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記録日記~ステージ4からのがん治療~

父の癌発覚から治療に至る経過を綴っています。
2013年3月よりアービタックスによる治療を行っています。

抗ガン剤5日目。1クール目、明日で終了。

2008年10月03日 22時59分38秒 | 2 抗がん剤治療1クール目

明日の13時には抗ガン剤治療1クール目が終了します。

引き続き24時間 5FU投与。

相変わらず食欲はないみたい。

でも食べ物のリクエスト。
「ぶどう」

よしっっ!!

リクエスト=お見舞い可  ということ。

明日は4日ぶりのお見舞いに行ってきます。

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抗ガン剤3日目

2008年10月01日 23時42分11秒 | 2 抗がん剤治療1クール目

24時間~5FU

朝食~食べられず
昼食~半分以下
夕食~半分以下

吐き気~1,2回

体調は前日と同様とのこと。
よくもなく、悪くもなく。

抗ガン剤治療による副作用の説明を受け、
ある程度は覚悟していた父。

「今のところ、予想の範囲内」
とのコメント。

メールによるやりとりです。

基本はお見舞い禁止中。
でも、こうして知らせてくれるだけありがたい。

私からのメールは、体調うかがいに加えて、バナナ情報。

バナナの成分には、
TNF物質(腫瘍壊死因子)というのがあり、
単にがんの予防だけでなく、がんや腫瘍を抑える効用がある。
また、
白血球を活性化する作用があり、
白血球の減少を和らげる効用も期待される。

このような情報を父に流す。
毎日、「今日の体調はどう?」
だけじゃ、今の自分自身と向きあうばかりになるしね。

父の知らない、いい情報を伝えていきたい。

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抗ガン剤2日目

2008年09月30日 23時47分16秒 | 2 抗がん剤治療1クール目

24時間~5FU
その他吐き気止めや利尿剤等の点滴

朝食~眠気により食べられず
昼食~食べる
午後~吐き気をもよおす
夕食~みそ汁一口目で吐き気。一時中断。
    その後お粥8割ととみそ汁のみ食べる。
    (後で食欲、吐き気を看護師さんに聞かれる。「(吐き気)早いね。」と。
     そうか、早いんだ。)

副作用~吐き気 眠気 ぼーっとする 

とのこと。

その他、顔色が少し変わる。

差し入れリクエストの鮭フレークが昨夜でなくなったとメール。
味のないお粥を食べるのに、お粥にかけていたので、
塩分がないと余計食べられなくなるのでは?と気になる。

仕事が終わって、夕食目指して病院へ。
ギリギリセーフ。

でも、吐き気があったとのことで、
お試し程度に、ごはんを食べに行くことにした。
食堂へ。

食堂でテレビを見てると、
私の高校時代の部活仲間が地元ニュースで話してた。
店員さんとして。

彼女も(確か)昨年、癌で入院治療していた。
今は職場復帰している。

父も、高校時代、大会の応援に来てくれていたので、彼女を知っている。
「○○さんだ!」
と声に出した瞬間には画面が切り替わってたけど、
父と彼女の話をする。

職場復帰している彼女は私達には明るい存在。
まさかこんなタイミングで父とふたりで見るとは!!

きっと、意味ある偶然、いや必然です。

Dr..の回診で言われたそう。
「これからです。一緒にがんばりましょう。」と。

そうです。これからです。

一緒にがんばろう。

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抗ガン剤1日目

2008年09月29日 23時24分24秒 | 2 抗がん剤治療1クール目

10:00~11:00 ドセタキセル
11:00~12:00 シスプラチン
12:00~5日間 5FU

昨日病院で見た説明資料では、
確か、こんな流れだった気がする。

初日から様々な副作用が想定され、
父は看護師さんからその説明を聞いていましたが、
今日は、

・体調変化なし。
・シャワーに入る。
・夜にゼリーやヨーグルトを食べた。
・食事も食べている。

とのこと。

今日は仕事中も、父の治療や体調が気になって仕方がなかっただけに、
嬉しい報告。

どうか、副作用が少なく済みますように。

見守る立場としては、
ただそう願うばかり。

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明日から抗ガン剤開始

2008年09月28日 23時21分32秒 | 2 抗がん剤治療1クール目

明日から抗ガン剤治療が開始する。

抗ガン剤投与中はお見舞い禁止という父。
今日が最後のお見舞い。

父のリクエスト食品はこれまでに購入済みなので
今日は、治療開始を意識しての差し入れ。

治療が始まると、食欲も減退するでしょう。
その中でも、食べられそうなもので、かつ、
抗がん作用のあるものを買っていく。

・にんにく
・らっきょう
・バナナ

そして、ネットで調べた、抗がん作用がある食品一覧の表。

 

