経済と心の部屋

多田アソシエイツ 多田総合会計事務所

“定められている競争”を、忍耐強く走り抜く♪

2011年12月31日 | 日記

























今年も今日で最後。と言っても、毎年のことですから、大晦日であっても特に意識したことがありません。毎日を“今日で最後”と思いながら、深夜に事務所を出ていますので、特にある日を限って、特別な日だと意識して感傷に浸ることはありません。年末年始に世の中の経済活動が止まるのであれば、買物にせよ大変かもしれませんが、日常生活での変化もありません。・・・・TVは見ないので、あの騒々しいNHKの国民番組に踊らされることもありません。今晩は少し早く帰って、年越しそばを食べて溜まった新聞を読むのが楽しみです。今朝は大野石油で車を洗ってもらって、待ち時間に中国新聞を読みました。活字が大きくて記事がほとんどないので、読む紙面もないのですが、広島地域の映画や地域の情報が多くあったので驚きました。地域の情報としては価値がありますが、全国記事は共同通信、海外は時事通信の配信記事ですから、購読料を払ってまでと考えると躊躇してしまいます。昔の東京新聞や河北新報の方が質が高かったように感じます。U君は7年前に共同通信の政治部長をしていました。虎ノ門にある通信社ですが、昭和50年代に「池中玄太80キロ」という番組で社屋がよく映っていたのを記憶しています。虎ノ門の共同通信も今では汐留に移転しています。私の頃の就職は、学内選考で決まりましたから、広島で就職する場合には中国新聞の記者か中国電力に入る予定でした。形だけの試験と面接なのですが、土橋の中国新聞に行きました。その時は“下駄”を履いて行ったと記憶しています。現代では狂気かもしれませんが、当時はそんな時代だったと思います。就職も優の数次第で、日本中どこでも希望する会社に入れました。そして、まだ下駄と学生服が残っていました。もっとも、下駄は駅の階段で不自由でしたから、西洋的な生活には向きません。現代では、お寺さん以外では、ほとんど世の中から消え去ってしまいました。懐かしき昭和の時代の話です。本日の午後は来客があり、1時から3時間お話をしました。来年に向けての布石がどうしても必要となります。その後、顧客を1件短時間で訪問して、6時には事務所に戻り、少し整理をして9時には事務所を出ます。

We must be determined to run the race that is ahead of us.
私の人生において、私だけに定められている競争を、忍耐強く走り抜くこと。
--------これが2012年を生きる、私の目標です♪

Ψ私たちの最高の遺産

2011年12月31日 | 日記


<梅> うめ ☆ 花言葉 ☆ 忠実、気品

私たちはどうしたら幸せになれるのでしょうか?「お金があれば・・・」と言うことは、昨今の経済の混乱でもお分かりのように、そうではないということを現代人は気がついています。「健康であれば・・・」ということも、長生きしたものの、孤独で寂しいという人に多く出会います。本当の幸せとは何なのか?どうしたら幸せになれるのか?現代の日本人に突きつけられた問いです。現代に生きる私たちがこの問いに答え、その答えを次の世代に引き継いでいきたいものです。ドイツの哲学者ショーペンハウアーは「幸せを教えてくれたら、あなたはすぐに幸せになれる」と言いました。幸せはなるものではなく、幸せだと気づくもののようです。今、すでに与えられているこの状況、この自分の中に恵みと幸せを数えて生きる。それが幸せになることができる確実な方法です。内村鑑三は、「われわれが50年の生命を託したこの美しい地球、この美しい国、このわれわれを育ててくれた山や河、われわれはこれに何も遺さずに死んでしまいたくない、何かこの世に記念物を遺して逝きたい、それならばわれわれは何をこの世に遺して逝こうか、金か、事業か、思想か、これらいずれも遺すに価値あるものである。しかし、これは何人にも遺すことのできるものではない、またこれは本当の最大の遺物ではない、それならば何人にも遺すことのできる本当の最大遺物はなんであるか、それは勇ましい高尚なる生涯である」---
後世に残したいもの。それはそんなに難しいことではありません。お金でもない。モノでもない。自分自身が勇気を持って、尊く、気高く、誇りを持ってこの人生を高尚に生きていくこと。単にそれだけです。そんな簡単なことが次の世代へ伝わっていく。人に優しくすること、親切にすること、一生懸命真面目に生きること。それは『われわれが生まれたときより世の中を少しなりともよくして』と願いながら、この世に“こころ”を遺して去って逝くことに繋がります。
私たちの高尚な生き方そのものが、次の世代にわたしたちが残す最高の遺産なのです。

