-酒に酔ったユシンがトンマンにチョンミョン王女を分かるのかと尋ねるシーンで初めてキム・ユシンが壊れる場面だったのですが、ぎこちないことはなかったですか?
そのとおりですよ。その時初めてキム・ユシンが壊れましたね(笑い)。かえって私はずっと真剣な役だけなので、むずむずとしていたので、そのような壊れる演技を久しぶりにして気楽でした。ただし視聴者がこの状況をぎこちなく感じないだろうか、それまでのキム・ユシンと異質感が入りはしないだろうか、という心配がよぎることはありました。ところでそんな私の心配と違い視聴者の方はそのようなユシンの人間的な姿が良いという反応を見せてくれました。それでその時を契機にその後に時々出てくるコミカルなユシンを演技するのが私もより楽しくなりました。
-序盤部、ヨンファヒャンドと共に苦労をあまりにもたくさんして戦友愛が生まれたそうですね。 本当にそうだったのですか?
はい。 私が本来ちょっと人見知りする方なのに、あまりにもヨンファヒャンドと共に過ごす日々が多いから後日にはみんな家族と同じ感じがしましたよ。本当に戦闘シーンをとる時は共に軍隊に行ってきたように戦友愛ができました。 特に撮影がない休日の時家にいればヨンファヒャンドに会いたいのもあって、何をして過ごすのか気になったりしましたね(笑い)。こういう感じは他のドラマや映画では感じることが出来ない気持ちで私自身もとても珍しいです。
-身分が上昇した後では序盤部に比べて苦労はあまりない感じを受けますが、実際演技する時どうでしたか?
どうしても序盤部の、戦争しに行って苦労した時に比較すれば苦労は減るでしょう。ところで今考えてみると、そのように歩き回る時がさらにおもしろかったみたいです。かえって重苦しいセット中で撮影が増えたのよりは、飛び回って転がって戦うシーンがもっとおもしろいです。どうしても私が活動的な体質なので、野外撮影がより適性に合うようです。
-劇中キム・ユシンがトンマンにした無愛想だけど慎ましい告白が話題を産みました。 初めてユシンが感情を表現する演技で、多少きまり悪かったと思いますがどうだったんですか?
演技する私たちは演技に集中するのでとくにぎこちなくなかったんですが、見る方々がきまり悪いと感じたようです(笑い)。このように鳥肌のたつ台詞が出てくればそのままその状況に忠実ならあまり恥ずかしくないみたいです (笑い)。ところでそんな真剣な感情演技は感情がこわれてはいけないからNGが出たらだめなんですが、必ずそのような場面で台詞が口につかないで頭が混乱する時があります。そんな時は相手の俳優イ・ヨウォン氏にとても申し訳なかったです。イ・ヨウォン氏が私が出したNGのために笑いが出てそのあと、もう一度やるとき、私の顔だけ見ても笑わせてしまって集中できないといわれましたよ。
-ユシンがピダムに鶏をちょっと分けてくれといってもの乞いをする場面があります。 その状況が真剣な場面なのに妙にコミカルだったですが……。
実際にその鶏は食べたくなかったんですよ(笑い)。幸い私は食べなかったです(笑い)。事実初めてその台本を見た時、ちょっと笑わせられました。ユシンのような性格の人が食べている人に食べるのを求めてもの乞いすることが笑わせるでしょう。 ところでそのまま考えるとそれもトンマンのためのユシンの心が感じられる場面なのでなぜか胸が痛い感じがしましたよ。一生もの乞いということを知らないで済んだかもしれない男が自らの自尊心を折ってトンマンのためにもの乞いするんですが、この男のそれなりの配慮だったんです。だから状況は笑わせる感じですが、真摯に演技しましたよ。
-キム・ユシンは劇中比才大会で素晴らしい武術の実力を見せたりもします。武術の練習は実際にどうしたのですか?
ドラマ入る前に1ヶ月半程度アクションスクールに通いながら他の演技者と共に練習しました。共に習ったポジョンとトンマンは意外に運動神経が良くて上手にできたのに、私はからだがちょっと鈍かったためか良くならなかったんですよ(笑い)。前にも作品をする時アクションスクールに通ってみたことがあるんですが、それは全部現代物で、それとここで習うこととは違います。 現代物はげんこつを主に使うけど史劇は主に剣を使う方法と武術の動作を習いますね。
-劇中馬に乗る場面もありますが、乗馬も習われましたか?
はい。 1ヶ月程度習ったけど、時間がなくて即席で習いました。そうしたためか今でも馬に乗る場面があれば緊張します。いっそ馬に乗るシーンが多ければ慣れて大丈夫でしょうに、思ったよりユシンはこの馬に乗る場面が多くありませんね。この前にピダムとトンマンが落馬する事故があったじゃないですか。二人が数日入院する程度の負傷であったのに本当に驚きました。そして大きい事故ではなくて本当に幸いです。
-比才大会でのキム・ユシンの活躍がすごかったですが撮影する時ケガしはしなかったんですか?
その時とても時間が迫っていたために我を忘れてとってどのようにとったのか記憶もないほどです(笑い)。連日眠れなくて精神はもうろうとして、日は熱くて、また、からだを多く使わなければならないシーンなのにからだは疲労で落ち込んでいて……。それでも撮影をしなければならないから本当に気を強く持ってとりました。 武術シーンはどちらか一方が下手すると大きい事故がおきるために演技者はみな鋭敏になり極度のストレスを受けながら演技するほかはありません。もちろんすぐにすりむいたり打撲傷は少しあったんですが大きい事故はなかったんですよ。
-キム・ユシンと実際自身の性格を比較してみる時似ていた点があるならば?
センスなしで話すことです。 私は話す才能がないが、キム・ユシンもそうだったんですよ。よっぽどでなければトンマンにする告白さえも無愛想でしょう(笑い)。また、私が初めて会う人とは人見知りする方で、すぐに話ができなくて、はにかみやで、とても焦って、それだけ見ればユシンの内省的な姿と似ているともいえます。でも、私は一旦親しくなればとても明るい性格に変わってキム・ユシンとは全く違う人物になります。
-劇中で木剣で岩を打ち下ろして修練する場面があります。 実際にもたくさん打ち下ろしたと聞いたんですよ。 事実ですか?
はい。 その場面を撮るのに実際に木剣を7~8個も折りました。 劇中のように万回ではないだろうけど、一度撮影する時ごとに数百度は打ち下ろしたと思います。その上、朝から午後遅くまでその場面だけとったんです(笑い)。一人で練習する場面、チョミョンが見る場面、トンマンが見る場面が別にあるからそうならざるをえませんでした。 皆同時に打ち下ろしたら一度に終わって良かったのに(笑い) ……。それをとって本当に肩が痛くて手に水ぶくれもできましたよ(笑い)。
-オム・テウン氏に対するコメントでイ・ヨウォン氏は現場でよく倒れるといって、キム・ナムギル氏は嫉妬が激しいといいましたよ。事実ですか?
(笑い)まずよく倒れるのは事実です。 変に幼かったときからよく倒れました。 脚に力がないからかな(笑い)? 特に太陽が熱かったり夜通し撮影すればさらによく倒れるようです。 この作品をするのに、数十回以上倒れました。そしてキム・ナムギル氏が話したように私は嫉妬は激しくありません(笑い)。 いたずらで嫉妬するふりをしますよ。 劇中でトンマンとユシンの間をピダムが嫉妬するだろう現場ではイ・ヨウォン氏とキム・ナムギル氏がよく一緒に遊ぶから私が嫉妬するふりをするんです(笑い)。
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