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1.16 電気パンその2

2012年02月02日 | 日記
1月16日(金)

 本日は電気パンを作ります。
 前回よりも工夫をしていろんな味にしてみようと思います。

 
 材料を混ぜているところです。

 
 それぞれの材料は電子天秤で正確に計量します。

 
 先輩がコードのつなぎ方をチェックしながら作業を続けます。

 
 この班はココア飲料を混ぜてみました。

 
 電気パンの素を容器の中に入れました。

 
 電流を流すと膨らんできます。この班は、抹茶オーレを入れました。

 
 出来上がった抹茶オーレの電気パンです。

 
 ココア飲料入りの電気パンも完成しました。

 
 容器である牛乳パックを破いて、みんなで食べました。
 

1.20 酸化還元反応を行って

2012年02月02日 | 日記
1月20日(金)

 青色の硫酸銅水溶液に亜鉛の粉末を入れて振ると透明になり、銅イオンがなくなるという実験の感想を紹介します。(一部抜粋)

・イオン化傾向を高1で習ったことを思い出しました。カリウム、カルシウム、ナトリウム・・・これで考えると、亜鉛の方が水に溶けやすく(イオンになりやすい)、銅の方が水に溶けにくい(イオンになりにくい=金属に戻りやすい)ことが分かります。
硫酸銅水溶液の中には銅イオンが含まれていて、その水溶液の中に銅よりも水に溶けやすい亜鉛が入り込んだために、亜鉛が溶けてイオンになり、金属に戻りやすい銅イオンが銅に戻ったと考えられます。
 授業では聞きましたが、実際に実験してみるとイオン化傾向を実感できるし、中学生でも色の変化がはっきりしたいるので見ていて楽しそうでした。また、他の物質でもやってみたいと思います。[高2 男子]

・青い色の硫酸銅水溶液に亜鉛の粉末を入れただけで、水溶液の色が茶色に変化しました。このことから硫酸銅水溶液の中で銅が発生したことが分かります。また、その溶液を振ると、温かくなったことから、この化学変化は発熱反応だということが分かります。混合溶液をろ過した後のろ液が透明になったため、銅イオンがなくなったことも分かります。
 亜鉛が酸化するのと同時に銅が還元していることが以上の実験で証明されました。
 このような簡単な操作で酸化還元反応が理解できるとは思いませんでした。 [高1 女子]

・今日行った酸化還元反応は、発熱反応でもあります。硫酸銅水溶液と亜鉛粉末を混ぜてろ過して透明な溶液になっているのを確認するまではできましたが、私たちの班は運悪く発熱しませんでした。硫酸銅水溶液の濃度が薄すぎたものと推定できます。次回同じ実験を行う場合は、硫酸銅の粉末をもう少し余分に入れたいと思います。[高2 男子]

・硫酸銅水溶液に亜鉛の粉末を入れたとき、水溶液が茶色になりました。試験管の中をよく観察してみると、茶色の銅が光に当たってキラキラしていました。還元した銅でも金属光沢があるのには驚きました。
 色がついている溶液がろ過すると透明になるのがとても興味深かったです。[中3 女子]

・とても簡単な操作でできる酸化還元反応の実験でした。1つ1つの反応から酸化還元反応がよく分かりました。ろ液は透明でしたが、ろ紙の上には反応できずに残った亜鉛と還元した銅が残っていました。それぞれの現象をよく観察することが大切だと感じました。[高1 男子]

・私の班は、酸化還元反応も成功したし、発熱反応もうまくいきました。
 失敗も成功の元と言いますが、やはり成功する楽しさは何倍以上も大きいです。
 また、何回もやってみたいと思いました。[中3 男子]

・授業で学習した内容を実際に実験すると理解が深まります。中学校の部員には少々難しくて、感想も温かかったとか透明になって驚いたとか、現象面でしかとらえられないと思いますが、いつか授業で酸化還元反応を行ったときに、この現象が本当の知識になると思います。理科部では、このような体験を大切にして活動していきたいと思っています。[高2 男子]

