ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

星影のワルツ

2010年09月03日 | 中国、海外のフルス事情

千昌夫は昔はこんなに若かったんですね。
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 最後の曲は「星影のワルツ」にした。中国では、日本の歌と言えばまず、「北国の春」である。多くの中国人が日本語で歌える。私は中国へ日本語を教えに行くことがあるが、そのときはこの曲を覚えさせる。歌詞ははじめは「白樺 青空 南風……… 」と、単語を並べてあるだけだから、初心者にも分かりやすい。日本に行って、人前で歌う機会があったら、この曲を1番を中国語で歌い、2番を日本語で、そして、3番をまた中国語で歌いなさい、そうすると3回拍手をもらえますよ、と言う。

「星影のワルツ」は「北国の春」と並ぶ千昌夫のヒット曲だ。お別れの時や、会の終了のときにみんなで歌うと締めくくりの雰囲気が出て大変いい。今回は事前に歌詞を配っておき、会場のみんなで歌ってもらった。もちろんフルスの演奏をしながらである。

この曲の伴奏は、東京支部長の珊さんに頼まれて作った。最初は、「フルスでは高いドの音があるこの曲はフルスには向かないよ。」と言って断っていたのだが、「何とかなるからどうしても。」ということだったので、伴奏曲を作ったのだ。

ところが、今では上白川フルス愛好会の十八番になっている。上白川フルス愛好会のほとんどのメンバーは高いドまで出るフルスを使っているので別に問題はない。