旅するはらっぱ~日々旅日記

from HP 「旅するはらっぱ」


各地の各智を旅する、

はらみづほの旅日記です。

●太陽光師匠イオさん、ついにメジャーデビュー!

2012年05月23日 | さっぽろ旅
●しばし ごぶさたしておりました~!

本日、夕方18:20~ UHB放送の「U型TV」 に、
私の太陽光師匠、イオさんこと早川さん が登場します!


シャワーやお風呂のお湯は、
使用済みペットボトルなどの廃材で手作りした太陽熱温水器で作り、


安価な自作の太陽光発電システムで、





月8000円だった電気代が半額になって久しい、
イオさん家族(4人)のオモシロ原始力生活。必見です!


●先日、イオさんが久々に札幌の我が家 「うれし荘」 に、
サイケでオシャレな中古の太陽電池パネルを取り付けに来てくださいました!


これまで NPO「ひまわりの種の会」 さんから
長年お借りしていた太陽光電池パネル

(↑今までお借りしていたパネルちゃん、お世話になりました~!)

を返却することになった我が家に、
使っていないパネルちゃんをプレゼントしてくださったのです!

(↑イオ家からやってきたサイケ・パネルちゃん。よろしくね~!)


↑ちっちゃいバッテリーも合わせて寄付してくださり、


↑チョチョイのチョイと配線作業もしてくださって、


↑太陽光発電の必需品、チャージコントローラーと
 インバーターちゃんも ばっちりセットしてくださり、


ほんの10分くらいのセッティングで、即、発電スタート!


100ワットの出力のちゃいはな発電システムに比べ、
こちらは 60ワットの発電力ではありますが、これだけの出力があれば、
◆パソコン、◆照明、◆ケータイ+単三電池の充電、はバッチリ。

以前よりベランダもスッキリしたし、
バッテリーもコンパクトで持ち運びOK!
うーん、身軽になりました!


●イオさんは、発電のみならず、
ありとあらゆるオモシロECOライフの先駆者。

◆144個の空き缶を使った電気を使わないビックリ温風暖房機や、
◆ダンボールとポテトチップ袋で作るソーラークッカー(太陽熱調理器)
などなど、おもしろくて役に立つ発明品を、いっぱい製作・実用中!


もちろん、独立型太陽光発電(自給自足発電)のインストラクターとして、
自家発電相談にも時間の許す限り乗ってくださるので、
コンタクトを取りたい方は、私までご連絡を~♪


●7月7日(土)+8日(日)に行われる
ちゃいはな恒例 「こどもまつり」 の8日(日)にも登場決定!
(プログラムの詳細は、決まり次第ちゃいはなHPでお伝えします♪)

小学生でも楽しめる おいしいサバイバル教室
「空き缶と牛乳パックでごはんを炊こう!」 を行いますので、
イオさんに会いたい方は、カモンカモ~ン!




空き缶がハンゴウに、牛乳パックが燃料になる、
目からウロコの おもしろ講座です♪

オトクで楽しい 「笑子(えこ)生活」、ぜひご一緒に、始めましょ~!



●≪原発(はら・はつ)ないス!!!ニュース≫5月16日(火)号

2012年05月16日 | さっぽろ旅
仕事が立て込んでいて、
ゆっくりブログやメールの返信を書く余裕がなく、
すみません!

どうしても今伝えたい情報が友人たちから届いたので、
ほとんど丸ごと、2つほど貼り付けます。

(その他の情報は、また後日!)

●1つめは、先日参加した
「電気の道をさかのぼる さっぽろ~泊ピースウォーク」
のリーダーでもあった吉村健次くんが、
蘭越町長 宮谷内留雄氏に宛てた書面の文章。

本人の了承を得て、そのまま貼り付けます。

(改行や文字色のみ、読みやすくするために手を加えてあります)

