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2.15 スライム作り その2

2012年02月16日 | 日記
2月15日(水)

 今日は楽しいスライム作りです。

 
 まずは一番時間がかかる四方酸ナトリウム水溶液を作らないと行けません。
 この薬品が四ホウ酸ナトリウムです。「ほうしゃ」ともいい、薬局で500グラムで1500円ぐらいで売っています。

 
 500mLビーカーに水と四ホウ酸ナトリウムとマグネットを入れて、自動的にかき混ぜています。
 このようにすると、マグネティックスターラーにかき混ぜてもらっている間に、その他の準備ができるのです。
 たまに水溶液を観察して、透明になっていると全て溶けたということなので、まだ飽和にはなっていません。四方酸ナトリウムを余分に加えます。

 
 この写真は、かき混ぜてから5分後の状態です。
 溶液が透明になっているので、四ホウ酸ナトリウムを加えて、さらにかき混ぜます。

 
 すると、このように濁ってきます。
 これを繰り返して、透明にならなくなったら飽和四ホウ酸ナトリウム水溶液です。

 
 合成のりです。PVA糊/ポリビニルアルコールと表示してあるものを買ってきます。
 今回は、以前スライムを作ったときの余りで実験することになりました。

 
 飽和四ホウ酸ナトリウム水溶液ができるまでの時間を利用して、水と合成のりを1:1の割合で混ぜておきます。
 どちらも、メスシリンダーで正確に測りとります。

 
 水と合成のりを混ぜています。

 
 四ホウ酸ナトリウム水溶液を入れたら、激しくかき混ぜます。

 
 とても良く伸びるスライムができました。
 大成功です。

 
 良く伸びますね。

 
 広げてみました。
 顔が隠れるほど広がりました。
 
 実験が終わったので、片づけをして感想を書いて、次の実験の話し合いをしました。
 次回は、「オランダの涙」という実験を行う予定です。
 

2.15 スライム作り

2012年02月16日 | 日記
2月15日(水)

 今日は、スライムを作ります。
 小学生でも作ることがありますが、全て自分たちで準備するには、少々大変です。

【準備】

 飽和四ホウ酸ナトリウム水溶液、純水、合成のり、100mLメスシリンダー、300mLビーカー、割りばし、
 ガラス棒、マグネット、マグネティックスターラー

【方法】

1 飽和四ホウ酸ナトリウム水溶液をつくる。

  ビーカーに水と四ホウ酸ナトリウムを入れて、溶け残りができるまでかき混ぜる。
  理科部ではマグネティックスターラーを使います。

2 水:合成のり:飽和四ホウ酸ナトリウム水溶液=1:1:1の割合で混ぜる。

 この方法で今回はスライムを作ることになりました。
 実は、飽和四ホウ酸ナトリウム水溶液を作るのに時間がかかります。
 理科部では、先輩が早めに実験室に来て準備をしてくれました。
 そうすることで、後輩である私たちも時間内に実験ができるのです。
 


2.15 グッピー

2012年02月16日 | 日記
2月15日(水)

 職員室の水槽の中にはグッピーとザリガニとプレコとシッドラムズホーン(巻き貝の一種)が飼育されています。
 グッピーは、一年中水温が20度前後に設定されているので、いつでも子供を産みます。

 
 これがグッピーの赤ちゃんです。
 動くので、少しピントが甘くなりました。
 
 
 水槽の中には、オオカナダモなどの水草がたくさん入れてあります。
 その中でグッピーは親も子供も一緒になって泳いでいます。
 グッピーの親は、自分の子供をエサと間違えて食べてしまうことがありますが、これだけ水草があると、グッピーの子供も隠れる場所がたくさんあるので、親に食べられることがありません。

 
 グッピーの子供たちが集まって泳いでいます。
 たくさん子供が生まれていて、見ていても飽きません。
 大きく育ててあげたいと思っています。
 
 

2.13 溶けるクギ その2

2012年02月16日 | 日記
2月13日(月)

 今日は、クギを使って「鉄がどのように溶けるか」を調べたいと思います。

 
 塩酸です。この溶液を基準とするために「対照標準」というラベルをつけます。

 
 上と同じ塩酸に塩化ナトリウムを入れて溶かした溶液です。3つとも同じ溶液です。

 次に4つのビーカーを15分間反応させます。

 
 15分後に、4つのビーカーから3ミリリットルずつ試験管の中に入れます。

 
 それぞれの試験管に、ピペットを使って水酸化ナトリウム水溶液を10滴加えます。

 次にそれぞれの試験管に過酸化水素水(オキシドール)を3滴加えます。
 
 
 すると、試験管の溶液の色がとても薄い黄緑色になります。
 ほとんど気づかないくらいの薄さです。

 
 それぞれの試験管にチオシアン酸カリウムを10滴加えます。
 すると、濃さは違いますが、どの試験管も赤く色が変化します。
 この試験管は、「対照標準」とした塩酸にクギを6本入れたものです。
 この試験管の赤い色が一番濃くなりました。

 
 塩酸に塩化ナトリウムを入れて溶かした溶液にクギを2本入れたものです。
 薄い赤色です。
 
 
 塩酸に塩化ナトリウムを入れて溶かした溶液にクギを3本入れたものです。
 クギを2本入れたものより、赤色が濃くなっています。

 
 塩酸に塩化ナトリウムを入れて溶かした溶液にクギを6本入れたものです。
 塩酸に塩化ナトリウムを入れたものの中では一番赤色が濃くなりました。
 このことから、鉄と塩酸がふれあう表面積が大きいほど、クギはよく溶けることが分かりました。

 ところが、予想と実験結果が逆でした。
 塩酸だけよりも塩化ナトリウムを入れた塩酸の方が鉄はよく溶けると考えていたのですが、実験では塩酸だけの方が鉄はよく溶けました。

 
 結果が納得できないので、何回も実験をしました。

 
 ピペットもビーカーごとに変えてやっていたのに、実験結果は何回やっても変わりません。

 考えられることは、買ってきたクギが純粋な鉄でなかったのではないかということです。
 実験中にかすかですが、硫黄のにおいがしました。
 クギがさびないように、クロムか何かが混ざっていたということも考えられるのではないでしょうか。

 次回実験を行う場合は、クギの成分がはっきり表示してある物を購入したいと思っています。
  



 

2.13 シクラメン

2012年02月16日 | 日記
2月13日(月)

 職員室のシクラメンの花が満開になりましたので、紹介します。

 
 「葉よけ」をしてからは、花芽が途中で枯れることもなく、たくさん伸び、このようにたくさんの花になりました。

  
 違う角度から撮った写真です。

 
 花の茎(花茎)の下の方を写してみました。
 葉が縁の方によっているのが分かります。
 このようにすると、たくさんの花が咲きます。