・準備の時間はかかりましたが、実験の操作は簡単で、あっという間に反応が終わりました。
 発熱反応と分かりましたが、携帯用のカイロよりも温かかったので、それほど温度が上がるとは思いませんでした。
 今度実験するときには、是非温度を測ってみたいと思います。[中2 女子]

1.23 燃えない紙コップの実験を行って

2012年02月02日 | 日記
1月23日(月)

 紙コップに水を入れて加熱しても、紙コップは燃えないということを確認する実験についての感想を紹介します。

・原理は、テレビでもやっていたので知っていました。しかし、実際に自分で実験をしたことはなかったので、テレビで見るのとは少し違う点も含めておもしろかったです。特に、テレビの成功例とは違って、紙コップの底の端の部分が焦げてしまったのも、実際に自分で実験してみないと分からなかったことだと思います。  [中1 男子]

・ものが燃えるということは、燃える物質があり、その物質が発火点まで温度が上昇することで初めて起こる現象だということが分かりました。実験後、水が周りの熱を吸収するとは聞きましたが、200ミリリットルくらいしか入っていない紙コップの水がガスバーナーの熱をほとんど吸収したと思うと、水の吸熱はすごいと思いました。[中1 男子]

・紙コップ自身はとても燃えやすい物体です。その紙コップが、水を入れただけで燃えなくなります。紙コップが火に耐えているように感じて愛着が沸き、思わず物体である紙コップを応援してしまいました。
 また、紙コップの中に入れた水は、最高で85℃まで上昇しました。カップ麺を作ることができる温度まで上昇したのです。これにはさすがに驚きました。[高2 男子]

・紙コップが燃えないよりも、私は50℃くらいから紙コップの中から水蒸気が出てきて、沸騰するような感じだったのが印象的でした。家庭でもできる実験なので、是非やってみたいと思います。[中3 男子]

・実験中は、紙コップに水を入れただけなのになぜ燃えないのか、不思議でした。60℃までは完全に紙コップは燃えずに耐えていました。 
 実験後に、みんなで考えてみました。いろんな意見が出たものの、結局内田先生に教えてもらいました。加熱した熱を紙コップの中の水が吸収したからだと分かりました。高1の理科総合の授業で比熱の話があり、水の比熱は大きいことを思い出しました。身近な現象が元で教科書が作られているのだと感心しました。[高1 女子]

・私は紙コップで本当にお湯が沸くのか半信半疑でした。実際にお湯が沸きました。それなのに紙コップは焦げたものの、燃えませんでした。原理も理解できて良かったと思います。[中2 女子]

・今回の実験では紙コップだけを使ってお湯を湧かす実験でした。紙コップは燃えることなくお湯を湧かすことに成功しました。この実験を通して水と紙コップの間でエネルギーの交換をしているのを実感しました。[高1 男子]

・水を沸騰させるのにはヤカンなどの金属製の容器を使うのが普通だと思ってました。金属のように熱伝導がしやすい物質で水を湧かす方が素早くお湯を沸かすことができるからです。しかし、紙コップでも85℃まで上がるとは知らなかったので、良い勉強になりました。[高2 男子]

・紙コップでお湯を湧かすなんてできるのだろうかと思っていました。何カ所かで実験したところ、ガスバーナーの火力や紙コップの設置の仕方(紙コップを水平に設置しないと、ガスバーナーの火に近い部分が焦げやすくなる)が微妙で、うまくいった班と焦げてしまい、水が少し漏れてしまった班がありました。成功した班と失敗した班を比べることで、次回実験するときは全員が成功するのではないかと思います。失敗は成功の元。 [高2 男子]

・今日は「紙コップ」でお湯を沸かしました。普通、紙コップが燃えてしまいそうなのに、「水が紙コップの熱を吸収すること」によって、燃えにくくなることが分かりました。
 理科部では、毎回いろんな不思議を解決していきます。
 部員のみなさんと一緒に楽しく貴重な経験ができることがとても幸せに感じます。
 検定の補習で1ヶ月間ほとんど部活に参加できなかったため、今日はその分とても楽しかったです。
    [高1 女子]