どうか、命を守る行動の、エネルギーにしてください。

************************

≪東日本大震災で発生したがれきの受け入れに関する要望書≫


日頃より町政において大切なお働きをくださり、感謝いたします。

さて、野田佳彦首相は、
「東日本大震災によって発生したがれき
(以下、がれき)の処理が進まない」
として、被災地以外の広域処理を強力に進めると発言しました。

また道からも、がれき受け入れ検討要請が各市町村に届き、
もし羊蹄山麓町村でがれき受け入れが決まった場合は、
倶知安の焼却場で処理されると思われます。

私たちとしては、
「被災地の復興支援に力を注いでいきたい」 という思いは強いのですが、

がれきの処理は下記に述べる様々な問題を含んでおり、
これを認めることはできません。

羊蹄山麓に住む、住民のいのちと暮らしを
危険にさらすようなことはしないでください。


●1.放射能汚染について

がれきが放射能によって汚染されている可能性は非常に高く、
今現在、明確な安全基準はありません。

原発事故前には1㎏当たり100ベクレル以下という規制だったのが、
今回8000ベクレルに引き上げられました


政府は各自治体に受け入れさせるために
そのような 「基準値」 を設けましたが、
その数値も、私たちの安全が保証されるものではありません。

燃やした後の灰は100ベクレルを超えれば、
低レベル放射線廃棄物となり、
国際基準上は特別に管理すべき灰です。


「宮城県内の薪ストーブの灰から、1キロあたり最大で
 5万9千ベクレルの放射性セシウムが検出された」

(2012年2月11日付朝日新聞)

との報道がありましたが、がれきを燃やした場合、
その残留放射性物質は何百倍にも濃縮がなされ、
埋め立て処分などは不可能になります。

また、がれきの基準値が設定されたのはセシウムだけですが、
ストロンチウムやプルトニウムの基準はありません。

搬出時に、がれきの放射線量を正確に測定する方法もありません。

何より、放射性物質を含むがれきを汚染が少ない北海道まで運んで、
広範囲に汚染を拡散することが許されてはなりません。

子どもたちへの内部被曝も心配です。



●2.その他の有害物質による汚染について

問題は、放射能だけではありません。

その他にも、PCB、ダイオキシン類、アスベスト、
ヒ素、六価クロムなどの有害物質が含まれていることは
言うまでもありません。

このようながれきを処理することによって、
環境が汚染されることは明らかです。



●3.違法であるということ

行政の事務はすべて、根拠になる法律
(根拠法)が必要です。

これは 「法治国家」 の根本であり、
「自分の思い」 でなんとかなるようなものではありません。

がれきの広域処理は、根拠となる法律が存在しない違法事業です。

昨年8月に施行された
「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法」
においても、「広域処理」 はその対象になっていません。

廃棄物処理法も、この事業にはあてはまりません。
「放射性廃棄物の処理」 は同法から除外されているからです。



●4.本当の支援とは?

◆『朝日新聞』 2012年2月29日付に、
岩手県・岩泉町長の伊達勝身さんの発言が載っています。

「現場からは納得できないことが多々ある。
 がれき処理もそうだ。

 あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、
 無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。

 山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、
 雇用も発生する。


 もともと使ってない土地がいっぱいあり、
 処理されなくても困らないのに、
 税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。


◆また、山内知也神戸大大学院教授が主張される、

「がれき処理が遅れているのは、
 広域処理が進まないことが原因ではない。

 最大の原因は、
 被災地での がれき処理の体制整備に
 時間がかかっていることでしょう。

 解決のためには、被災地で
 高性能なフィルターが付いた大型焼却施設の建設
 を増やすべきです。

 被災地に大きな金が落ち、雇用も期待できます。

 発電装置を備えた焼却施設をつくれば、処理を終えた後も、
 間伐材を使った木質バイオマス発電として活用できます。

 安全対策を徹底し、
 復興につながるかたちで処理を進めるべきです」

(2012年3月16日付け朝日新聞)

との考えに、強く共感します。


◆そして、植物生態学者の宮脇昭さんは、次のように提唱されています。

「瓦礫の山の中から有害なものや分解不能なものを除き、
 穴を掘って土とともにがれきを埋め、マウンドを作り、
 その上に植樹すると、約20年で自然豊かな森ができる。

 マウンドを高くすることによりそれらが緑の壁となって、
 津波のエネルギーを減少できる緑の防潮堤となることで、
 かなりの高さの津波を防ぐことができる

(『瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る』参照)


受け入れるべきは移住を望む被災者であり、
公金を大量に投入してがれきを遠隔地へ運ぶのは、
税金の無駄使いに他なりません。


私たちは、今こそ 「本当の支援」 とは何かを考え、
実行しなければなりません。

人々の良心を悪用して、
がれきの広域処理を急ごうとする動きに
踊らされてはいけないと思います。


************************

●貼り付ける2つめの情報は、
札幌の頼れる活動家、泉かおりさんの発信。

この2つの情報を発信してくださったお2人と、
転送してくれた友人に、感謝!

