TacoToma

タコとトマトが好き。
つまり食べることが好きってことです。
プラス、最近は韓国ドラマ関連も書いています。

TacoTomaの中華系ドラマ評価 6点以下

2020-08-04 16:06:03 | 中国ドラマ・映画

韓国ドラマと同様に、中華系のドラマも整理してみたいと思います。

ただし、まだ数的には少ないので悪しからずご了承ください。またかなり偏見に満ちているので、その点はお断りしておきます。

10点満点 ※ただしまだ初心者なので、現在の最高点は8点(今後もっとすごいのがあるかも知れないから余裕を持たせています)

点数の意味については→コチラ

10点~7点は→コチラ

 

2020年8月4日更新

6点

秋のコンチェルト(6点)

●ジャンル:ラブストーリー(2009~2010年)

●アン・アン、ヴァネス・ウー主演

台湾ドラマ。かなり韓国ドラマチックです。お金持ちの息子クァンシーと、大学の食堂で働くムーチェンのラブストーリーです。二人は互いに惹かれあうようになるのですが、クァンシーは脳腫瘍になって、記憶を失ってしまいます(メチャ韓ドラ的)。そしてクァンシーの子供を身ごもっていてシングルマザーとして生きるムーチェンの村に開発話が持ち上がり、そこに弁護士としてクァンシーが登場。子役のシャオシャオビン君がとても可愛くて芸達者で、取り巻きの人々が台湾らしく明るいのがとてもいいです。

 

エイラク ~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~(6点)NEW

●ジャンル:史劇(2018年)

●ウー・ジンイェン、ニエ・ユェン主演

清朝の乾隆帝時代の話。エイラクは、宮中にあがっていた姉の不審な死の真相をあばき復讐するために、繍房の女官として後宮に入り、その刺繍の腕前から上司や周囲の人にも認められ、いろいろとわがままを聞いてもらって姉の死に探りを入れる。宮中は当然魑魅魍魎の世界で、真相はなかなかつかめぬまま、機転の利くエイラクは皇后に気に入られて侍女になり・・・・。強くて男にこびないエイラクは、今までの史劇のヒロインとは一味ちがっていて、そこが面白い。しかしストーリーは宮廷ドロドロものです。

 

王子様をオトせ(6点)

●ジャンル:ラブコメディ(2013年)

●アーロン、パフ・クオ主演

台湾ドラマ。かなり韓国ドラマチックです。借りていた家のオーナーが変わり、追い出されそうになるが、結局契約の残り3ヵ月を同居することになった二人のラブストーリー。潔癖症で心を閉ざした王子様チー・イーと、真反対におおざっぱでがさつなヒロイン、リャンリャン。こういう設定も超ありがちですよね。王子様の親友として、ディーン・フジオカが出てきます。役名もディーンで、イーやリャンリャンをいつも助けてくれる。かなりストレートなラブコメですが、もしかしたらそのストレートさがいいのかも。

 

王女未央(6点)

●ジャンル:史劇(2016年)

●ティファニー・タン、ルオ・ジン主演

政府高官の李家の侍女に生ませた娘がいて、たまたまその娘・未央に北涼の王女(ティファニー・タン)が助けられる。親元から田舎に送られて育っていた未央を、李氏が家に呼び戻そうとしていたが、未央は刺客に襲われて死ぬ。北涼の王女は、未央になりすまして李家に入り、復讐の機会を狙うのだが・・・。李氏の正妻は我娘・長楽かわいさに、未央に対していじわるの限りをする。まあ、舞台は宮中ではないけど、ドロドロものです。ルオ・ジン演じる高陽王は次期皇帝候補の一人で、未央と何回も遭遇するうちに互いに意識する関係に。しかし以前から高陽王を思う長楽と三角関係になってますますいじわる作戦が激しくなる。もう一人の次期皇帝候補・南安王(ヴァネス・ウー)が陰険で冷血なオーラを出していて、このキャスティングは光っている。

 

画皮2 ~真実の愛~(6点)

