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経済と心の部屋

多田アソシエイツ 多田総合会計事務所

♪建デポプロ 「Ken Depot」 &「Proのための建材マート」

2011年09月27日 | 経済



トステムとINAXが統合したリクシルが始めた、新しい形の建材・住宅設備販売が波紋を呼んでいます。その一つが、大工や内装業者など建築のプロユーザー限定の建材ショップである「建デポプロ」です。プロであることを証明して会員登録をすると、材木や金物、電動工具、住設機器など建築現場に必要な資材を3万点直接買うことができるのです。もう一つはオンラインショップです。キッチンや洗面台、窓や網戸、太陽光発電まで千点を扱っています。メーカー責任施工付きの明朗金額です。リクシルの狙いは建材流通の効率化とリフォーム需要の囲い込みにあります。新築着工が減り続け、住宅・建築業界は効率化を迫られています。時代の流れに逆らうばかりで、自助努力をしない工務店や流通業者が見放される日が来るのも近いかもしれません。業界の常識を覆す新型販売が行われています。

♪SABON

2011年09月26日 | 経済



フランス発のロクシタンは愛用していますが、最近特にロクシタンなどの「ナチュラルコスメ」が人気を集めているなかで、イスラエル発のコスメブランド「サボン」が注目度を高めているようです。世界8カ国で90店舗以上を展開しています。サボンの店は、表参道・六本木ヒルズ・自由が丘・懐かしきルミネ横浜など、割合ハイカラな街にあります。高級感ともてなしの心に溢れ、シャンデリアとアンティーク調の家具を設置したラグジュアリー感も豊富です。死海のミネラルが詰まった石鹸やボディスクラブを中心に500種類以上。ボディスクラブで手を洗うとツルツルになり、アーモンドやラベンダーなどの天然オイルを配合しており、ほのかな香りが心地よいようです。ロクシタンよりも・・・。

♪考える力の喪失

2011年09月12日 | 経済



合理化や効率の追求は必要ですが、そのことばかりに熱中していると、人間はいつの間にか合理性や効率にのみ反応するロボットと同じようなものになりかねません。
それは、バーチャルな世界にばかり生きていると、リアリティ感覚を失いがちになるのに似ています。
ネットの普及で情報量は増えましたが、知的に豊かになったとは言いがたいと思います。溢れる情報に振り回されるばかりで、限られた情報から想像力を働かせ、連想を発展させる機会や時間はほとんど減っています。
現代人が「考える」ということから遠ざかりつつあるのです。
考えるとは、360度に発想し、360度に連想や空想を組み合わせていくことで、その過程に生まれるものが文化であり文明で、ビジネスもその一つだと考えます。
考える力が弱まると、情報や感情も不安定になり、行動も直線的になって、自己抑制がきかなくなり、いずれは人間社会そのものの土壌がやせ細っていくのです。


♪密度の濃い時間を使って、人の倍の人生を生きる。

2011年09月10日 | 経済



毎日の時間の使い方は千差万別です。1時間の仕事量は、同一人物でも違います。
それは、ダラダラやるか、キビキビやるかの違いによるものです。
つまり、ダラダラやっていると2時間かかる仕事でも、集中力を発揮すれば、1時間なり30分でできてしまうのです。
たとえ話をするなら、広島・東京間を移動するときに、各駅停車の電車に乗るか新幹線を利用するかによって結果が違うようなものです。
つまり、新幹線の2倍、3倍の時間を使っても、各駅停車の電車では東京に着くことができないのです(私が学生の頃は、西明石・姫路・大垣で乗り換えて20時間かけて各駅停車に乗っていましたが・・・。いまは可能なのか否か)。
スイスの神学者ビネは、「いちばん多忙な人間がいちばん多くの時間をもつ」といっています。
どうしてもやらなければならないことがある人は、いかにして時間の密度を濃くするかに意を用いていて、単位時間における処理能力が高く、結果として多くの時間をもっているように見えるのです。
時間がないのではなく、時間の密度を濃くする工夫に欠けているのです。

♪大幅値下げが期待できるのは“最後の一戸”

2011年09月05日 | 経済
多くのビジネスマンが、一生のうちで一番お金をかけるのは、マイホームを手に入れる時でしょう。そんな時の願いは、「いい物件をできるだけ安く」ということです。
そこで、以下は新築マンションの話ですが・・・。
「堂々完成!」と大書されたマンションのチラシや垂れ幕を見つけたら、それは交渉しだいで値切れる物件である可能性が高いのです。
その理由は、新築マンションは、「建物ができあがる前に全戸を売り切る『青田売り』が基本」となっていますので、「建物が完成してもまだチラシを配布しているということは、予想外に売れ行きが悪かった」ということにほかならないのです。
さらに、売主としては、早く、“最後の一戸”を売って、今度は次の物件を売ることに力を入れたいと考えます。そこで、一戸のために販売経費をかけ続けるより、値下げしてでも完売したいということになるのです。
常識的なことかもしれませんが、こういった小さな知恵を活用するかしないかで、人生はずいぶん変わっていくのです。