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今日の 「苫小牧へのがれき受け入れに待った!デモ」 には、
主催者発表100名の参加。
札幌、旭川、江別、余市からも大勢駆けつけました。

カタツムリスピードを始めとする
若手アーティストたちのライブのあと、デモ出発。
若者たちと小さな子どもたちが圧倒的多数をしめました。

達郎くんの新曲
「がれきはいらないぜ!放射能はあぶないぜ!」
を合唱しながら。

苫小牧び岩倉市長は、
5月18日に、がれき受け入れの正式表明の記者会見を予定しています。

苫小牧を北海道で最初にがれき受け入れる最初の自治体にしないために、
今、できることをやりたいと思います。


◆5月15日には、10:00 苫小牧市民と道民による
「苫小牧市にがれき受け入れ待った!」
苫小牧市申し入れを予定しています。

副市長面談。北海道中から駆けつけます。

◆5月15日 18:30から、苫小牧の「Bar Old」にて、
川原先生の「がれき出前授業」第一回目が開かれます。
(連絡先09016432534)

◆5月19日 10:00 
「東日本大震災のがれき問題の現状について」 共産党主催講演会  
講師 岩手県宮古市議および復興委員長 苫小牧市民会館

◆以下、全会一致で、がれき受け入れ反対の請願を否決した
苫小牧市議の連絡先リスト
です。

電話で、がれき受け入れに関する意見を伝えませんか? 

「苫小牧のがれき受け入れ」 は、北海道の他の地域にも拡散します。
放射能と一緒に。


可能な方は、直接出向くのが、より効果的です。

・100Bq/Kgの基準でも、がれきの安全性は確認できない。
・広域処理はやっては行けない。国際法違反。
・広域処理が進まないから、復興が遅れている、は間違い。

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以上、命と未来を守るための、大事なアクション情報でした!



●≪原発(はら・はつ)ナイスニュース≫ 5月7日(月)号

2012年05月05日 | さっぽろ旅
●日本国内にある原子力発電所の稼動が、
42年ぶりにゼロになって、2日が経ちました。

(↑ピースウォーク時に途上から撮った泊原発の写真)

原発稼動率ゼロになった理由は、
福島原発事故後もずっと稼動していた北海道の泊原発が、
ほかの原発同様、定期検査に入ったから。

(考えてみれば この定期検査こそが、
“原発とは、定期的に止めて3ヶ月弱もの検査が必要なほどキケンなシロモノである”
 という証明ですよね。いやはや……)


●以下は東京新聞の、5月5日のWEBニュースです。

≪原発ゼロ時代に挑む 運転46年 全50基が停止≫

(東京新聞 2012年5月5日 07時07分)

国内で唯一運転中だった北海道電力泊原発3号機
(北海道泊村、91・2万キロワット)
5日深夜に停止し、定期検査入りする。

これで国内の商業用原発50基すべてが止まり、
1970年春以来、42年ぶりの 「原発ゼロ」 になる。

政府は関西電力大飯
 (おおい) 原発3、4号機 (福井県おおい町)
の再稼働を目指すが、安全面への不安から反対が強く、
全国で電力需要が増える夏を
初めて原発ゼロのまま迎える可能性も出てきた。

北海道電力は5日午後5時から泊原発3号機の出力を少しずつ落とし、
午後11時ごろに発電を止める。

66年7月に日本で初めて日本原子力発電
 (原電)
東海原発
 (茨城県東海村、廃炉作業中) が稼働してから、
運転中の原発がゼロになったのは
70年4月30日から5月4日の5日間だけだ。

