個店主義

今この不況でも成功しているビジネスのキーワードとして個店主義を取り上げている番組がありました。
一様なチェーン店はどこで同じサービスが受けられるという安心感はあるものの、いくら頑張っても70～80点、大味なサービスしかできない。
地域密着で個々に変えないとだめというもの。

ただ効率は良くない。
私が最近もんくを言っている行き過ぎた効率主義と根本的に同じことを言ってくれていた。

効率良く儲かるボリュームゾーンだけをかすめ取って、結果として偏差値の高いゾーンやうんと低いゾーンで頑張っていたところは潰れてしまうという現象が多く見られた。

その裏で世帯の経済状況は二こぶラクダ化。ならば二つのボリュームゾーンがあるはずだが、なかなかそこまで考えられたポジショニングをするまでには至っていない。

個店主義は成熟した後落ち込んだこれからの日本でのビジネスを復活させる一つのヒントであると言えそうです。