経済と心の部屋

多田アソシエイツ 多田総合会計事務所

グレート♪

2014年12月31日 | 日記



会社には3種類の過程があります。バッド(ダメ)な会社からグッドな会社に。そしてグレートな会社に・・・。グレートな会社になるためには、会社の強みを伸ばすことももちろん大切ですが、良い会社ゆえに生じた社風や習慣などを否定し、打破してゆかなければならないことも少なくありません。グレートな会社の社風は「切磋琢磨」です。和気あいあい現状の社風を打破し、変えていかなければグレートな会社になることは難しいように感じます。「甘さ」と「優しさ」は違いますので、その場しのぎの「甘さ」は禁物です。人生では、そこそこ良い状態になると向上心を失い努力をやめてしまう人が残念ながら少なくありません。自己実現とは「なれる最高の自分になること」だと私は考えていますが、せっかく向上するチャンスがあるのにそれに向かって頑張らないと、そこそこの自分で終わってしまいます。「グッド」という、ある意味では恵まれた状態に甘んじることなく、その状況に感謝しつつ、その機会を利用して「グレート」になろうとすることが、個人でも企業でも大切なのだと思います。

認知心理学♪

2014年12月30日 | 日記



人聞の行動は、どのようにして起こるのか。物を認識したり、覚えたり、考えたりする機能が、今までの経験によって学習した結果、行動として結びつくのです。人間の知的活動を分析する「認知心理学」とは、物を認識したり、覚えたり、思い出したり、考えたりというさまざまな活動は、すべて認知心理学の領域とされます。認知心理学は、1950年代に登場した比較的新しい分野の心理学です。ここでいう認知とは「知覚、記憶、思考など、人間の頭の中で行なわれる心的機能の総称」と定義されています。簡単にいえば人が行なう知的活動のことです。認知心理学の特徴は、人間を複雑な情報処理システムと考えていることです。いわば人の心を、脳というコンピュータで作動しているソフトウェアと捉えているようなものです。そして人間の心の中で情報が伝達したり、記憶、処理されるプロセスを解明するとともに、その働きを目に見える形でモデル化することを目指しています。また、記憶の研究などと並んで、人が推論を働かせる過程の分析も認知心理学の重要なテーマのひとつとなっています。

understand♪

2014年12月29日 | 日記



理解することを、英語ではunderstand。どなたでもご承知のことばです。underは「下に」、standは「立つ」ですから、理解することは「下に立つ」という意味を含むことになります。これは人間関係の中で大変役に立つ概念です。相手を理解することは、相手の下に立つことなのです。よく「相手の身になって」「相手の立場になって」と言います。言葉では簡単なのですが、実践はなかなか難しいことかもしれません。しかし、さらにそこから一歩進んで、相手の下に立ち、尊敬の念を持って相手を見上げると、その人の素晴らしさが見えてきます。相手を尊敬できるようになると、相手にもそれは伝わりますから、よい人間関係が自然と生まれます。豊かな人間関係のカギはunderstandにあるような気がします。

柔軟性♪

2014年12月28日 | 日記



転職を繰り返す人、離婚再婚を繰り返す人、友人がすぐ変わる人、熱中したり飽きっぽい人は、こころの「しなやかさ」や「柔軟性」が欠けてしまっている場合が多くあります。このような状態は、「こころの老化」現象からうまれてきます。人生は、気づいた時から、いつでも再スタートすることができます。「こころの老化」現象を感じたら、努めて「こころの柔軟性」を高めるように努力する必要があります。そのヒントは、物ごとの見方や考え方の視点を変えることだと思います。自分とは考え方の違った人の意見を受け入れること、人を受け入れられるだけのゆとりを、こころにもつことです。ゆとりをもつためには、自分が楽しめる時間をもつようにすることです。ガーデニングであれ、絵画の鑑賞であれ、スポーツであれ自分が楽しむ時間を積極的につくることです。そうしていきますと、こころが柔らかくなり、物ごとに適応する柔軟性が身についてきます。併せて、自分の人生を楽しみながら、感謝していきることも大切だと思います。しなやかな、こころを養っていきたいものです。

無意識♪

2014年12月28日 | 日記



「認知心理学」とは、人聞の行動は、どのようにして起こるのか・・・人間の知的活動を分析する心理学です。例えば、駅のホームで誰かと話をしていている時、場内アナウンスや周りの人の話し声が多少大きくても、相手との会話に集中しているのであまり気にならないことがあります。このような場合に私たちは一種のフィルターを無意識に働かせて、関心のある情報以外はシャットアウトしているのです。こうした無意識のうちに行なわれる情報処理を「カクテルパーティ効果」と呼んでいます。ただし、本人が意識していない情報が、完全に遮断されているわけではありません。車の騒音が激しい道ばたでも、名前を呼ばれれば、大半の人は気づくはずです。つまり、私たちは意識していない情報でも、その内容が重要な情報かどうかを、無意識のうちに処理しているのです。