当時、国内には東海原発と原電敦賀1号機
(福井県敦賀市、35・7万キロワット) の2基しかなく、
その2基が定期検査とトラブルで停止した。


その後は核の火が一時たりとも消えることはなかった。

2000年代には最多の55基に達し、
総発電量に占める原発の割合も3割にまで上がった。

だが、新規の立地が難しくなったことに加え、
東京電力のデータ改ざん問題などで原発への信頼が揺らぎ、
その後は下り坂になった。

昨年の東京電力福島第一原発事故の時点では、
今年4月に廃止された福島第一1~4号機を含めて54基あったが、
事故の後、一気に脱原発の流れが固まった。

政府は将来、原発をなくす方針を示しているが、
火力発電の燃料費高騰や
原発依存度の高い関電管内での電力需給が厳しい問題もあり、
当面は安全対策を確認した上で順次、再稼働する方針。

まず大飯3、4号機の再稼働を目指しており、地元への説明を始めている。
再稼働を認める基準をクリアしたとしているが、
事故時に拠点となる前線基地の建設など時間のかかる対策は
先送りしてもよいとの内容。

住民説明会では、これで安全性が確保されたといえるのか
といった不信の声が相次ぎ、福井県も簡単には同意を言い出せない状況だ。

いったん原発事故が起きれば、広範囲に影響が及ぶことから、
福井県に隣接する滋賀県や京都府、
さらには関電の筆頭株主の大阪市も再稼働に厳しい姿勢を示している。

*******************************

●以下は、5月5日の、TBSのWEBニュース。

札幌の仲間たちの今日のデモの様子や、
我らが斉藤武一さんのコメント、
イタリアの記者のコメントもあり、必見です!

(↑すごくいい報道だったのに、
 残念ながら、このニュースは消されてしまい、
 どこを探しても出てこなくなってしまいました。

 今見られるこのサイトのニュースは、電力会社の圧力を感じる内容に
 大きくシフトされたように感じます。

 仕方がないので、かろうじて残っている、
 泊村の実態を伝えているニュースをリンクしておきますね。
 消されず見続けられるといいのですが……

 下記は、消されてしまった5月5日のニュースの文字お越し分です。
 映像は消されたけど、コピーしておいた文字が残ってヨカッタ!)

≪TBS News i≫

全国で唯一、稼働している北海道電力の泊原発3号機。
定期点検で5日夜、出力がゼロになると、
国内に50か所ある原発すべてが停止することになります。

「泊が止まれば皆止まる」


42年ぶりの 「原発ゼロ」 を前に、
泊原発から60キロ離れた札幌では、およそ400人がデモ行進し、
今後の再稼働反対を訴えました。

「国内で稼働している原発が1つもなくなる。
 これは素直にうれしいことだし、1つの課題をクリアしたと言ってもいい」

(福島から避難した 渡辺刀麻さん)


これに対し、地元の泊村では・・・。


「家族も原発で働いているので、仕事なくても困るし。
 もし何かあったら・・・覚悟のうえですね、ここに住んでいる以上」
(村民)

(原発が)止まったら困る。飲食店やっているから」(村民)

「誘致するときから反対だ。原発のあとに何が残る」(村民)


村民の多くが早期の再稼働を求める背景には、
「原発頼み」 という村の実情があります。


「海沿いに見えている青い屋根の建物は村営の屋内スケートリンク。
 そして、こちらに広がっているのが同じく村営のパークゴルフ場です。

 泊村にはこのほか、住宅の新築、改築の際の補助金や結婚祝い金など
 手厚いサービスがあります」
(記者)


泊村の財政の7割は原発関連の収入、
いわゆる 「原発マネー」 で占められています。


「安全なら早めに再稼働する形を取ってもらいたい。
(原発全停止は) 異例なことで、特別な思いを持っている」
(泊村 牧野浩臣村長)


泊原発から4キロの岩内町で反対運動を続ける斉藤武一さんは、
34年前から、原発が出す 「温排水」 の影響を調べています。

「一度原発が止まって、
  これから本当に原発が必要なのか、結論を出していく大転換の日

(岩内原発問題研究会 斉藤武一さん)

「イタリアだけじゃない。世界で関心がある。関心ないのは日本だけ」
(イタリアの衛星テレビ局 ピオ・デミリア記者)


今後の国の原子力政策にどう影響するのか。
5日夜ついに国内で稼働する原発がなくなります。
(05日17:30)

