山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

6日ぶりに、一時帰宅いたしました!!

2010年07月15日 | 日記・エッセイ・コラム

7月15日
早池峰、秋田駒ケ岳、鳥海山を登り、久しぶりに自宅へ戻りました。5日間の登山中3日は気持ちの良いシャワーを浴びながらの登山となりました。

7月10日、早池峰山。朝6時に河原の坊登山口をスタート、歩き始め30分ほどで雨が強まり頂上までずっとふりっぱなし、帰路は雨が弱まったかと思ったら、小田越コースに入ると風速20m/S前後の強い風が吹く中下山となりました。

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早池峰山は、携帯トイレ普及エリアというのはご存知のことと思います。

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この度、男性用携帯トイレも発売されたようです。使い勝手のよいトイレです。

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7月11~12日 秋田駒ヶ岳
秋田・田沢湖町のガイド仲間の小野宅に居候しながら、「田沢湖山の案内人事務所」の秋田駒ケ岳花ガイドのお手伝いをしていました。

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11日は、時折田沢湖、岩手山などが展望できた梅雨の晴れ間の中での仕事、6月下旬から北東北の山へ入りはじめ、2週間ぶりに山の展望を楽しめたようなそんな好天に出会え、お客様の笑顔とともにホッとするひと時でした。

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12日・秋田駒ヶ岳
秋田駒ヶ岳の予定でしたが、風雨のため阿弥陀池を往復して戻りました。天気ニュースでは、今日の風は“荒南風(あらはえ)”といい梅雨末期に吹く強風とのこと梅雨明けが近いのか、もう雨具は要らないかな?でもな、明日からの鳥海山を考えると・・?使用している雨具にも限界を感じていたので、悩んだ末、雨具を購入いたしました。

7月13~14日・鳥海山

2日間、札幌のみなさんを鳥海山へ案内していました。頂上小屋に宿泊なので遅めの出発、8時に大平山荘で待ち合わせ、

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大平山荘軒下には、イワツバメの巣がたくさん、親イワツバメがやたら低いところを飛んでいるのが気になります。

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西側の日本海には青空も広がりはじめこれが天気図上に現れていた高気圧かと眺めながら「雨具買わなくて良かった??」と思いたくなるような良い天気へのなか歩きだしました。

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でも油断は禁物です。

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さっきのイワツバメの低空飛行、この時期佐渡ヶ島や男鹿半島が見えるようなと展望の良い日ほど、ほどなく天気が悪くなるのです。

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案の定、昼過ぎから地を這うような雲が麓から湧き上がり、風が吹き、頂上に笠雲がかかり、あっという間に視界がなくなりました。

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14日は、未明から土砂降り、早速新品の雨具が大活躍となりました。

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これから、明日からの飯豊全山縦走の準備をして、新潟へ向かいます。帰宅は、21日頃でしょう、それまでブログはお休みです。

東北の山や鳥海山登山情報などは東北マウンテンガイドネットワークブログに掲載しています。