旅するはらっぱ~日々旅日記

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各地の各智を旅する、

はらみづほの旅日記です。

はらっぱニュース◆2015年7月23日号≪デデア情報と、渾身のラブレター≫

2015年07月23日 | さっぽろ旅
こんにちは♪札幌は何だか梅雨のようなお天気ですが、みなさんの場所はいかがですか?

さて、本日のお品書きは以下の2品です。

①前回予告した、8月8日(日)のデデアデジタルデトックスアドベンチャー)の詳細情報。

②先日の芽室高校での講演でお伝えしそびれてしまった、大切なこと2点

では、さっそく一つ目の話題から♪

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≪お知らせ①≫
デジタルデトックアドベンチャー“デデア”
いろんなご縁を深呼吸!ヽ(^o^)丿「夏の札幌西のパワースポットめぐり」

開催日時:2015年8月8日(土)10:30~18:00

*前日の8月7日(金)19:00~札幌「みんたる」で行う「全国トランジションタウン活動」 &「トランジションタウン札幌」 おひろめ説明会♪を記念して、今回は「ご縁」と「デジタルデトックス」をテーマに、自然と人のエネルギーが充満している西区のパワースポットをめぐります。

ふだんデジタル漬けの方もそうでない方も、北海道の夏の大地や水のパワーで心身を浄化しにいらしてくださいね~♪ヽ(^o^)丿

集合場所:地下鉄「琴似駅」バスターミナル待合所 集合
参加費:おひとり3000円「集い処・縁」のボリューム満点まごころランチ付)



(ある日の縁ランチ。ごはんお代わりOK。細胞に染み渡るおいしさです)


こちらが「縁」のおかみさんとマスター。ふところふか~い、実にステキなご夫妻です。

要予約:定員16名(雨天決行・大雨時はプログラムを変更します)

主催・ご予約・お問合せ:トランジションタウン札幌(はらみづほ)
・メール:tabibitosalon★gmail.com(★を@に変えて送信)
・電話:070-5069-8765(電話はただいま紛失中なので、メールにてご連絡ください!)
ご予約方法:メールかお電話で、以下の情報をお知らせください。
①お名前 ②メールアドレス
③ケータイ電話番号(お持ちでない方は固定電話番号)
④ご住所(お住まいのエリア)
⑤ご興味のポイント

持ちもの:水筒、帽子、(滝で遊べるように)水着、タオルなど。
合計で1時間以上歩きます。歩きやすい服装と靴でいらしてくださいね。
“デジタルデトックス”がテーマの会ですので、スマートフォンなどのデジタル機器は最初に回収させていただきます。あらかじめご了承ください。

≪西区をガイドしてくれる“ジモト大使”・和田公平さんのプロフィール≫

札幌生まれ、西区育ち。通称「ベン」(アドベンチャーに由来)。
8月末のオープンを目指し、現在、札幌市内にカレーのおいしいコミュニティカフェを開業すべく準備中!
夢:周りの人々と一緒に、互いの個性を活かし合って楽しく生きること。
好きなもの:自然、料理、子どもと遊ぶこと、ディジュリドゥ(オーストラリアの先住民・アボリジニの伝統楽器)の演奏など
好きな言葉:つながる


≪今回のデデアルート≫
10:30 札幌市営地下鉄・東西線「琴似駅」集合。そこから5分ほど歩き、最初のパワースポット「屯田兵家跡資料館」へ移動します。
到着後、簡単なごあいさつ&自己紹介をしてから30分ほど館内を見学。物のない時代に新境地・札幌を切り開いた屯田兵たちのくらしに触れて、空間にしみこんでいるパイオニアパワーを深呼吸しましょう!

11:05~11:45 縁結びや子宝で知られるパワースポット「琴似神社」
「琴似神社」についての参考資料
斉藤さちよオフィシャルブログ「スゴイ自分の見つけ方~あなたの可能性引き出します」~札幌パワースポット巡りⅡ♪琴似神社
開運の社~琴似神社

12:00 「琴似神社」から、欄干がユニークな「長栄橋」を通って、3つ目のパワースポット「集い処・縁」へ。

12:30~13:45 「集い処・縁」にて、体に優しい食材を使ったボリュームたっぷりの家庭料理ランチをいただきつつ交流タイム。
このお店は、いろんなご縁が交差するステキな縁結び処。あったか~いご夫妻の美味しいおもてなしと、デデア参加者のみなさんとの出逢いを、ゆっくり味わうひとときです。

14:04~14:30 「発寒南」からバスで「平和の滝入り口」へ。
バスを降りたら約30分間、夏の緑の香り満ちる山道(舗装路)をゆっくりお散歩。マイナスイオンあふれる4つ目のパワースポット「平和の滝」を目指します。