*******************************

●上記の泊村民の方々や、村長の意見、とても考えさせられますね。

命があれば、原発以外の仕事をつくり出す道はいくらでもある。
原発で病気になったら、仕事どころじゃなくなってしまうのに……


自分自身や家族の生命のみならず、
日本中、世界中の生命をキケンにさらしてまで
原発に関する仕事に固執している人々にどうアプローチできるかが、
原発をやめたい私たちの課題の一つなのでしょう。


それにしても泊村長の発言には、

「安全なら再稼動してほしい」 ってアンタ、
 全然安全じゃないってことがフクシマで証明されたばかりでしょうが…!


と、思わずツッコミを入れたくなってしまいますけれど(苦笑)。

*******************************

●私は一昨日、GWのお店を手伝いに遠征していた
洞爺湖の古民家カレー店 であり、私の自給自足レッスンの舞台である
ちゃいはな から札幌の自宅に戻ったのですが、

ちゃいはな裏の森にダイちゃんが仕込んだシイタケの原木から、
帰宅前日、こんなに立派なシイタケが取れました。

森と雨の恵みを受けて育った命は、
その日の晩ごはんになって、私の命に変身。

それはそれは美味しい、最高級の命の糧になってくれました。

(キノコには放射性物質が多く蓄積されると知っているけど、
 その不安もかみ締めながら、いただきました)

●こちらも同じく、森で採れた こごみ

かわいい姿で、生で食べてもすごく美味しくてビックリ!
春の香いっぱいの、やさしく奥深い味わいでした。


●これはシイタケ摘みのときに森で見つけた 「エンレイソウ(延齢草)」。

芽が出てから葉がつくまで1~2年かかり 
(上に伸びない間、まずはじっくり根っこを伸ばしているそう)
こうして花が咲くまでには何年もの年月がかかり
観察しているとドンドン年齢が延びてしまうから、
「エンレイソウ」 と言うのだと、以前、自然ガイドの方から教わりました。

●そして、帰札の2日前は、
札幌から ちゃいはなに泊りがけで遊びに来てくれた友人、ミキちゃんと、
洞爺湖野菜三昧ディナー。



メインディッシュは、ちゃいはなファミリーのお友達でもある、
洞爺湖の佐々木ファームの皆さん 
(無農薬有機栽培の農家さん)
手塩にかけて育てたゴボウと人参で作った2種類のおかず、
「絶品かきあげ」 と 「エスニックきんぴら」


●そしてこれは、この夜の私たちのディナーの一品となった、
ケイコちゃん 
(ダイちゃんの奥さん) 発明の、
ウインザーホテル内三ツ星レストランメニュー級に美味しかった、
「ホウレン草ピューレとゴボウの贅沢グラタン」
(このお野菜も、佐々木ファームさんのもの)


