

2011-03-13 13:40:00 | 日々雑感
テレビで報道されているような大変な惨事にはなっていませんが、私の住む地域も地震による被害を受けました。
発表では震度5強ですが、埋め立て地域はそれ以上の揺れだった可能性もあります。加えて、時間が長かったことがここまでの状況にしたのでしょう。
photo by takaosan from OCNフォトフレンド

公園が2段になってしまいました。
photo by takaosan from OCNフォトフレンド

液状化がひどく、駐輪している自転車が埋まっています。
photo by takaosan from OCNフォトフレンド

駅前のアウトレットも液状化による土壌流出もあり、今日も閉店です。
photo by takaosan from OCNフォトフレンド

朝、散歩のような街のパトロールをしてきました。
やはり埋立地に住んでいるということはこうなる運命なのでしょう。
液状化で出た泥が乾いてきたところを走るので、粉塵が街を舞っています。
スーパーで買い物をする人が長蛇の列、ガソリンスタンドも。わかりますが、我々の地域程度なら、もう少し落ち着いてと、私は言いたい。
停電の警告がされているけど、あまり皆が買い物しまくることで、被災地にものがまわらなくなる可能性がありますので。

地震対応

2011-03-13 07:22:00 | 日々雑感
まずは今何ができるか。
当面の対応を皆で考え行動していくことが大事。
マスコミもやたらと批判などしても仕方ない。
原子力発電の是非を今、討議しても仕方ない。(日本は資源のない国。原子力発電をなくすと、電力が圧倒的に不足する。批判は簡単だが、それならどうするか?)
まずは今できる安全措置に向かって一致団結することが大事だ。

津波。
本当に恐ろしい。
対策なんてないのではないか?対策というのは沿岸には何も設置しないこと。住まないことしかないのではないか?
私も東京湾沿岸に住んでいる。東京湾を震源とする地震が発生したらひとたまりもない。いや、都心部は全滅するであろう。
日本は地震国である。地震そのものをなくすことが出来ない以上、ある程度のことは覚悟せざるを得ない。

一体、どれくらいの被害者の方がいるのであろうか?
被害にあった方のご冥福をお祈りします。

我が家のマンションは免震構造なのですが、免震構造であるがために、揺れによる、ゆれる部分と、固定部分との接触により破損している部分がある。
こういう修理はこれからだが、我々程度の被害でも、色んな措置をとらなければならない。

大地震

2011-03-12 14:44:00 | 日々雑感
やっと家に帰りました。
当然、金曜の夜は会社で宿泊。多くの社員が帰宅難民となった。
仕事の問題もあるけど、とりあえずは自分たちの安全の確認が大事。
今日になっての帰宅には、通常1時間のところが、土曜の昼でも、3時間近くかかった。

それにしても、長い揺れだった。これはまずいと思った。
えらいことになると思った。
会社的にはやはりえらいことになったこともあったようだ。
じっと座っていると、揺れているような感じがする。

息子は試験休み+クラブも休みで、休暇であった。近所の歯医者にいた模様。妻は近所の勤務先にいたようだ。私はもちろん会社。
息子は帰宅難民にならずに済んだことが幸いだ。

本当に怖い。地震。
被害にあわれた方、ご冥福をお祈りします。
首都圏の皆さん。
色々、大変だったけど、命が助かったことでまずは良しとしましょう。