暑い日が続き、「不要不急の外出」はしないようテレビから聞こえてきますが、その声に逆らう(?)ように裏山を歩いてきました。
いつもの駐車場のそばには「不要な入山を避けるとともに、、、、、」と言うような貼り紙が何年間も放置されています。
そのようなアナウンスなど無視した裏山歩きです。
今日の予定は椿尾根ルート⇒牛池⇒さくらの里⇒東亜の森⇒椿乗越⇒下山。
標高はかせぎたいけど、暑い時期でもあり、今後の天気予報を見ると3連チャンになるかも分からないので、疲れが残る山歩きはしたくないと思い、このようなコースにしました。
自重しながら歩いたのですが、本当のところは調子が上がらない感じでした。牛池に着いて立ち休憩。
風も無いので、日陰を探しての休憩でした。
牛池が波立つくらいの風があると有難いのですが、今日は昨日ほどの風はないようです。
牛池からさくらの里へのルートには倒木もありました。しかし、実害はありません。途中の展望地も木が茂ってきて窓ヶ山方面が見えなくなりました。それは仕方ないのですが、この先が藪こぎ状態になっていました。距離は短いのですが、藪の中に変なものがいてはいけないので、ここは大声をあげながら通過。
さくらの里の草も伸びてきました。これはこれで、ワイルド感があって好きなのですが、ちょうどこの時間は太陽が隠れてしまい、イメージした写真は撮れませんでした。
東亜の森への下り、陽が射してきて緑が輝いていました。タカ長にはハッとするような風景です。
ところで今日のタイトルです。「不要不急の裏山歩き」としましたが、本音を言うとタカ長には「不要不急」の山歩きなんてありません。
この時期になるとテレビから「不要不急の外出」は避けるように、と言うアナウンスがくどいくらい聞こえてきます。何かしら惰性で言われている感じです。また、上から目線で言われている感じで、タカ長には不愉快です。
でも、そもそも「不要不急の外出」って何でしょうか。酷暑の季節、用もないのに外出する人がいるのでしょうか?
少なくとも山屋にとって山を歩くことは「不要不急の外出」ではありません。
タカ長の下手な写真では表現できていませんが、森に陽が射すと杉や檜の森の中が緑に見えることがあります。あの感動を得ることは不要不急のことではありません。
それが不要不急と言うなら、今のテレビ番組など大半が「不要不急」の番組だと言い返します。
今日の記録です。調子が上がらなくて思った以上ののんびり歩きになりましたが、それでも標準ペースになっていました。
そのペースなど気にする必要は無いのですが、山歩きの回数だけは意識して、これからの暑い時期を乗り切るつもりです。
くどいようですが、山屋には「不要不急の外出」はありません。