15:00~15:45 「平和の滝」に到着!
泳いだり、滝に打たれたり(?!)、水遊びしたり、ボーッとしたり…手稲山から流れてくる澄んだ水のパワーを全身で深呼吸するひとときを、思い思いに楽しみましょう。

15:45~16:15 「平和の滝」から緑の川原道を歩きつつ「平和渓流公園」へ。
川原道には、よく見るといろんな姿の植物がいっぱい!舗装されていない土の道を歩きながら、緑の息吹を胸いっぱいに呼吸してください。目指す「平和渓流公園」は、川原の近くにある静かな公園。みんなで芝生の上に座って一日をふり返りつつ、http://matome.naver.jp/odai/2139047635338787101?&page=1みなさんそれぞれの心にパワーをくれた「本日の宝もの」を発表していただきます。

17:22~17:47 バス停「平和ポンプ場前」→「発寒南駅」(25分間バス乗車)
17:50 「発寒南」駅前にて、終わりのごあいさつ
18:00 解散。また会う日まで、お元気で~ ヽ(^o^)丿


(↑ちらしです。クリックで拡大!)

私が「デジタルデトックス」という発想を得たのは、「トランジションタウン鎌倉」のメンバーで「ソンベカフェ」のマスターでもある宇治香さんが、社会問題をテーマに旅やメディアづくり事業を進める「リディラバ」とのコラボで開催している「デジタルデトックスツアー」に参加した時のこと。(このツアーは先日、NHK「あさイチ」でも取り上げられました)

その意味深さと心地よさに心底感動し、「ぜひ札幌でも!」と企画したのです。

デデア前日の8月7日(金)19:00~札幌「みんたる」で行う「全国トランジションタウン活動」 &「トランジションタウン札幌」 おひろめ説明会♪には、「トランジション鎌倉」からこの宇治さんご本人が登場!

また、鎌倉に負けず劣らず希望に満ちた様々な活動を実行中の「トランジションタウン藤野」からは小山宮佳江さんが、そしてもう一人、私が講師のひとりを勤める「ラジオ寺子屋」の主催者で「トランジション・タビタネ」のリリちゃんも参上!

計3名の今をときめくスペシャルゲストたちをお迎えし、地元のご縁や恵みを楽しく活かす各地の具体的な取り組みを、その立役者たちから直接うかがい、交流します

8日のデデアジモト大使をつとめてくれるベンくんも、トランジション札幌のメンバーとして、カフェの開店準備で忙しいなか駆けつけてくれるとのこと。

「トランジション札幌、やろうやろう!」とノリノリで名乗りを上げてくれた「みんたる」の店主・みかよちゃんともども、みなさまのご参加をお待ちしておりますね~!ヽ(^o^)丿


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≪お知らせ②≫
芽室高校の講演でお伝えし忘れてしまった、大切なこと2つ。


一昨日、十勝の芽室高校から講演のご依頼をいただき、一年生たちに向けて“生教育”の授業をしてきました。

(お招きくださった佐々木先生、いろんなお話を聴かせて下さった山崎校長先生、お忙しいところご準備くださった先生方、そして、暑い中話を聴いてくださった皆さん、ありがとうございました!)





以下は、アンケート用紙に綴られた生徒さんたちのメッセージの一部です。皆さん、ありがとう!





ほとんどの皆さんが私の話を心で受け取ってくれた様子が伝わってきて、胸がいっぱいになりました。

(★「よく理解できなかった」と正直に書いてくれた子もいて、心に残りました。その子の気持ちや声を、ゆっくり聴いてみたいです。★我が家を訪ねたいと書いてくれた皆さん、ウエルカム!このブログのコメント欄から、まずはメールでもくださいね♪)

そして、皆さんの言葉を読み進めていくうちに、私はいつも講演でお伝えしている大切なことを伝え忘れていたことに気づきました。

だからせめてこのブログを訪れてくれた皆さんへのラブレターとして、その内容をここに綴りますね。

伝え忘れてしまった1つ目は、私のモットーである“笑エネ”について。

私がやっていること・みなさんにお伝えしていることの一部は、確かに「節約」とも表現できるのですが、私の意識としては「節約」でも「省エネ」でもなく、「笑エネ」

「思わず笑いがこみ上げてきちゃうほどオモシロい創意工夫」
で、ゲームや実験感覚でやっていることばかりなのです。

よく「がんばって節約してエライわね~!」と言われるのですが、実は申し訳ないくらい、ガマンも努力もしていません(笑)