抗ガン剤治療の副作用にある、
腎臓へのダメージをカバーするため、
治療前日の今日は、多量の水分の点滴を受ける。
利尿作用を促す点滴も。

決まった時間に体重測定。
基本体重64.5kgに対し、
17時の体重、65.5kg
+1kgということで、さらに利尿作用の点滴を追加しに看護師さんが来る。

父曰く、
「もともとの体重は65kgくらい。基本体重というのを基準に今後の経過をみるのであれば、64.5kgというのはちょっと(いつもより)低いのではないか。」
とのこと。

点滴を追加しに来た看護師さんにその辺を尋ねてみる。

看護師さんの話では、
基本体重というのは、入院してからの体重測定と、
今朝の体重測定をすべて加味して、Dr.が決めた数値とのこと。

入院前と入院後の食生活は明らかに違うわけで、
なるほどと納得。
水分多量摂取による増減とは別の話だし、
水分は体重云々を気にせず積極的に摂った方がいい。
そんな話でした。

おそらく、
「利尿剤が必要なくらいなら、水分摂取を控えた方がいいのでは?」とか、
「基本体重が、普段より少ない数値なのに、もっと排尿しなくてはいけないものなのか。このままでいいのではないか?」
といった疑問を感じていたであろう父も納得。

気になることは、聞いてみるものですね。
余計な不安はない方がいい。

その後、早速利尿剤が効いてきてか
1時間のうちにトイレが2回。
いい感じ。

トイレの度に、おしっこの量を記録しなくてはいけないらしい。
父はそれを
「面倒だから、適当に書こうか。」とか、
「測らなくてもl大体わかる。」などど言ってみたりする。

そんな何気なくいう言葉に、安堵を覚える。

癌という事実を受けとめるのに精一杯だった頃は、
そんな言葉、言えなかっただろうから。

その他、
抗ガン剤の治療のタイムスケジュールや、
副作用の詳細の説明資料を見せてもらう。

私からは、来年の1月に予定していた、京都旅行の延期を提案する。
8月頃に、京都旅行の日づけまで決めていたのですが、
父も「その頃はまだ入院中だろう」と納得。
1年先の1月か、もしくは父が退職してるなら、
私の仕事の休みにあわせて、それより先の時期でも、と話す。

それに対し、
今年度いっぱいで仕事を辞めるつもりでいることを改めて父が話す。

先月の、癌とわかる前の、8月には、
68歳まで(あと2年半)働く見通しを持っていた父。
でも予定を早めて、今年度で退職しても、
65歳まで現役だったということは大きい。

なぜなら、
父の周りの同世代の知人や同僚は、
ほとんどがすでに定年退職している。
父は自分自身に言い聞かせるようにそういうけど、
言い聞かせるというレベルではなく、
本当に、事実として、
「働く」という人生を、すでに人以上にまっとうしているよ。
存分にまっとうしているよ。

退職後は、人材センターなどに登録して、
単発的にでも、何か仕事ができればいいと言う。

うんうん。賛成。

 

すでに何度か書きましたが、
抗ガン剤治療中は「お見舞い禁止」と言っていた父。

でも今日のお見舞いで、
新たな差し入れリクエストがでてきた。
と、いうことは!
治療中に病院に行ってもいいということ。
とても、嬉しい。

そんなこんなで、夕食の時間。
差し入れで持っていった、抗がん作用のある食品一覧と、その該当食品たち。
その表を見つめ、にんにく、らっきょうを夕食に食べてくれた。
ありがとう。

いよいよ明日から。
ふぁいと。
そんなメッセージを残して病院を去る。

~とうさん、ふぁいと~

 

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