経済と心の部屋

多田アソシエイツ 多田総合会計事務所

石心鉄腸♪

2012年06月30日 | 日記



週末の土曜日もいつもと同じですが、かえって時間がない一日でした。午後3時から顧客が来所され、今後の事業展開など2時間45分お話しました。世の中の役に立つことを事業の基本にされていますので、かえって私の方が大きな刺激になります。終了後には心地良い充実感が残ります。とかく利潤だけを求める世の中の風潮ですが、志のある顧客に恵まれていると改めて感じます。世界の状況、変化など、どんなことにも動じない心、強い意志、堅固な精神・・・どんなことにも動じない心。石心鉄腸をもって信念を貫きたいものです。

自然体♪

2012年06月29日 | 日記



今日も慌しく過ごしました。人生、『ここ一番』という時、最も大切なことは、力みがないことです。いざという時、つい、肩に力が入り、思わぬミスを犯したり、言う必要のない言葉を口走って誤解を生むこともあります。余分な力を抜くのはやりがいのあることです。ピアノのレッスンなどでも、力を抜くことをよく指導されます。確かに、ゆったりと引いたピアノは、そこに透き通った響きを感じます。ところが、力を抜くには、抜く力を必要とします。では、〈力を抜く力〉はどのように体得することができるのでしょうか。自分で自分を支えることができないように、自然体でさわやかに生きることを心がけることがコツのようです。「~ねばならない」「~すべきだ」と自分の我を張ると、かえって自分にプレッシャーを与え、力みが生じます。その力みは、自分の傷つけることにもなりかねません。日々の何気ない一瞬一瞬を大切に、我力でではなく、自分をいつくしみ、大切にして生きる。そのように、普段から自然体で生きつつ、力を抜く術を身につけ、身軽に生きていきたいものです。やっと週末到来ですが、明日までは来客予定があります。

村雨☆After a Sudden Shower♪

2012年06月28日 | 日記









村雨の露もまだ干ぬまきの葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮

村雨が通り過ぎて真木の葉の上に軽く露が残り、その露もまだ乾ききらないうちに、その葉のあたりに霧がぼんやりと立ち上る。侘しい秋の夕暮れ時。・・・「村雨」はにわか雨、「まだひぬ」はまだ乾いていない、「まきの葉」は立派な杉やヒノキ、あるいはイヌマキ、コウヤマキの葉のことを意味します。しっとりと落ち着いた歌で、水墨画のような渋い世界を描き出しています。寂蓮法師は、僧俊海の子として生まれ、藤原俊成に養われます。しかし俊成に実子の定家が生まれたため出家しました。『新古今和歌集』の選者の一人でしたが完成を待たずに病没しました。人生の“にわか雨”は、いつ訪れるか分かりませんが、今日戴いた書のもうひとつは“凛”です。凛として生きていきたいものです。

意味のある人生♪

2012年06月27日 | 日記



今日は湿度が低く、しのぎやすい一日でした。日常では、ほとんど歩くこともないので、昼前に紙屋町まで徒歩で往復して所用を済ませてきました。適度に歩き外気に触れると、気持ちも落ち着きますので、ほどほどに体を動かすのが良いようです。オーストリアの精神医学者フランクルは、生活の意味を見出そうとする意志を喚起させる実存分析的精神療法を提唱しています。精神分析によってコンプレックスやトラウマに由来するとされている症例の中にも、実は生活の意味を見出すことができないような、欲求不満が原因であるものが多いと指摘しています。これを「実存的欲求不満」と呼ぶそうです。このような状態に陥った人は「いま頑張ればやがてよくなる、夢がかなう」などという時間的展望をなくし、日々を何の目的もなくその場しのぎに過ごし、自由と責任の重みからも逃れて、集団の中に埋没していく傾向が見られるようです。フランクルは人聞にとって重要なのは「自分の人生がどれほど意味あるものと思えるか否か」だといいます。そして、人間は本質的にはその意味を見いだそうとする意志に支配されているといっています。これは、フランクル自身がアウシュヴィッツ強制収容所に入れられた経験があり、そのときの体験をもとにして生まれた考え方です。人生には、時間が経ってからでないと理解ができない矛盾に満ちたことも多くありますが、人生には必ず意味があると思います。“今”の連続が人生を構成しますから、今を懸命に生きることが、意味のある人生につながっていきます。明日は朝から呉・江田島方面の顧客を訪問します。久しぶりにお会いできますので楽しみです。

志♪

2012年06月26日 | 日記



「青春とは、人生のある時期を言うのではなく、心の様相を言う」とサミュエル・ウルマンは言いましたが、若さとは年齢ではなく、私たちの心の持ち方一つであり、その心の姿勢が私たちの未来を決定します。若さとは、夢を描き、いつも前向きに生きることに尽きるようです。そして、志を持つこと。・・・志とは強力な理念があることです。たとえば、商売をする時、その考えを深めて、「お客様に喜んでいただく」という理念がより確かで強力です。お客様に喜んでいただいた結果が、真の利益です。理念が強力であればあるほど、努力の結果は自ずと豊かなものになります。志の強さは、「何のために」という目的の明快さに正比例します。志は、その目的に具体的な目標があり、短期、長期目標に伴う計画が必要です。そしてその実践こそ、志の骨格をなしていくものです。夕方には気になっていた中元の手配を終えました。諸々の雑事も順次こなしていかなければなりません。