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2.8 鏡を作って

2012年02月18日 | 日記
2月8日(水)

 ガラスに銀メッキをして鏡を作る実験の感想を紹介します。(一部抜粋)

・今日は、ガラスに銀メッキをして鏡を作りました。ガラスの上に滴下した溶液をこぼさないようにするのがとても難しかったのですが、ガラスが銀色に変化してくるのを見ていると、だんだん楽しくなりました。今回は、試しに作ってみたので、小さなガラスで実験を行いましたが、次回実験するときは大きなガラスでもう一度挑戦してみたいと思います。溶液の準備も高校の実験内容ということもあって、とても難しかったです。とくに、ピペットで正確に液体を測り取るのが難しく、何回もやり直しをしました。
 また、鏡を作るには条件があって、水温も高いほうが化学反応の速さが速くなることもわかりました。次回の実験は、暖かくなった4月以降に実験してみたら、もっとうまくいくのではないでしょうか。[中2 女子]

・作った水溶液は5種類もあり、その中にはアンモニアが含まれているものもありました。ドラフトチャンバーのある場所に溶液は置いてあったのですが、それでもアンモニアのにおいはきつく感じました。ガラス板の上にうまく水溶液を乗せるのも予備実験として水で練習したのに、とても難しかったです。
 できた鏡は、めっきした面が鏡になると思っていたので、出来上がった表面が思ったより汚いのでがっかりしていましたが、裏から除くときれいな鏡になっていたので、安心しました。[高2 男子]

・今回の実験では、5種類の液体を混ぜてめっき液を作るのですが、早くやらないとビーカー自体がめっきされてしまいます。そのために、急いでやろうとしたら、3回も混ぜる割合を失敗してしまいました。こまごめピペットの使い方を改めて覚え直すことができてよかったと思っています。[高1 男子]

・私は、ガラス板を生物の実験で使う「スライドガラス」にしました。
 ガラス自体が小さいので、液体をこぼさないようにするのはなかなか難しかったです。しかし、きれいな鏡ができたので、良かったと思っています。[中1 男子]

・今回は、ガラスで鏡を作るということで、私は興味を持って参加しました。
 薬品を順番に混ぜ、ガラスの上に乗せていくだけの簡単な作業だったはずですが、こぼさずに動かすことの難しさに結構神経を使いました。
 私たちが作った薬品は、安全なものだけなので、それ以外を内田先生や理科助手さんが準備してくださいました。相当な時間をかけて準備してくださっているので、感謝しています。ありがとうございました。[高1 女子]

2.17 オランダの涙を作ってみて

2012年02月18日 | 日記
2月17日(金)

 オランダの涙を作った感想の一部を紹介します。

・ガラス細工に使用するガラス棒から簡単に強化ガラスができるとは思いませんでした。簡単な操作の割には、なかなか成功しなくて、出来上がった「オランダの涙」も大きく作ることはできませんでした。成功といえば成功ですが、何か不満が残ったような気がします。なぜ、大きなガラス球ができなかったのか、自分なりに考えてみました。「オランダの涙」は、溶かしたガラスを水で急激に冷やすことによってできます。大きなものは割れてしまい、なかなか成功しないように思います。また、水の温度が高すぎたのではないでしょうか。[高1 男子]

・何回か失敗した後に1つだけ「オランダの涙」ができました。
 「オランダの涙」は、細くてきれいな糸みたいな部分と丸くなったガラス玉が合体したような形をしています。まさに「涙」の形でした。丸い部分をよく観察すると、虹のような色をしていて、きらきらしていて美しかったです。また、気泡のようなものもたくさんありました。この気泡のようなものは、気泡ではなくて真空になっていると聞き、驚きました。もう一度「オランダの涙」を作って、たくさん並べてみたいと思います。[中3 女子]

・「オランダの涙」を作る実験を行いました。ガラス棒を熱して冷やすだけなのに、なかなか成功しませんでした。また、ガスバーナーも、普通のガスバーナーと違って、大きなガスバーナーでした。出てくる炎も長くて迫力がありました。
 できた「オランダの涙」はとても小さかったです。しかし、その美しさに感動しました。今回の実験は、上級生と先生と助手さんが中心になって行いましたが、次回実験するときは、実験での注意事項がよくわかったので、みんなで「オランダの涙」を作ることができるといいと思います。[高1 女子]

・「オランダの涙」の実験をしましたが、私は準備と手伝いだけしかできませんでした。しかし、ハンドガスバーナーは、生まれて初めて実物を見ました。その迫力と火力にびっくりしましたが、理科部に入っていなかったら見学できないことなので、この経験は素晴らしいものだと思いました。[中1 男子]