おもしろくて、おいしくて、気持ちよくて、ワクワクが尽きなくて、しかももれなくオトクがついてくるからやめられなくなって、その結果自然に5アンペア分買うだけで事足りるようになり、電気代が月200円台になった、というだけのことなんです(笑)

電気代月200円台の生活をしている、と知ると「貧乏なんだな」と思う方も多いようですが、私自身はこれまで一度も自分が貧乏だと思ったことはなく、それどころか「かなりハイクオリティな暮らしをエンジョイしてるよな~」と、実はけっこうセレブな気分だったりします(笑)。

その理由は、買物を通して日常的に「理想の社会づくりに参加する」ようになったから。

「お金は社会づくりに直結する投票券だったんだ!」と気づき、原子力発電をやめない電力会社をはじめ、賛同できない働きをしている組織や人への“お金の投票”を大幅にカットし、

代わりに、★農薬や化学肥料を使わず土や作物づくりをしている顔見知りの農家さんたち、★厳選した原料で上質な職人技を守り続けている老舗、★つくり手たちとちゃんと交流していて生産現場の様子をリアルに伝えてくれるお店、★つくり手から搾取しない公正な交易(フェアトレード)によって輸入された日本にない原料の製品……に“投票”するようにしたら、

食べたり使ったりするたびに各地の同志や地球とのつながりを感じられるようになり、自分の小さな日常の一つ一つが人と地球を大切にするためのアクションになって、理想に向って行動できている自分が誇らしく、毎日が喜びに満ちてきたのです。

まだまだ、自分のキャパを超えているほど多くの物を持っているし、欲やその場の事情に任せて不本意なものに“投票”してしまうこともある発展途上の身ではありますが、自己否定しすぎることなく生活全体でバランスを取りながら、今後も「日々の買物」を通した「目指す社会づくり」を実践していこうと思っています。

…という具合に、今ではすっかり“笑エネ”がテーマの私ですが、何を隠そう、一時期は努力と忍耐の“省エネ”をがんばり過ぎて死にそうになったこともあったので、“笑エネ”との違いをリアルにお伝えするために、あまり公表したことのない私の体験談を綴りますね。

実は私には以前、使い捨て製品を平気で使っていたり、自分とかけ離れたくらしや考え方をしている人々に対して、とても批判的になっていた時期がありました。

「私はこんなに節約してるのに、あの人ときたらちっともエコじゃない! 」と怒り、軽蔑し、そんな人々を一方的に胸の内で批判していたのです。

類は類を呼ぶもので、当時の私がいちばん親しくしていたのも、似た思考を持つ、自分の正義観に反する人々を軽蔑し鋭く批判するタイプの人々でした。

でも皮肉なことに、いくつかの出来事やコミュニケーション不足をきっかけに、いつしか私自身が、思い込みの強いその人たちから一方的に批判攻撃を受けるようになっていったのです。(これは私の認識で、彼らの認識はまた別かもしれませんが)

彼らの暴力的な言葉や鋭い声と視線に萎縮し、私はどんどん自分の意見を言えなくなって、「やりたくない!」と心が叫ぶ彼らとの活動を、“地球のために”ガマンしてやるようになりました。

そして気づいたらお医者さんに、「検査の結果、不治の病である可能性が高く、あと5年生きられるかどうか」と宣告される事態になってしまったのです。

診断書を書くには検査入院が必要だと言われたのですが、「その病気だとわかるまで検査入院してほしい」という医師の言葉に疑問を抱いた私が入院を断わると、「今後何が起こっても病院や医師は一切責任を負わない」という内容の念書を家族に書かせるよう要求され、私はショックと絶望の中、弟夫妻に事情を打ち明けて念書を書いてもらい、やっとの思いで提出しました。

自分があと5年の命かもしれないなんて、信じられなくて、信じたくなくて、来る日も来る日も、止まない大地震に襲われたような衝撃と恐怖の中でモンモンとしながら絶望の海底をさまよい、孤独な闇の中で自問自答をくり返す日々が続きました。

が、人間行くところまで行くと覚悟が決まるもので、ある時ついに「あと5年しか生きられないなら、思い切りやりたいことをやって死のう」と開き直り、いろんな事情で離れられない状況になっていたその人たちに非難の声と矢のような視線を浴びせられつつも別れを告げ、生活環境を一新したのです。

ストレスに満ちた環境と、それまでの生活習慣を変え、「~ねばならない」という思い込みで物事を決めつけるのをやめ、心の底から「やりたい!」と思うことだけをやるようにしていったら、生きていることや自分を取り巻く物事がありがたくて愛しくて笑顔と喜びがこみ上げてくるようになり、自分が満たされたら心にゆとりができ人にも優しくなれて、一日一日が宝物になっていきました。