静謐peace and calm☆の中で年末を過ごす♪

2011年12月30日 | 日記


















今年もあと2日になりました。午前中は、郵便局会社で相続代理人手続き。午後1時から相続のご相談に来所され3時間話しました。終わった後、今度はゆうちょ銀行に代理人の手続きに行きました。その間も顧客から年末の挨拶があり、お茶を出したり普段慣れぬことをしました。いつものお茶出しのありがたみを深く感じました。夕方7時には本日の仕事を完了。明日も午後から来所予定があります。全くいつもと変わらぬ日常ですが、深夜の忘年会帰りのタクシーが減ってきたのと、街なかも人が少なくなったような感じがします。大変静かで、寒気も強いので、静寂そのものの世界になっています。このような静かな環境にあって、心も落ち着きます。日常の喧騒のなかでは気づかなかったことや、人や物ごとの本質が見えてきます。今年判断すべきことで、方向を誤っていないかと自問していますが、いずれも先を考えれば正しい判断であったと自分では思っています。その時には周囲の人が思いを馳せないことも、経験なのか勘が鋭いのか、結局は当初感じたとおりになります。結果だけでいえば、当たることが多いので、判断については意見を聞かれることが多くあります。かつて、社会の中心的な関心事は「モノ」の豊かさの追求でした。しかし、その目標が達成されるにつれて、新たに富を「得る利益」よりも、今の豊かさを「失うリスク」に、人々は注目するようになりました。一方で、環境問題に代表されるように、科学技術の発展は幸福ばかりではなく、時には大きなリスクをもたらすことも明らかになってきました。これからの時代には、リスクや便益、コストの見積もりに基づいた、より合理的な資源配分の仕組みが厳しく求められるのだろうと思います。消費税法案の素案策定に向けて、民主党は昨夜、14年4月に8%、15年10月に10%まで、2段階で税率を引き上げる案を了承しました。また、消費税増税に伴う低所得者対策と同時に高所得層への所得税の課税を強化する方針も示しました。顧客は富裕層が多いのですが、証券優遇税制の廃止や相続税の増税のこともあり、年明けから顧客の心配事が増えそうです。今日は少し早めに事務所を出て10時には帰宅します。昨晩はタラバガニでした・・・。TVを見ないので、あの騒がしさから開放され、家族全員揃って、落ち着いた静かな年末を過ごしています。

-------Love never ends.☆

Ψ“センス・オブ・ワンダー” ☆レイチェル・カーソン

2011年12月30日 | 日々の糧 Bread for the Journey


おくら ☆ 花言葉 ☆ 予想外の喜び

人間を超えた存在を意識し、おそれ、驚嘆する感性をはぐぐみ強めていくことは、どのような意義があるのでしょうか。自然界を探検することは、貴重な子ども時代をすごす愉快で楽しい方法のひとつにすぎないのでしょうか。それとも、もっと深いなにかがあるのでしょうか。
わたしはそのなかに、永続的で意義深いなにかがあると信じています。地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通じる小道を見つけだすことができると信じます。
地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることができでしょう。
鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美と神秘がかくされています。自然がくりかえすリフレイン----夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさ----のなかには、かぎりなくわたしたちをいやしてくれるなにかがあるのです。

個人商店からの脱却を目指す♪

2011年12月29日 | 日記

















今年もあと3日になりました。事務所自体は今日から休みです。しかし、民間企業はまだ活動していますので、私はいつもどおりの日常です。午後1時半から相続関係でご来所され、実に4時間お話をさせていただきました。年末なので時間に追われていませんから、ゆったりした気持ちになり、つい話が弾んでしまいました。税額の算出よりも、それ以外の話の方が遥かに多いのが相続関係の特徴です。様々なお話を伺える機会は私にとりましても、大変勉強になる貴重な時間です。夕方6時半には顧客の社長が来所され年末の挨拶。一応今年の行事を終了しました。その後も、電話で年末の挨拶を受け、夜8時には完全に終了の雰囲気になりました。非公式ですが事務所は年中無休にしています。開業後5年半全く変わらない生活を続けています。全く基盤がないところから今があることに対しては奇跡としか思えません。生存の道は、人生を謙虚に生きていくことしかないと思っていますので、手を抜かず懸命に生きています。公務員や大手企業ではありませんから、通常の人と同じ生活を始めた段階で消滅するものと考えています。多田という個人商店の宿命です。現実には多くの顧客に支えられ、今があることを感謝しています。報酬や贈答を含めて、全てのものは顧客から与えられるものです。公務員給与を断って、収入ゼロからスタートしましたので、理論的には生きていけるはずがありませんが、全てがいつも十分に満たされてきました。各顧客の気持ちを何よりもありがたく感じることや、感動が数多くありました。5年半前には、知るすべもない、顧客の方々となぜか出会って、今がある不思議を感じます。人間関係を短期間で急速に築きましたので、顧客との別れをいつかは経験するようになります。職員の変遷では第5世代になります。職員数が100人になる日はまだまだ先になりそうです。他事務所の吸収時期に入り、M&Aは時に話があるのですが、私の個性を知って頓挫してしまいます。平凡な人生を望んでいる人には過酷なのかもしれません。私の個性で成り立っているだけの個人商店なのだとつくづく感じますが、妥協や迎合する気は全くありません。
私の考えに同調する人と一緒に創り上げる世界が雄大なものになるように、新しい年も頑張ってまいります。 ☆ Love never fails.
明日も別件の相続で午後は面談。大晦日も来所予定が入っています。来年こそは、年末を雪の東北で過ごしたいと思います。