経済と心の部屋

多田アソシエイツ 多田総合会計事務所

“青森ひば”と“水仙”の香り♪

2011年11月30日 | 日記


























11月末にしては暖かい日が続いています。最近のわが家には、「青森ひば」が急速に増えています。どこを見ても「青森ひば」製品のような雰囲気と香りです。「青森ひば」は日本固有の樹種で、その約8割が青森県内に集中しています。長野県・木曽ヒノキ、秋田県・秋田スギと共に日本三大美林の一つである「青森ひば」は、ヒノキ科アスナロ属の針葉樹で、日本固有の樹種として、その約8割が青森県内(主に下北半島・津軽半島)に集中しているのです。「青森ひば」は他の木の3倍の時間をかけてじっくり育ちます。雪の多い地方でなければ育たないと言われます「青森ひば」は、北の厳しい風雪に耐えながらゆっくり年輪を重ねます。長い年月をかけてじっくりと成長した「青森ひば」だからこそ、緻密で狂いが少なく、木目も細やかで美しい木材になるようです。「青森ひば」が直径70センチになるまでには、300年かかると言われます。これは杉が同じ太さになるまでの3倍の歳月となります。「青森ひば」は、その長い歳月で培った強固で細やかな木目により、木の大敵である水にも強く、腐りにくい性質を持っています。そして、「青森ひば」は木の中に精油を持っていて、大変よい香りがします。このひば精油の中には40種類あまりの成分があり、非常に強力な抗菌作用があります。中尊寺の金色堂(岩手県)、掛川城(静岡県)、出雲大社(島根県)等、古来より神社仏閣等の重要文化財に使用されているのです。風呂、まな板、そして私の枕からも心安らぐ芳香が漂ってきます。本当によい香りです。そして、この時期からの、水仙の香りにも強くひきつけられます。シャネルの5番は幻の黒水仙の香りだそうです。シャネルの5番以外でも水仙の香りは香水に使われているようです。清涼感があり、チョコレートビスケットの香りがする水仙。水仙や梅の香りに、人間としての原風景があるような気がいつもしてします。 午後の税理士対象の相談に行っていますと、水仙が生けてありました。思わず顔を近づけ、香りに幸福感を感じました。明日から21歳の職業体験者が来ます。わが会計分野は、お金と心が集まる重要な場所です。そして、あらゆる職業の中でも、誇りをもって活躍できる場所でもあります。よき経験を積んでもらいたいものです。あと3時間で12月!繁忙期を一丸となって乗り切ってまいります♪。

あなたがたは、現にそうしているように、励まし合い、お互いの向上に心がけなさい。
Encourage one another and build up each other.

Ψ中村哲「アフガニスタンの診療所から」

2011年11月30日 | 日々の糧 Bread for the Journey


<立金花>りゅうきんか ☆ 花言葉 ☆ あなたに会える幸せ

今や全世界で、皆がおそれながらも口に出しにくい事実は、我々が何かの終局に向かって確実に驀進(ばくしん)しているということである。我々の未来を考えるのは幾分恐ろしい。過去10年にわたって我々の眼前にくりひろげられた出来事からいえることは、中世はおろか、古代から人間の精神構造は、複雑になっただけでそれほど進歩してはおらず、技術の水準だけ野蛮でありつづけたということである。私はアジア的な封建性や野蛮を肯定しているのではない。たとえ文明の殻をかぶっていても、人類が有史以来保持してきた野蛮さそのもの、戦争そのものが断罪されねばならないと思うのである。
 我々の敵は自分の中にある。我々が当然とする近代的な生活そのものの中にある。ソ連が消滅し、米国の繁栄にかげりが見えはじめた今、我々をおびやかすものが何であるのか、何を守り、何を守らなくてよいのか、静かに見透かす努力をする時かも知れない。