●ジャンル:妖怪ファンタジー

●バイ・ビン、ハウィック・ラウ、インアル主演

~千年の恋~の続編だが、キャストはすっかり入れ替わっている。前作とはまた違った妖艶さをたたえたバイ・ビンがシャオウエイ役。舞台は200年後で王生の血を引く王英の妻になろうとシャオウエイが涙ぐましく努力する。今回、シャオウエイと愛を争う相手は皇女である。そして悪い妖怪が沢山出てくる。やはり続編というのはなかなか本編を越えられないのか? 王英があまりにも優柔不断すぎてもどかしい。

 

華麗なる王子様 ~スイート・リベンジ~(6点)

●ジャンル:ラブコメディ

●アーロン、ジョアンヌ・チャン主演

ヒロインのユータン(ジョアンヌ・チャン)は会社の秘書。そこに新しいCEOとして登場したのが何と高校時代の同級生でいつもユータンに負けてばかりだったウェンカイ(アーロン)だった。ユータンは秘書室長になると思っていたのに、掃き溜めと揶揄されている営業3課に飛ばされる。同課のスタッフはまるでやる気が無く、担当商品も古くて死筋の美美という何のへんてつもない石鹸。高校時代とはまるで立場が逆転した中で、なにくそとがんばるユータン。実はCEOのウェンカイはずっとユータンのことが好きで彼女と親しくなりたい。が、そこに恋のライバルであるズーユーが現れて、先手先手でユータンをくどかれてしまい・・・。超ちゃらい題名のドラマなんだけど、ユータン(女性)の高校時代の男前ぶりと、ウェンカイがズーユーに先手をとられてばかりの展開が面白い。

 

君には絶対に恋してない(6点)

●ジャンル:ラブコメディ

●Ella、ジェリー・イェン主演

台湾のテレビドラマ。ヒロインのヤン・グオ(Ella)は、片っ端からアルバイトをして姉とともに元々両親と住んでいた家を取り戻そうとする女の子。丸顔でスタイルも良くないし、声も野太い感じ。そのグオが姉のヤン・ドオが務める弁護士事務所の青年所長ユーピンの家の家政婦になる。そこには、所長の甥っこたちが同居していて、この子たちが曲者で、家政婦が長続きしないのだ。でも、どういうわけか最初はグオを追い出そうとした子供たちが、いつの間にかなついて・・・。まあ、かなり韓国ドラマの影響を受けていると思われるドラマながら、ヒロインがかわいくて、風景もやっぱり温かい台湾だから全体に明るいイメージで楽しんで見れる。

 

宮廷の諍い女(6点)

●ジャンル:歴史フィクション劇(2011~2012年作品)

●スン・リー主演

清の第5代皇帝・雍正帝の後宮をめぐる女たちの戦いのドラマ。ヒロインのシン・ケイ(スン・リー)は、漢民族の娘だが才色兼備で後宮に入ることになる。目立ってはかえって足を引っ張られると、ひたすら目立たないように日々を送るシン・ケイ。しかし周囲では女同士の醜い争いが次々と勃発する。第一部は宮廷で皇后と勢力を二分する華妃がにくたらしくも後宮で権勢をふるい、皇帝から寵愛を受けるようになったシン・ケイと対立。第二部では、シン・ケイが懐妊しさらに嫉妬を受けることに。しかし流産してしまう。第三部では後宮でのいざこざに疲れ果て尼寺に逃げるが、そこで皇帝の弟・果郡王と愛を交わし妊娠する。そして、シン・ケイはその子を皇帝の子と偽って後宮に戻り・・・。とても長く、残酷なシーンも多いドラマだが、対立軸が変わっていくので比較的飽きずに見られる。

 

賢后 衛子夫(6点)

●ジャンル:史劇(2014年作品)

●ワン・ルオダン、レイモンド・ラム主演

漢の武帝の2人目の皇后となった衛子夫の物語。武帝の姉の推挙で後宮に入るが、最初の皇后である陳皇后とその母の陰謀に苦しめられる。衛子夫役のワン・ルオダンは、どこかさびしげな美人で、いかにも派手な陳皇后とは対称的なイメージとすることで、ドロドロ劇を際立たせた作品になっているが、中身はよくあるパターンで新鮮味はない。

 

孤高の花 ~General & I~(6点)NEW

●ジャンル:史劇(2017年作品)

●アンジェラ・ベイビー、ウォレス・チョン主演

東晋の時代、周囲には中小の国の興亡があり、まさに戦乱の世だった。アンジェラは燕の敬安王府の王子の侍女で軍師。しかし、敬安王府は滅び、白娉婷(アンジェラ)は晋の大将軍に助けられる。当時の東晋と周辺国のややこしい攻防と、白娉婷と大将軍の愛を描く。白娉婷は聡明で強い女性として描かれている。二人の愛が一途なのはいいけれど、一途と言うのもワンパターンかなあ?

