経済と心の部屋

多田アソシエイツ 多田総合会計事務所

無意識♪

2012年03月31日 | 日記






修理が完了しました。埋め込む中敷きは4種類あります。姉に感謝!

精神分析学の創始者フロイトは、人間の心には「無意識」があることを発見しました。人間の意識は、「意識」「前意識」「無意識」の三層からなっていると考えられ、意識とは文字どおり自分自身の意志で考えたり行動したりする部分です。前意識とは、単に忘れてしまっている部分で、簡単に意識化できる部分です。無意識は、日常生活の中では言い間違いや聞き間違いなどの失錯行為や、夢になって現れるとしています。とくに失錯行為は、自分の欲求や希望を妨害されたり、無意識的に抑圧してしまうことによる、妥協の産物と考えられているのです。また、無意識的な願望などを夢に見るのは、睡眠中は自我の意識が弱まり、抑圧されている考えや願望が浮かび上がりやすくなるからだと唱えています。私は短眠ですが、夢はよく見ます。毎日日記を記していますので、その日の夢は夕方まで覚えておいて記録しています。その日、その時の深層心理を見事に表現していると、我ながら感心することが多くあります。途中で線路の切れたジェットコースターや地中で身動きができないピラミッドの中にいる夢などを開業前には度々見ていましたが、開業後は楽しい夢ばかりに変わったように感じます。人生を主体的に生きていますので、抑圧などとは無縁になったのかもしれません。フロイトには精神分析医としての他にも、感心すべき点があります。癌の苦痛に30年鎮痛剤を全く使わずに最後まで耐え抜いたフロイトは、人の痛みを感じ取ることのできた人であったようです。自分自身が苦しんでいるからこそ、苦しみの中にいる人を理解することができる。私たちの人生には、予期せぬ苦しみに遭遇する場面があります。時にはなぜそれが、自分の人生に起こらなければならなかったのか、分からないことも多々あります。しかし、ひとつだけ言えることは、苦しみにあった人は、苦しみのただ中にいる他者を理解することができるということです。そのために苦しみがあるのかもしれません・・・。

タイプ論♪

2012年03月30日 | 日記











豊かに生きる秘訣は、日々遭遇する様々な出来事をどう受け止めるかにかかっています。問題が起こると、つい誰かのせいにしたくなるものですが、スイスの心理学者でタイプ論の創始者、ユングの次の言葉をじっくり考えてみたいものです。「その人の過ちが90%であり、あなたの過ちが10%であるにしても、あなたはその90%のことを考えることからは、何も得ることはありません。あなたはそのことをどうすることもできないからです。しかし、あなた自身の10%からはとても大事なこと学ぶことができるでしょう」。能力のある人、可能性に満ちた人ほど、人や状況を変えようとエネルギーを費やします。大切なことは、相手や状況を、むしろ変えようとしないことかもしれません。自分自身を変える方が賢明な生き方のようにも感じます。相手に仕事を頼み、「なぜできないのか」と責めるのではなく、どうしたら相手がスムーズにできるかと考え、できるように頼むことも必要なのでしょう。そのような努力については、自戒を込めて感じることもあります。外向的性格とか内向的性格とか、よく表現されます。明るい人や社交的な人は「外向的」、少し内気な人や暗い感じの人は「内向的」といった具合に、内向や外向を性格心理学に持ち込んだのは、『タイプ論』が初めてだと思います。しかし、ユングが言っている内向・外向という意味合いは、世間で流布しているイメージとは少し違っています。・・・単に内気そうに見える人でも、いつも他人の顔色や反応をうかがっていて、周りの人の評判を気にしているような人はむしろ外向的です。内向的な人は「内気」が自然な状態のうえ、他の人のことを気にしていないので、その結果自分の内面のほうに関心が行ってしまいますから、内気」な雰囲気になってしまうだけのようです。今日は3ヶ月遅れの忘年会♪・・・まもなく午後6時には全員事務所を出ます。

青い熊♪

2012年03月29日 | 日記


静岡のメロン☆


高知の文旦☆

年度末も近くなり、春の陽気のなかですが、事務所で慌しくしています。昼前には、歩いて福屋方面に昼食の弁当を買いに行きました。久しぶりの徒歩でした。往復25分でしたが、爽やかな風を受けながら歩き、大変気持ちのよい時間を過ごしました。途中のお寺の掲示板に、「あせるな・おこるな・いばるな・くさるな・まけるな」と記されていました。・・・よく見ると、私の好きな折句でした。あ・お・い・く・ま ☆ → 青い熊
昼食は、若手女子職員と新卒者の座談会を行い4人で共にしました。1時間半の面接となりました。ご縁が始まるのか否か?誰にも分かりませんが、“出逢いの中に寶あり”は私の人生感ですので、いずれにしても、若い感性の人とよき時間をもたせていただきました。年度末ですから、ご栄転で他県への転勤挨拶に来所されたり、まさにこの時期特有の行事があります。出逢いと別れの季節・・・。最後は医師が来所されて2時間面談。お互いの仕事と使命を大切にしましょう!などとお話をして、終わると7時。相変わらず多忙の毎日です。明日は3ヶ月遅れの忘年会です!

春♪

2012年03月28日 | 日記




毎日、戴くことばかり☆

すっかり春の陽気になりました。午前中は、懸案の相続税申告で税務署に行ってきました。10ヶ月が経つのは早く、時間の限り細部まで検討して、申告期限の3日前に提出するようにしています。相続税につきましては、これから夏にかけて順次作成して提出する予定です。1月決算の法人申告は概ね終了し、あと1件で完了です。夕方には財団の専務が、公益財団に移行の件で来所。4月1日は日曜日ですが、期初日ですので日本では特別な日となります。明日は顧客の縁故で、新卒者の面接。会計人らしくない、若き情熱に溢れた男性は希望するところなのですが・・・果たして・・。明後日は、鉄板焼店で3ヶ月遅れの忘年会です。人気の店ですので無理を言って予約をお願いしました。今週は日曜日も来客予定が入っていますが、そろそろ時間的な余裕を作って、姉弟と墓参りをしたいと思います。花見の日程も・・・4月に入ってもやはり忙しくなりそうです。

月と六ペンス♪

2012年03月27日 | 日記







3月も残り少なくなってきました。外は晴れですが、終日事務所にいますので、陽に当たることすら稀な生活です。顧客の方から沈丁花をいただきました。特徴は何といっても、上品な甘い香りを放つ花であることです。姿を見るより先に、その芳香で存在が分かります。中国原産で日本へ入ったのは室町時代といわれています。中国名は瑞香です。「沈丁花」は日本でつけられた名前で、沈香と丁字の香りを併せ持つ花というところからきています。芳香が遠くに及ぶことは、秋の金木犀と双璧です。母が亡くなったのは金木犀の香る10月ですから、金木犀の香りで切ない気持ちになります。そして、カサブランカによって、悲しみはずいぶん慰められました。事務所を出ると、西の空に上弦の月を金星と木星が挟んでいました。美しい光景にも癒されます。脈略はありませんが、30年前に読んだ、モームの「月と六ペンス」を想い出しました。
・・・題名の「月」は夢を、「六ペンス」は現実を意味するとされます。まさに、今の私のような・・・夢と現実の中に挟まれた状況です。今日の夜空は配置が昨日とは変わっているようです。帰宅時間が楽しみです。4月からは、私も生活の方角を1度だけ変えてみたいと思います。