経済と心の部屋

多田アソシエイツ 多田総合会計事務所

成功する企業♪

2014年03月31日 | 日記



幸福と不幸とは人生につきものですが、幸せになる人は普段から幸せになる行動をしており、人から好かれずに不幸になる人は自分の行動が不幸を招いているように感じます。人間は弱いので、どうしても自分勝手になりがちですが、他の人に配慮するということが結果的には自分をも幸せにしていると思います。企業を見ていて、長期的に成功している企業は利他心が強く、反面自分たちの利益追求を優先した企業は、結局は儲かっていません。こうした意味において利益とは良い仕事をした結果に尽きます。利益は良い商品やサービスを提供した結果であり、利益が出ないというのは良い商品やサービスを提供していないということを意味しています。言い方を変えると、利益が出るくらいに良い商品やサービスを提供するように努力する必要があります。企業や個人が利他心を持って行動すれば皆が幸せになれるのではないかと思っています。

知恵優位の時代♪

2014年03月30日 | 日記



現代は便利な社会なのですが、考えなくて済む社会が生まれています。便利さの裏に、ものを考えないで済む状態が生まれているので、日常生活のかなりの部分で思考力を必要としないのです。思考力とともに熟練度も必要としなくなっているように感じます。コンピュータの発達が、事務作業などを単純化させています。たとえば、以前なら経理作業に携わる人は、「貸方、借方」など複式簿記の基礎知識がなければ帳簿への記入はできませんでしたが、今は、目の前の伝票を指示通りに入力するだけで、財務諸表まで作れます。スーパーの店頭では以前は「レジ打ちの達人」がいましたが、今は、今日入社した人でも10年選手と同じ作業ができます。そして、このような技術進歩によって単純化された職種の大半は非正規雇用者で賄われるようになりつつあります。・・・だれでもできるからです。ピーター・ドラッカーが言うまでもなく、今の時代は「知恵」の時代です。いかに知恵が出るかが、その人やその人が属する会社の価値を高め、知恵の価値がどんどん高まっている時代です。しかし、その反面、単純化された労働も増えつつあるのも事実です。知恵を出す人たちと、その知恵によって生み出されて非常に便利なツールを使いながらも、単純化された仕事を行う人たちとの間では非常に大きな給与格差が生まれつつあるのです。知恵優位の時代がやってきていますが、便利な時代であるがゆえに、このことが所得の二極化をますます加速させいることを危惧しています。

生き方の価値♪

2014年03月29日 | 日記



生きている限りお金が必要なのが現代です。心が豊かであれば、お金は要らないという世界であればよいのですが、経済社会の中でお金はどうしても必要です。お金は現代社会を生きていくために必要ですし、なくてはならないものです。お金が巡って来ない、お金が通り過ぎていき貯まらないという場合が多く、お金の使い方を誤るとお金が身を滅ぼすことになるので、お金は敵だという考え方があります。“あなたの宝のあるところに、あなたの心もある”・・・心が何を求めているかで人間の価値観が決まっていきます。金銭に対する考えが変わると、生き方への価値観が変化します。お金は大切ではありますが、執着するものではなく、優先的に愛するものではないことに気づきます。お金自体が目的ではなく、世の中で必要とされる仕事を誠実に行うことによって、“何をしても栄え、繁栄し、成功する”人生になっていくのだろうと思います。

幸福への近道♪

2014年03月28日 | 日記



早起きする人 熟睡できる人
感謝して真剣に努力する人
仕事を趣味に能率を計る人
義務も責任も進んで果す人
時間を守る人 礼儀正しい人
頼もしい人融和を計る人
人も自分をも尊敬できる人
常に反省し素直に改める人
何事も善意に解釈する人
注意深い人 決断の早い人
心身の健康を心掛ける人
質素で金を活かして使う人
孝心深い人 恩に報いる人
親切で人の為によく尽くす人
良心と優しい愛情に満ちた人
恥を知る人 偽りのない人
信念に徹した人 辛抱強い人
どんな苦難も悠々耐える人
生き甲斐を求め精進する人
夢と希望に笑顔で生きる人

----すべて、真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。----
Whatever is true,…honorable,…just,…pure,…pleasing,…commendable,if there is any excellence, and if there is anything worthy of praise,think about these things.

躾と教育♪

2014年03月27日 | 日記



「人は女に生まれない。女になるのだ」とは、フランスの作家ボーボワールの言葉で、その意味は、「女とはこういうものだ」「女はこうあるべきだ」というような教育や文化が「女」というものの属性を作っているのだ、ということです。同じように、生まれてきたヒトも、教育や文化によって人間になっていくのです。ですから、ヒトには人間としての躾や教育が必要なのです。それなのに、私たちは長い間、そういうことを曖昧にしたままにして、今日まできてしまったのではないでしょうか。親は自分の信じるところに従って、もっと“わが子主義”に徹して、子どもの真実の教育に打ち込むべきです。「学校がすべきだ」とか「家庭がすべきだ」などと言っていると、「ヒト」のままの生物に、「人間」や社会が振り回されて混乱してしまいます。親は、ヒトから人間への過程で、躾や教育に関して“傍観者”であってはならないと感じます。