経済と心の部屋

多田アソシエイツ 多田総合会計事務所

休息♪

2014年04月30日 | 日記



“Doing Nothing”〈何もしないこと〉・・・・「現代人は、競争社会の中で、効率を重視した生産や行動ばかりを毎日行っているので、肝心の『生きる意味』を見失っていると感じます。静かな時間を持ち、何もしないでいると、自分がどういう人生を送ればよいかが分かってきます。本当に不思議なことですが、有意義に生きる方法は、何もしていない時、行動を止めた時に掴むことができます。つまり『立ち止まった時』にこそ、人生の広がりが発見でき、人の愛情の深さについて感じることができます。休息することは、後退することではなく、前進するためのエネルギーを培うこと。積極的に何もしない時間が、人生を豊かにします。休息はエネルギー補充の時間です。

unfinished business ♪

2014年04月29日 | 日記



喉が渇けば水を飲みます。さらにお腹がすけば、ご飯を食べます。人間は自分の欲求に気づき、それが満たされると、気がすんで次の行動に移ります。しかし、欲求が満たされないとどうなるでしょうか?気がすまないので、次の行動に移れなくなります。この、満たされてない欲求を「未解決の問題」-unfinished business -と言います。何度も話す自慢話、苦労話、これらも「未解決の問題」かもしれません。自慢話に対して質問をしてもらい、相手から苦労をほめてもらいたい。それだけなのです。満足をして気がすむと、自慢話をすることに飽きるので、徐々にしなくなります。「未解決の問題」が解決し、そこから心理的に卒業できるのです。「自分の気のすんでいないところは何か?」「相手の気のすんでいないところは何か?」について意識しますと、自分や相手との本質的な関わりができるようになります。

生命力♪

2014年04月28日 | 日記



雨洗風磨・・・雨に洗い風に磨く・・・雨に洗われ、風に磨かれる。雨や風にさらされることによって心が洗い清められ、風に精神が磨かれるという意味です。文字どおり、雨に洗われ風に磨かれるように、人生の辛酸をなめ苦難に耐えて、初めて立派な人物ができます。温室育ちや親の七光りでは本当の人物は育ちません。植物が水を欲している時に、すぐに与えず少し我慢させて強く育てることがあります。こんなに水をやらずに大丈夫かというくらいに水やりを控えて、植物が自ら水を求めようとして根を張る努力をさせたり、芽や花をつける準備を促すためです。このことは、人間の成長にも通じることで、生まれた時から物が溢れ、何不足なく恵まれた中で育てられた人は幸せな反面、その分、心の葛藤も少なく苦労も少ないだけに、精神的にひ弱な人間になりかねません。人間としての生きる力は、どの時代でも求められています。

肯定行動♪

2014年04月27日 | 日記



私たちの行動は、意識的・無意識的に否定的な考え(思い込み)に支配されています。そのため、肯定的な考えに基づく言葉を、繰り返し自分自身に語りかけることによって、肯定的な行動パターンへと導こうとする方法が、アファメーション(affirmation)です。たとえば、「私は今、着々と目標を達成しつつあります。」「今日、私はお客様と穏やかに話をすることができています。」「私は自分が大好きで、いつも自分を大切にするようなことをしています。」・・・このような言葉を自分に語りかけます。そのようなアファメーションの言葉を作るにはコツがあります。それは「現在形で表現する」ということです。未来形・願望形よりも現在形・現在進行形で表現するのです。未来形や願望形は「今はまだ達成されていない」という意味になり、その意味の方をこころは無意識に強く受け止めてしまいます。そうしますと「達成されていない」ことを証明するために、こころは思い切りブレーキをかけてくるのです。未来は「現在の時間」の積み重ねの先にあります。現在を肯定的に生きた結果は、必ず素晴らしい未来へとつながります。二度と訪れることがなくかけがえのない日々を、夢の実現をめざして、希望を持って、感動的に過ごしたいものです。

死への存在♪

2014年04月26日 | 日記



死について考えるのは暗い病的なことではなく、生きるために必要なことです。死について深く考えれば考えるほど、生についても考えるようになります。Death education はそのまま life education なのです。実存哲学の第一人者であったドイツのハイデガーは、人間をSein zum Tobe 「死への存在」であると定義しています。死は漠然とした将来の出来事ではなく、私たちは生まれたときから常に、また今この瞬間も死へ向かって歩み続けているのです。だからといって悲観したりする必要はまったくありません。私たちは自分の生きる時間が限られていることをよく認識して、1日1日を大切に、精一杯生きるべきだということなのです。