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タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

一週間が過ぎて

2023-09-07 12:41:05 | 山歩きから
    

ブログにチョッと書きましたが、乗鞍岳から帰ったら留守電に近しい人の訃報が入っていました。ショック。

お通夜には行けませんでしたが、翌日の葬儀には出かけて、最後までつき合いました。

    

故人は8月20日に自転車で買い物に出かけたとき、軽自動車にはねられて意識不明の重体になりました。

それから9日間生きていましたが、タカ長たちが乗鞍岳に登った29日に他界。45歳。あまりにも早い死でした。

事故に遭って、意識不明の重体だと聞かされたら山には行けません。タカ長たちが登山を終えて帰るのを待っていてくれたのかなぁ、と女房殿と話したものです。

    

事故の状況は分からないのでコメントしませんが、交通事故は怖いですね。被害者も加害者も一瞬で人生が変わります。

今朝、眼科クリニックに行きましたが、車から見ると、ヘルメットを着用している人は1名だけでした。誰も、自分は事故に遭わないと思っているのでしょうが、人生一寸先は闇であることは心にとめておきたいですね。

    

乗鞍岳に登った日は朝から晴れ、午後には雲が出てきましたが、天気がくずれる心配はありませんでした。だからゆっくりと登ることが出来て、剣ヶ峰に立つことが出来ました。

この歳になって、夫婦二人で山頂に立てたことは私たちの小さな誇りです。

雲が出始めた午後の写真をならべます。

    

    

    

    

    

前日のこの時間にはひどい雨が降ったそうです。

山は天気、人生最後の3000メートル峰登山はおだやかに終わりました。

    

人生最初の3000メートル峰、奥穂高岳は終日姿を見せてくれませんでした。

バスで下りるときも注目していましたが、やはりダメでした。その日見たのは焼岳と岳沢の谷すじくらい。

もう一度見に行かないといけないのかなぁ???

故人のことを忘れることはありませんが、山でトウヤクリンドウを見ると、あの日のことがよりリアルに思い出すことになりそうです。

コメント
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