・今日は時間と体力を使う実験でした。
 水を沸かすのに思った以上に時間がかかってしまいましたし、ふいごを足で押して空気をずっと送り込むのは、少々疲れました。足がつってしまった先輩もいたくらいです。しかし、その分、炎の勢いを間近で見られたのは自分たちの体力がこの炎の勢いになっていると考えると、感慨深いものがありました。
 ハンドガスバーナーでガラス棒を溶かすのですが、炎の勢いが強いので、普通のガスバーナーと違って、あっという間に溶けていきました。
 この勢いがあるから、溶けたガラスが水の中にすぐ落ちるのだと思いました。
 出来上がった「オランダの涙」は小さく、どれも迫力がなかったので、もう一度実験をしたいと思います。[中2 男子]

・溶けたガラスは赤く輝いていて、水の中に落ちる瞬間がとてもきれいでした。
 ただ、なかなかうまくいかず、何回も実験しました。
 少しコツらしいものが見えてきたので、次もやってみたいと思います。
  [中3 男子]

・ガラス棒を熱して、溶けたガラスを金属バケツの中の水に落とすのですが、水の中に落ちるのと同時に「パリン」という音を立てて割れてしまい、なかなかうまくいきませんでした。うまくいかない原因をみんなで考えて、次回の実験に活かしていきたいと思います。[高2 男子]

2.17 オランダの涙 その2

2012年02月18日 | 日記
2月17日(金)

 今日は、強化ガラスである「オランダの涙」を作ることになりました。

 
 本日の実験に使うものです。
 グリセリン、蒸留水、ふいご、ハンドガスバーナー、バケツ、ビニル袋(厚手のもの)、ゴムホースが準備されています。

 
 まずは水を温めます。
 およそ50度くらいにします。

 
 水の温度を測っています。

 
 高校生が実験書を確認し、部員全員に指示をします。

 
 金属製の洗面器がなかったので、バケツを利用します。
 グリセリン入りの水(約50度)をバケツの中に入れます。

 
 足で踏んでいるのが「ふいご」です。
 ふいご(鞴)とは、気密な空間の体積を変化させることによって空気の流れを生み出す器具です。空気を送ることによって、ガスバーナーの炎が強くなります。

 
 空気が確実に送られているか、確認しています。

 
 ハンドガスバーナーの火力です。
 普通のガスバーナーよりも強いのがわかります。

 
 全員保護眼鏡をして、実験開始です。

 
 ガラス棒にハンドガスバーナーの炎をあて始めたところです。

 
 徐々にガラス棒が溶けて来ます。

 
 ガラスが液体になってきました。

 
 この状態になると、そろそろ溶けたガラスが落ちそうになります。

 
 溶けたガラスが落ちました。
 うまくいくと、水の中でオランダの涙ができています。
 今回は失敗のようです。

 
 次に、ガラス棒を立てて実験をしてみました。
 小さいオランダの涙ができました。
 試しにかなづちでたたいてみましたが、びくともしませんでした。

 
 厚手のビニル袋の中に「オランダの涙」を入れて、尻尾のように細くなっている部分を折ってみました。

 
 すると粉々になってしまいました。

 
 粉々になった「オランダの涙」です。
 もはや原型はまったくありません。

 今回の実験は、ほぼ成功でした。
 しかし、「オランダの涙」はあまりにも小さなガラス玉にしかなりませんでしたし、成功したものは1つだけでした。
 次回は、もっと大きなガラス玉をたくさん作ってみたいと思います。
 
 
  

2.17 オランダの涙

2012年02月17日 | 日記
2月17日(金)

 今日は「オランダの涙」を作ろうと思います。
 「オランダの涙」とは、熱で溶かしたガラスを水中に落とし、急激に冷やすことでできる滴(しずく)状の強化ガラスのことです。急に冷やされて固まったガラスはとても強くて固く、ハンマーで叩いても割れません。しかし、涙のしっぽ部分をちょっとでも折るとガラス全体が粉々になるという性質があります。
 オランダ製のガラスで涙の形のガラス玉ができたのが由来だそうです。

【準備】
・ガラス棒 
・ガラスのコップ 
・ハンドガスバーナー 
・ペンチ
・透明なビニールの袋(厚めのものが良い)
・大きめの金属製ボウル(底が平らのものが便利)

【作り方】

1 ボウルの中にお湯を入れます.あんまり冷たい水よりは,50 ℃ くらいのお湯の方が成功確率が高くなります。
  水の中にグリセリンを入れた方がうまくいくとの記載もあります。

2 1の中に溶けたガラスを落とします。

3 運がよければ涙の形で固まってくれます。


2.17 ザリガニ

2012年02月17日 | 日記
2月17日(金)

 普段は、自分の隠れ家にしている石の近くしか動かないザリガニ。
 しかし、今日は水槽の中を「探検」するようにいろんな場所を動き回っていました。

 
 ザリガニの体色が石の色と同化するので、昨日よりも茶色に見えます。

 
 前にいる大きな魚がプレコです。プレコは、水槽のガラスや石の上にできたコケを食べています。いわゆる水槽の掃除屋さんです。プレコの前にあるエサはプレコなどの草食魚用の「プレコフード」です。ザリガニは、大きな魚の近くでも警戒することなく、エサを食べています。
 ザリガニは、もらったときよりも、ひとまわり大きくなりました。