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学校にインコが・・・

2011年03月22日 | 日記
3月22日(火)

 午前10時頃、学校の正門の近くに白っぽくて紫がかった鳥のヒナがいたとの情報を得て、学校の近辺を2時間近く探しました。しかし、鳥のヒナは見つからなかったので、校務員の方に「もしも、鳥のヒナを見つけたら報告してください。」と言って帰ろうとしたら、「その鳥なら保護したよ」とのことでした。

 ひと安心でした。


 うわさのインコです。


 とても可愛いですよね。


 さっそく鳥かごを用意してもらいました。
 保護したときは、寒くてあまり動かなかったそうです。
 いまは、元気にエサを食べています。


 このように、手に乗ってきます。
 手乗りのインコが逃げてきたのでしょうか。
 とにかく、学校付近はカラスがたくさんいるので、襲われなくてよかったと思います。

 実は、理科部は毎年たくさんのトリを助けているのです。

ふかふかの冬芽

2011年03月22日 | 日記
3月22日(月)

 この3ヶ月間、学校付近のモクレンとコブシの観察を続けましたので報告します。

 これがコブシの冬芽です。冬芽の表面に毛が生えているのが特徴です。2月撮影

 これがモクレンの冬芽です。コブシの冬芽と同じように毛がたくさん生えています。
 この2つの冬芽はよく似ていますが、モクレンの方が大きな冬芽です。細かいところは言い出したらきりがありませんが、まずは大きさが違うと覚えておきましょう。
 では、それぞれの花芽の変化を紹介します。
 
1.コブシの開化まで


 3月1日に撮影しました。まだ、冬芽は膨らんでいません。

 3月10日撮影。まだまだ冬芽は膨らんでいません。

 3月18日撮影。少し冬芽が膨らんできました。

 3月19日撮影。冬芽の先から花が出てきています。

 3月20日撮影。かなり花が大きくなってきました。

 3月21日撮影。花の部分が紫色に変化してきました。

 3月22日撮影。花が咲きました。つぼみの頃は濃い紫色でしたが、花は薄いピンク色に見えます。

 3月22日撮影。ほとんどの冬芽から花が咲きました。

2.モクレンの開花まで


 3月18日撮影。まだ、冬芽は膨らんでいません。

 3月19日撮影。ほとんど変化は見られません。

 3月19日撮影。別の角度から撮影。

 3月20日撮影。冬芽の中からつぼみが見えます。

 3月22日撮影。このようにモクレンの花が咲きました。

3.モクレンとコブシの違い(今回の観察で分かったこと)

 写真を見ていて気づいたでしょうか。
 
 ○モクレンの特徴
  ・冬芽はコブシよりも大きい
  ・開化する時期は3月の後半(少しコブシよりも遅いような感じがします)
  ・花の大きさはコブシよりも大きく、花は大きく開くのではなく、チューリップを大きくしたような形であまり花弁を大きく広げない。

 ○コブシの特徴
  ・冬芽はモクレンよりも小さい。
  ・開化する時期は3月の後半(少しモクレンよりも早いような感じがします)
  ・花はモクレンよりもかなり小さく、花弁を大きく広げる。

3.調べてみて分かったこと

 ○コブシの名前の由来
  ・コブシの果実の形が小さい子どもが手を握った「こぶし」の形に似ているのが名前の由来とされています。
   今後観察して調べてみたいと思います。