 

 

三国志(6点)

●ジャンル:史劇(2010年作品)

●チェン・ジエビン、ユー・ホーウェイ他 主演

言わずと知れた三国誌を全95回で描く壮大な歴史ドラマ。それぞれの登場人物の性格などがかなり明確に設定されていて、戦闘シーンには迫力があり、登場人物も多数である。
戦いと、駆け引きが中心でほとんどの登場人物は男性。少しだけ女性が登場する。歴史を知りたいなら、また、三国誌の面白さを把握したいなら見るべきドラマかも。

 

新・上海グランド(6点)

●ジャンル:ハードボイルド(2007年作品)

●ファン・シャオミン、スン・リー主演

1930年代の上海の裏社会を舞台にしたドラマで、古き良き上海の雰囲気が溢れる。ファン・シャオミンが演じる文強は、強いし賢いし正義感にあふれているが財力がないために、やがてマフィアの世界で認められるようになる。冷血なマフィアのドン、フォンに気に入られ、フォンの娘・程程(スン・リー)と恋仲になるが・・・。数々の修羅場を潜り抜けることになる文強。相棒となる元・梨売りの丁力(ディンリー)の優しくてとぼけたキャラクターがハードなドラマをちょっと和らげてくれる。

 

蘭陵王(6点)

●ジャンル:史劇(2013年作品)

●ウイリアム・フォン、アリエル・リン主演

6世紀の南北朝時代が舞台で、実在した人物・蘭陵王を描くファンタジー。蘭陵王は、美貌・武芸・人望何をとっても理想的な英雄で、一方、皇太子は小心者で人望もないという設定。皇太子の実母一派以外はみな、蘭陵王が皇位を継ぐべきと思っており、それがあだとなって、蘭陵王は皇太子の陰謀に巻き込まれていく。蘭陵王と運命の出会いをして相思相愛の仲になる天女・楊雪舞。彼女は、祖母から蘭陵王たちの運命を聞かされていて、蘭陵王の妃になるのは「テイ」氏であると聞いていたので、自分は楊氏だから蘭陵王とは結ばれない運命と信じながら、蘭陵王と接する。我が子を次の皇帝にするためには、自分の子飼いの女を蘭陵王の正妻にしようと企てる時の胡皇后。そこで抜擢されたのが郑児(ていじ)、まさに「テイ」氏だったが・・・この女は後にとんでもない悪女となる。善人と悪人の対比がはっきりした、女性好みのストーリーになっている。

 

琅琊榜(ろうやぼう)(6点)

●ジャンル:史劇(2015年作品)

●フー・ゴー主演

主人公・梅長蘇(ばいちょうそ)は政変に巻き込まれて一命を取り留めたが、昔とは容貌が一変してしまっていた。彼はその才知を活かして、失った名誉を取り戻すべく、宮廷の権力争いを裏であやつる。
ストーリーは権力争いの駆け引きの連続。戦闘シーンや色恋のシーンは少なく、謀略の相談シーンの多いドラマという印象を持った。

 

 

楊貴妃(6点)

●ジャンル:史劇(2005年作品)

●ファン・ビンビン主演

楊貴妃の一生を描く。初めの方は、楊貴妃となる玉環が玄宗の息子の嫁になり、あろうことか玄宗が息子から玉環を奪ってしまうお話。中盤は観念して玄宗の側室となった玉環が元夫の寿王に気遣いながらも後宮で彼女独自の新しい暮らしを確立するお話。後半は陰謀うずまく朝廷と唐国の治世のごたごたの中で楊貴妃が処刑されるまでのお話。彼女の一生を熟知している人には面白くないドラマだと思う。とくに後半は描き方が良いとはいいがたい。

 

5点

雨のシンフォニー(5点)

●ジャンル:ラブストーリー(2001年作品)