ゆりかごから墓場まで(from the cradle to the grave)♪

2011年11月29日 | 日記





















11月も明日で終了です。顧客からの電話も多い毎日ですが、担当レベルでは、年末調整の佳境に入っていますので、皆が目の色を変えて頑張っています。顧客との接触記録は、開業以降克明に残していますが、今後は形式を変えて「顧客カルテ」として新たな機能を付加したものへの変更を計画しています。担当者だけの顧客管理ではなく、全員が参画していく方向に変えることにしました。これは顧客第一主義を徹底するための改善です。全てのことは未完成と自覚して、日々完成に向かって変化する事務所でありたいものです。午後は顧客を訪問。八丁掘交差点からすぐですから、ちょうど散歩も兼ねることができます。老舗の伝統を顧客と守っていくことも、会計事務所の重要な責務としての仕事です。事務所に戻ると5時半。不在時の対応を済ませて、今晩は早めの10時を目途に岐路につきます。学生時代は、社会保障制度に感心がありました。手本とすべき、イギリスの社会保障制度は、1603年の貧民法で、労働組合の母体となる労働者階級の互助組織である友愛組合ができ、1911年には国民健康保険法、失業保健法が作られました。べヴァリッジ・リポートで、イギリス国家再建を阻む五つの巨悪として・窮乏、貧困・疾病・無知・失業・狭い住居を挙げています。「ゆりかごから墓場まで(from the cradle to the grave)」で表現されますように、人が生まれてから亡くなるまでの一生涯の生活を支援する制度として、社会保障制度の充実を訴えています。日本では、国民皆保険制度が今年50周年を迎えます。誰もが、いつでも、平等に医療を受けられる----この大きな安心の礎となってきたのが、国民皆保険制度です。自らが働き、生活を支え、健康増進に努める「自助」。国民が相互に助けあう「共助」。そして、国による「公助」。この3つの制度で、国民皆保険制度は半世紀にわたって維持されてきました。しかし、高齢化の進展に伴って財政支援の負担額が増大し、健保組合の9割が赤字を計上するなど、現役世代の負担はすでに限界に達しています。増え続けていく医療費を国民全体でいかに支えていくのか。必要なのは「自助」「共助」「公助」による負担のバランスを見つめ直し、維持可能な高齢者医療制度につくりかえることだと思います。次の半世紀も---子どもや孫の世代の健康を支えていくために!。
長女が週末に帰省することになりましたので、今から楽しみです。・・・日曜日は面談予定を入れていましたので仕方がありませんが、広島滞在時間は18時間の予定です♪。

----愛は決して滅びない。-----
Love never ends.

Ψ “草木が語る” 星野富弘

2011年11月29日 | 日々の糧 Bread for the Journey


パフィオペディルム ☆ 花言葉 ☆ 責任感の強い人

それにしても私が自分の本を出せるなんて不思議でなりません。
絵とも文章とも関係のない道を歩いていた私が・・・・・、まして筆も握れないからだになってしまったのに、絵や文字を書いているのですから。
でもやっぱりそれも筆が握れなくなったおかげだと考えざるをえません。
それまで私は、文字が書け絵が描けるいうことはあまりにも当然すぎて、そのすばらしさに気がつかなかったのです。当然のことが当然ではなくなった時、でもそのことによって文字のすばらしさ、それを綴れることの喜び、そして絵が描けることのすばらしさを教えられました。
草木、人の愛、神のみわざ、気がついてみたら私のまわりには驚くことばかりだったのです。

心を整えて、人生の果実を得る♪

2011年11月28日 | 日記




















本日は月末の月曜日。もうすぐ12月になりますから、何かと慌しく、朝から忙しく過ごしています。午後はTさんと顧客を2件訪問。厳しい経済環境の中で、現状を突破して、イノベーションを起こせるほどの人材でなければ、生き残れないような深刻な世相になっています。世の中の状況がどうであれ、自らの信念を実践において貫く、そんな生き方が大切になってきます。この時代にあっては“心の整え方”が重要なのではないでしょうか。私たちは、生きるうえでさまざまな壁にぶつかります。理想やビジョンがあっても、それが世に受け入れられるとは限りません。市場の状況によって、せっかくの企てが失敗してしまうこともあります。それでも諦めずに仕事を続けていくうえで必要なのは、自分の「思い」を整えることだと思います。「世の中の役に立ちたい」「市場のニーズに応えたい」「もっと自由で、創造的な社会をつくりたい」。そんな「思い」がぶれさえしなければ、いつかは方法が見つかるような気がします。あと6週間で今年も終了です。悔いのない1年となるよう、残された日々を誠実に過ごしていきたいと思います。♪

愚かな者は、じっくりと考えることをしない。
自分の感情的な思いを言いふらすばかりだ。
彼らは知恵はない。彼らは、人の言うことをよく聞きもしないで返事をする。
愚かな者の言うことは、争い、不和、悲しみ、苦しみを呼び寄せる。
彼らは怠け、結局は滅びを招く。
人生は、自分がどう言うかによって支配されるものだ。
人生の果実とは、自分の唇が育ててきたものだ。

----すべて、真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。----
Whatever is true,…honorable,…just,…pure,…pleasing,…commendable,if there is any excellence, and if there is anything worthy of praise,think about these things.