大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

大府自治区事務所にて

2012-01-06 22:42:07 | 地方自治
大府自治区事務所にて


 大府自治区事務所を訪問しました。
 自治区で所有する不動産の代表名義人のこと、区域編入を希望されている隣組さんがおありでその対応、自治区とコミュニティ・学区が異なること、新設小学校の影響、道路交通のこと、自主防災会のこと、地域活性化とこれからのこと、などなど2時間以上も聞かせていただき、私も知っている範囲の行政情報の提供、自分なりの地域可能性の見解などお話させていただきました。
 大府では、議員になるとイコール在住地域の自治区やコミュニティの顧問と位置づけられます。私は地域推薦で議員になってはいないし(いわゆる地元の議員さん、という方は在住地域に他におられます)、勤め人だった頃は家庭と仕事で手一杯で地域活動は何もできていなかったことから、議員になった途端に上座に招かれることに抵抗があったことや、地縁組織に縁遠いが故にフィルターをかけてきてしまった経緯があり、これまで在住地域の自治区・コミュニティとのお付き合いに一線を引いていました。しかし、それはマイフィルターで自ら視野を狭めていたのではないか、在住地域を敢えて遠ざけるのは逆に偏っているのではないか、ということに1期4年の終わりごろにようやく気づき始め、今年から舵を切り替えることにした第一歩としての訪問でもありました。
 お忙しい中時間を割いていただいた区長さん、長時間のためお茶を入れ替えてくれた事務員さん、ありがとうございました。かなりの共有ができました。
 写真は自治区の拡大白地図と、古地図と地層図の写しです。白地図に、かつて海だったところと沖積層を反映して着色してありました。震災時に地盤沈下や液状化の危険の高いところを示すことになります。海だったところは標高も低く、河川遡上による津波被害の可能性が残るエリアになります。「そこに住む人に、自分がどういうところに住んでいるかわかってもらうことが第一歩」と、この地図情報の提供に向けて動いておられるとのこと。図書館で調べればわかるといえばそうなんでしょうが、住民全員が個別に調べにいくことはありえません。かといって詳細な調査を市に要求するより、自分たちに必要な情報を自分たちで調べ整理して地域に提供していこうという、地域自治ならではの試みでもあります。

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