TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

老人ホームを見学

2007-04-08 21:37:00 | 日々雑感
介護付有料老人ホームの見学に行った。
一時金、何千万円もする設備は当然入所できるわけないので、もう少し手頃なところを見学してみる。

今日は、午前中はマンションのコミュニティの仕事があったので、これをこなし、午後から、近所の施設を3件ほど、妻とまわってみた。

お城のような外見。設備はこじんまり。
中は真っ白で、少し落ち着かない。
女の人はいいかもしれないけど、男はちょっと違う感じ。

設備は最小限度。
但し、新しいので、非常にきれい。
充分な施設だと思う。
但し、入居希望者は待ち状態。
待ちというのは入居者の死を待つということ。

設備としては充分整っているところが多い。
問題は入居する人がどう感じるかだが、一人で暮らしたいと、希望する人にとっては、どんな施設も不満であろう。
だけど、本人の希望をかなえることは不可能だ。
一人で生活できるわけではないから。
難しい問題だ。

介護する前の介護問題

2007-04-08 06:25:00 | 日々雑感
義父の介護を考えて、ケアハウス、特別介護老人ホームの見学に行った。
新しい設備だったので、とても広くできれいだった。
ある人の部屋をみせてもらった。
鏡に紙が貼ってあった。
鏡が見えないようにするためだ。
なぜ?
子供の時で、年齢が止まっているおばあさんがいるから、とのこと。
だから、鏡で顔が見えない方がいいらしい。

それにしても、介護の問題は難しい。
施設は空きなどない。
みんな相当な時間待ちだ。

妻は義母の急死に、後悔することが多く、義父では二の舞を踏まないようにしたいと思っているらしい。

しかし、現実的には、自分たちでの介護は難しいと考える。
私は単身赴任。かりに単身赴任でなくても、仕事があるので、毎日面倒をみれるわけではない。
腰痛もちの私。
人を立ち上がらせるのは難しい。

妻は、義父を起こそうとした時、自分でできなかったといっている。
家に引き取っての介護は、難しい。

妻は、自分が何かをしなければ、強く思っているようだが、あまりにもそれが強すぎるように私には見える。
どんどん精神的に疲れていっている。

私は、どうしても現実をみての発言になってしまう。それを妻は、「冷たい人」ととってしまっているようだ。

腫れ物をさわるように発言しなければならず、疲れてしまう。
何をいっても悪いように取られる。

昨夜も、少し強く言った。
このままでは、我が家の雰囲気が悪すぎる。
子供にも悪い影響がある。
「もういい。」という妻にしつこく話しをした。
少し、和解した。

いつまでも悲しみにくれているわけにはいかない。
気持ちはわかるが、すべてを自分たちがこなすわけにはいかない。
日々、見舞うことが(病気入院ではないが)絶対というわけではないし、そのように考え、負荷をかけると自分たちがまいってしまう。

介護をしているわけではないのに、介護を考えるだけで様々な問題が発生する。
本当に難しい問題だ。