山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

ブログ更新いたしました

2012年05月22日 | ブログ

5月22日
一週間ぶりに東京から戻りました。
自宅近くの田んぼもようやく田植えも終わったようです。

Dc052217

都会より、田舎の風景安心するのはわたくしだけでしょうか。
ブログ楽しんでください!


秋葉原で夏山相談

2012年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

5月18日~20日
ホテルから3日間秋葉原へ通っていました。

Dc052213

昨年は、震災の影響で中止となった、上野松坂屋の53年続いている催事「夏山相談所」がICI石井スポーツ主催の
第一回山小屋サミットと第54回山松会・夏山相談所いう名称でベルサール秋葉原で行われました。

Dc052216

初日から予想以上の人出で、毎日20件近い東北の山のご相談をいただきました。

Dc052215

東北の山は、まだまだ未知なのでしょうか!このような対面式の相談は古いという意見も出てきています、55回の歴史は刻まれるのでしょうか


公益社団法人 日本山岳ガイド協会 総会

2012年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

5月15日
総会出席のため、ガイド仲間と一緒に上京です。
ガイド協会も幹部のみなさまのおかげさまで、社団法人から公益法人に認定をいただきました。
総会後は、恒例のガイド認定証授与式、懇親会と情報交換や
山の話題で盛り上がってました。

Dc052212

5月16日
わたくしともう一人の仲間は、ガイド協会の検定員机上研修に参加してきました。
今回から「雪の安全管理」という実技検定の担当とゼロベースからマニュアル、検定項目作成を6月8日までにといわれ、
「はあ~」とため息ばかりが出ています。


岩手県・大槌町へ

2012年05月22日 | ブログ

5月14日
朝、鳥海山荘で懐かしいみなさんと別れ、公)日本山岳ガイド協会の被災地支援プロジェクト準備のため大槌町へ向かいました。

紆余曲折を経て今年8月7日~9日の2泊3日の予定で、霊峰・月山の聳える山形県西川町へ岩手県・大槌町の子供たちを招待するプランの調整の地元のNPO団体おらが大槌夢広場のスタッフの方と打ち合わせのため、4月から何度か訪問させていただいてきました。

大槌町への道中必ず立ち寄る町・遠野市の風景です。

Dc051538

Dc051539

詳しいことは別の機会に報告いたします。

14日夜、一週間ぶりに帰宅、ブログアップや明日からの準備に追われていました。




陀羅佛な人たちと鳥海山へ

2012年05月22日 | スキー登山

5月12日~14日
今の“国立登山研修所”やヒマラヤ登山などを通じてお世話になった石川県、富山県、長野県、岐阜県、栃木県から見えた“だらぶつ”な山の先輩方と鳥海山を滑ってきました。

Dc051531



だらぶつ=富山弁で“賢くない人”などの意味があります。
わたくしも、その一人であります。

Dc051533


一緒に滑ったみなさんとのもう一つの共通は“陀羅佛小屋”にゆかりのある人たちです。

Dc051534


わたくしは小屋設立当時、学生で何度か小屋つくりのお手伝いをさせていただきました。

あれから30年の歳月が流れました。いろいろな方とのお付き合い、敬愛する方々が相次いで亡くなりと様々な出来事がありました。

山スキーという共通の行為を通じて、年代を超えてお付き合いできることの素晴らしさをあらためて感じました。
おかげさまで、皆様とお付き合いさせていただき感謝です。

Dc051535


陀羅佛小屋の経緯
 昭和61年、元文部省登山研修所所長柳澤昭夫氏と山本一夫氏ら同研修所講師5名が発起出資者となり、白馬村近く木崎湖付近の国道から林道を800m入った落葉樹林の中に、20余人が宿泊できる電気の通う 『陀羅佛小屋』を建てた。しかし近い将来、利用しなくなり管理できなくなるであろうと判断、小屋が良好な間に縁ある人に譲渡したいと日本山岳会京都支部に依頼があり、平成19年に日本山岳会京都支部員を中心とする会員で組織される『京都陀羅佛会』が運営を引き継ぐことになった。
http://darabutu.web.fc2.com/

1988年・エベレストベースキャンプで亡くなられた水越英隆ドクターがわたくしの顔を見るたびによく言われていた

「しんちゃん、山はたのしいっちゃ!」そんあ声が懐かしく思い出された3日間の鳥海山でした。