経済と心の部屋

多田アソシエイツ 多田総合会計事務所

言わなくてもわかる人♪

2013年07月31日 | 日記



人には3種類あります。(1)言わなくてもわかる人(2)言えばすぐわかる人(3)言ってもなかなかわからない人の3種類です。まわりの人を見ても、必ず、このどれかに当てはまることでしょう。家族やまわりの人に「言わなくてもわかる人」になってもらいたいならば、それを実現する最短距離は、自分自身が、そのような生き方をすることです。そのためには、いつも、、物事を考える癖をつけることが必要です。ただボーッと出来事を見るのではなく、「なぜそうなのか?」「さらに良くするためにはどうしたらいいだろう?」ことある毎に考える。そのように考える癖・習慣が、人を「言わなくてもわかる人」に成長させます。「一を聞いて十を知る」という諺がありますが、そのような人というのは、まさにこの考える癖・習慣がついている人に他なりません。日々遭遇する出来事が困難であればあるほど、「なぜこうなのか?」「さらにどうしたらいいだろう?」と考え抜くことです。この習慣は、人を確実に成長させます。人生には同じような問題がよく起こるものです。日頃考え抜いている人は、その問題が起こった瞬間に、「どうしたらいいか」を負荷なく考え対応します。「言わなくても分かる人」を目指したいものです。

生きる意欲♪

2013年07月30日 | 日記



戦後の日本に繁栄をもたらした原動力のひとつは、貧しさからの脱却、欠乏感を埋めることにあったように思います。実際、日本人はそれを成し遂げ、現代日本は、世界の人から脅威の目で見られるほど繁栄した国になりました。しかし、欠乏感から生まれる意欲は、それがある程度満たされると、それ以上に進もうとしなくなる傾向があります。また一方で「欠乏を満たす」ということを一旦学習してしまうと、満たせば満たすほど今度は失うことへの恐れを持つことにもなります。さらに欠乏感を満たす世界は、比較の世界に直結し、ねたみ、そねみを生み出すことにもつながります。このように欠乏感から生まれる意欲だけでは、真の豊かさを生きるうえでは限界があると言わざるを得ません。欠乏感から来る意欲は、無いものを探してそれを満足させる世界ですが、感謝から生み出される意欲は、今あるものを探し出して、喜ぶ生き方です。・・・与えられている恵みの数を数え、感謝して生きる生活のなかで、今までとは異質な意欲が湧き出してくるように感じます。

双眼鏡♪

2013年07月29日 | 日記



“好調な時は、慎重に。不調な時は、少し大胆に”。私たちは、実は双眼鏡で物事を見ているのかもしれません。ご存知のように双眼鏡は、遠く小さく見えるものを、近くに大きく見るものです。しかし双眼鏡を逆にしてみると、目の前のものが、遠くに小さく見えます。同じように、調子がよい時は、私たちはつい自分の力を過大評価し、目の前の問題を過小評価してしまうことがあります。そのズレが、思わぬ落とし穴になったりすることがあります。逆に不調の時は、私たちは自分の力を過小評価し、目の前の問題を過大評価してしまいやすいものです。その結果、ちょっと勇気を出せば、簡単に解決できる問題に対してもなかな行動が起こせなくなります。だからこそ、“「好調な時は、慎重に。不調な時は、少し大胆に”行動すべきです。その結果、正しく物事を把握でき、自分の実力にあった対応をしている自分に気づいていきます。いつまでも、永遠に忙しさが続きますが、これも生きている証なのだと思うようにしています

連鎖する感動♪

2013年07月28日 | 日記



人生で最も大切なものは「感動」だと思います。感動を作り出す人がいて、感動を分かち与える人がいる。感動は連鎖します。それには、自分自身が感動して人生を生きることが何より肝要です。自分自身が感動していると、その感動から遠い距離にる人も、やがて感動の磁場に引き寄せられて、感動を共に分かち合うことができます。感動には人を引き寄せる力があります。ちょうど、右手と左手を打って音を出す時に、その音がどちらから出るというのでもなく、両手から生じるように、感動は、様々な人間関係の中で生み出すことのできる天来の贈り物です。そのための究極の鍵は、何事も感謝して受け止めることです。これが「感動」という良い音の出る秘密です。小さな事に感謝できる自分に感動し、その姿に誰かが感動する。その感動の連鎖こそが、本当の意味で人生で最も大切なもののように感じています。

リジョイス♪

2013年07月27日 | 日記



世の中の仕事は様々です。“スマイリスト“という変わった仕事があります。日本産業分類に基づく職業の数々を思い浮かべました。いつも笑っている人ということではなく、会社やデパートなどの受付や営業の仕事をしている人たちに、スマイルの仕方をトレーニングする専門家のことです。「作り笑い」という言葉もありまので、スマイルも作れるという発想です。しかし、スマイルは作れても「喜び」を作ることはできません。なぜなら、「喜び」というのは喜んでいるか、いないかは、本人だけが知っている、内面的な感情だからです。「喜びなさい」と言われても、喜べる心の状態でなければ、それは無理なことなのだろうと思います。この「喜びなさい」という言葉は、英語では「Rejoice」(リジョイス)といいます。喜びながら仕事ができる幸いをいつも感じています。