●ルオ・ハイチョン、チェン・クン主演

時計屋の娘ファン・ズイと修理工のチェン・ズクンは恋仲だった。しかし、ズクンが高価な時計の修理が終わって上海に届けに行った時事件に巻き込まれ、運命の糸が狂い始める。上海の裏社会のドンの娘に気に入られたズクン。一方、ズイは銀行家の御曹司に見初められ・・・。1930年代の華麗な上海を舞台に繰り広げられる複雑な三角関係だらけのドラマで、なんで?と思うアンハッピーエンドで終わる。

 

1メートルの光(5点)

●ジャンル:ラブストーリー(2004年作品)

●スン・リー、ピーター・ホー主演

カナダ、上海、麗江が舞台として登場し、スケールの大きさを感じさせるが、実際の話は何だか全体に暗い。まあ、悲しい愛のお話ではある。スン・リーはカナダの華僑グループの弁護士をしていて、愛人に頼まれて総帥の遺書を書き換えるという悪いことをしてしまう。その苦しみから愛人とも別れ、中国に帰ったスン・リーは手紙と本物の遺書を残して自殺してしまう。スン・リーはこの女弁護士の妹役で登場し、姉の死の謎を解いていく。そして姉に成り代わって復讐しようとする。ともかく前編を通じて辛いドラマ。

 

後宮の涙(5点)

●ジャンル:史劇(2013年作品)

●チャオ・リーイン、チェン・シャオ主演 

北斉時代の実在の人物・陸貞の物語。彼女は女宰相にまで登りつめた人物。商家に育ち幼くして母を失った陸貞は、父に可愛がられるが継母の嫉妬を買い、追われる身に。そして継母は父を殺したため、貞は復讐のために宮中に入ろうとする。追われる身の時に命を助けた高湛は、実は後の皇帝の弟だが、最初は身分を隠している。貞は高湛からもらった玉佩のおかげで何とか宮中に入ることができた。最初の頃は高湛が身分を隠していて、二人はいい感じで、互いに助け合う。しかしやがて高湛が皇帝の弟であることがばれると、商家の娘と王家では釣り合わないので周囲は貞が高湛の正妻となることに反対する。だが、高湛の兄である皇帝は二人の仲を認め、応援する。悪役は皇帝である高演の実母・婁昭君(ろうしょうくん)。息子を皇帝にするために高湛を排除しようと暗躍する。後宮のドロドロ話と、女官としての出世話が複雑に絡み合う。

 

神雕侠侶(5点)

●ジャンル:カンフーもの?(2006年作品)

●ファン・シャオミン、リウ・イーフェイ主演

史実的な背景の上に構成されつつも、史実とは異なる架空の中国『江湖』で繰り広げられる、 『剣と内功の』世界と説明には書いてあるが、実際に見てみると、武芸の腕試し、戦争、そして、杨過と小龍女の愛、その繰り返し。ファン・シャオミン、リウ・イーフェイの美男美女カップルは申し分ないが、全41話は長すぎる。

 

シンデレラの法則(5点)

●ジャンル:ラブストーリー(2012年作品)

●ジョー・チェン、チャン・ハン、カオ・イーシャン主演

台湾の大手デパートのOLが2人のイケメン御曹司から愛されるというシンデレラ・ストーリー。ロンドン、台湾、上海が舞台で、かっこよく描かれている。

 

マイ・サンシャイン(4点)NEW

●ジャンル:ラブストーリー(2015年作品)

●ティファニー・タン、ウォレス・チョン主演

写真好きのヒロイン、モーションが大学に入学して初めて撮った人物イーチェンは法学部の優等生で、モーションは一方的に彼にアプローチして恋仲になるが、父の事業の関係でモーションは大学途中でアメリカへ行かされてしまう。やがて中国に帰国したモーションはイーチェンへの思いを断ち切れずにいるが、突然去ったモーションを理解できないイーチェンは彼女に出会っても冷たい態度をとってしまう。そんな二人が縒りを戻すまでの物語。学生時代は明るく破天荒なモーションが、帰国後は後ろめたさもあって何か暗いので、ドラマ全体が何だか暗くて、筋書きももうひとつ不自然なところが多く、是非見てとは言い難い。

 

途中で見るのをやめたもの

岳飛伝、


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