●こちらの写真は、ダイちゃんと並んで大切な私の洞爺湖の家族
 ケイコちゃん(右)と、ちゃいはなの看板娘ちゃんたち。

●そしてこちらが、看板娘2号をおぶって調理中の、
ちゃいはなシェフであり私の自給自足師匠、ダイちゃん。



もしまた定期検査が終わった泊原発が再稼動し、
 もしまた原発事故が起きてしまったら……

シイタケも、こごみも、エンレイソウも、佐々木ファームの人々や作物も、
ちゃいはなも、ちゃいはなの森も、ちゃいはなファミリーも……

◆みーんなの命が脅かされてしまうかもしれない。

◆みーんなの体や、心や、人間関係が、
 一気に、またはジワジワと、傷つけられてしまうかもしれない。

◆もしもそうなってしまったら、
 札幌より泊原発に近い ちゃいはな に 「遊びにおいで」 なんて、
 誰にも言えなくなってしまうかもしれない。

◆一生懸命進めている廃材ハウスづくりも、
 素晴らしい発見だらけの自給自足レッスンも、
 全部あきらめなくちゃならなくなるかもしれない。

◆それどころか、
 日本の食料庫でもある大切な北海道で育った食物が汚染され、
 誰も住めなくなってしまうかもしれない。


だからゼッタイに、再稼動はイヤなのです。

全部止まっても変わりなく生活できているこの日本で
再び原子力発電所を稼動させる必要は皆無だし、

「夏の電力不足」 をどんなにあおられても、
不安をあおる報道の応酬が どんなにくりかえされても、


命と引き換えのリスクを負うのは、もう絶対にイヤなのです。


電気を得る代わりに核物質で発電して、
事故がなくても働いてる人たちや、ウランを運んでくる人たちや
外国でウランを発掘している人たちをヒバクさせる>のも、

そんな電気を使って暮すことも、もういいかげんやめたい。



だから私は札幌の街なかで電気代ひと月600円台の生活をするようになり、
めぐりめぐって戦争のタネになっている輸入資源に頼らない生活の仕方
を身につけるために、去年の夏から、
ちゃいはなでの自給自足レッスンを始めました。


●原子力に頼らなくても、電気をつくる方法はいくらでもある。


●廃材を利用して家をつくる方法だって、ちゃんとある。


●ゴミにされている木質燃料を薪にすれば冬も暖かく過ごせるし、
 料理もできるし、お風呂にも入れる。




●自分で野菜を育てれば、豊かな食事も実現できる。



去年の夏の3ヶ月で私はそれを体感したし、
今年はその手法の学びと喜びをさらに深め、
それらをもっと広く人々に伝え、一緒に実践していきたいと思っています。

私のトライアルから何かを受け取って、
それぞれに活用していただけたら、とても嬉しいです。


私たちは、核を超えることができる。
 私たちは、過去を超えることができる。


 なぜなら、歴史の学びがあるから。
 なぜなら、個性のチカラがあるから。


あらゆる人とモノ・ゴトの中に眠っている可能性を、
組み合わせ、活かし合い、めぐらせ合いたい。


こどもの日に原発が止まったことの意味を心に刻み、

私たちの未来であるこどもたちのために、
地球のこどもである私たち自身のために、


めぐり合った人々とともに新しい暮し方を進めていこうと、
あらためて思う、春の十六夜です。


●私の黄金週間。

2012年05月01日 | ほっかいどう旅
●こんにちは♪ めずらしく連日更新です(笑)

去年の夏3ヶ月間体験学習した 自給自足レッスン・1学期 の現場、
洞爺湖「ちゃいはな」に、29日(日)から再び来ています。

私はここの主人であるダイちゃんと、
「自給自足の方法を泊り込みで体験学習させてもらう代わりにお店を手伝う」
という交換をしているので、

お店が忙しいGWも、
この夏に予定している2学期のウォーミングアップがてら、
お手伝いに駆けつけました。


●懐かしの「ちゃいはな」は、相変わらずい~感じ♪






薪ストーブの匂いがしみ込んだ築約85年の古民家で、


洞爺湖が舞台の映画「しあわせのパン」の、ロケ地の一つにもなりました。


●春の芽吹きが始まった庭の向こうには……




去年の夏からつくり始めた廃材ハウスが。


まだまだ制作途中ですが、おぉ、ドアがついてる!


窓もついてる!




いや~いいな~!早く住みたい!!!



●ほぼ100%、廃屋などから集めてきた廃材を再利用して、
ダイちゃんと、私と、ちっか
(ダイちゃんの小3の娘ちゃん)と、
宇宙くん
(ダイちゃんの友達)で、ここまで仕上げた手づくりハウス。
(ほとんどはダイちゃんの手によるものですが。笑)

この廃材ハウスを、
みんながマネして造りたくなるよな“暮せるART作品”
どう仕上げるかが、ダイちゃんと私の腕とセンスの見せ所。
いや~楽しみ!妄想構想がムクムク広がります(笑)。


●小さなビニールハウスの中では、
ちゃいはなカレーのメイン食材であるトマトの、
種から芽吹いた苗ちゃんたちがスクスク成長中!


●その他の野菜の種まき作業も、スタートしたばかりです。

この“ユニーク自然農法畑”も、
ちゃいはなARTライフの営みを支える大切な柱のひとつ。


●そして、
ここでのARTライフの一番の支え手である洞爺湖さんにも、
久々にごあいさつ。


洞爺湖、やっぱサイコーです!

私は6日(日)までここにおりますので、
薪ストーブでコトコト作った絶品カレーを味わいに、
ぜひおいでませ~♪


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