一方的な批判の暴力性を体感し、ドン底の私を支えてくれた友人の「対等な会話は、いつも質問から始まると思う」という言葉が胸に刻まれた私は、以来、自分と違う考え方や行動をしている人々と出逢うと、まず話を聴いてみたいと思うようになりました。

そしてたとえ会話が平行線だったとしても出逢えたこと自体に価値と恵みを感じ、「なるほど、そういう考えもあるのか」と、一歩引いて相手を眺められるようになりました。

そうすると心にそよ風が吹いて、自分の視野と心の領土が、ふっと広がるように感じるのです。

彼も人なり。我も人なり。

「違い」はお互いさんで、多様性があるから進化の余地があり、学び合ったり、新しい発想が生まれたり、心が一つになったときひとしお感動したりできるし、今は賛同できないその人の意見も、いつか何かのヒントになるかもしれない。

今は静かにそう思えることが増えてきました。まぁ、思わずムカッとしてボレーを返してしまうこともありますが(笑)

ともかく、そんなこんなの半年後、別の病院で受けた再検査と診察の結果は「正常」。新しい医師は落ち着いたまざなしと口調で、「あなたは病気とは思えません」と言いました。

検査結果の数値の違いや自覚症状が消えたことを通して、私は身をもって、
●本心を押し殺していると病気になること、●心身のストレスがなくなり笑顔が増えれば、不治の病も治ること、●人は言葉や視線によって生かされも殺されもすること…を、思い知らされたように感じています。

状況を変えてから半年くらいの間は、電話が鳴るたびにビクッ!としたり、悪夢にうなされたりしていましたが、再検査とセカンドオピニオンで自信を得てからは少しずつ恐怖心が消えていき、日々与えられている見えない恵みを感じ取る感性が高まって、この世が安らぎに根ざしていることを思い知る神秘的な体験もし、この世はあらゆる可能性に満ちたワンダーランドで、心が叫ぶ望みと感覚に従い、誰とも違うストーリーを思う存分生きることこそが、生まれてきた意味であることを知りました。

(今ではやっと、この一連の体験のきっかけとなったあの批判的な人々との出逢いにも、心から感謝できるようになりました。彼らとの出逢いのおかげで、進化できたんだなぁ…って。彼らは私が自分らしく生きられるようになるために悪役を演じてくれた、私の人生物語に欠かせないキャストだったような気がするのです)

以来、私の胸のまん中には、勢いのあるぶっとい筆文字で「笑エネ」と書かれた掛け軸が燦然と輝いています(笑)。

変化し続けている毎日の中で、今でもともすると「ネバナラヌ菌」や「コウアルベキ菌」に脳を寝食されそうになることがありますが、そんな時はこの掛け軸を思い出して深呼吸し、やりたくないことはとっととやめ、自分の思い込みを宇宙目線で眺めてみることにしています(笑)。

笑う門には、福来る。

“笑エネ”掛け軸、あなたも お一つ、いかがですか(笑)



さて次は、お伝えし忘れた2つ目のこと。

それは、私が授業の中でお伝えした「モノがない代わりに自分のチカラを使って生きている人々」は決して、「かわいそうな人々」だったわけではない、ということです。

★車を持たない人々は、私たちの想像を絶するくらいの遠方へも当たり前に歩いてゆく体力と精神力を持っていたし、★電気を持たない村で暮らす人々は、電気に満ちた街で暮らす私たちが一生見られないくらい美しい満点の星空を毎晩のように見上げることができ、★水が乏しい場所で暮らす人々は一杯の水に至福の喜びを感じることができ、★充分に食べられない人々は、一つのものをみんなで分かち合う文化と優しさを当たり前に持っていました。

6年間の旅暮らしの中で、私は「豊かさ」の意味を、何度も問いただされた気がするのです。


今回の高校生への講演を経て、私は腹の底からとてもリアルに、「この子達を絶対に戦争にやりたくない!」と思いました。

信じがたい法案が通って、私がパレスチナ自治区で出会った兵役中のイスラエル青年兵と同じように、「俺は誰も憎んでいない!誰も殺したくなんかない!」という叫びを、この子達が銃を手に叫ぶことになりかねない日本になってしまったから。

イスラエルは、攻撃されているパレスチナより、物質的にはずっと豊かで、お金持ちです。

でも、男女とも18歳から最低2年間の兵役があり、拒否すると非国民として罰せられ投獄されたりして、たとえ亡命したり法的に免れることができたとしても社会には「卑怯者」扱いされやすくなり、自分自身も罪悪感にさいなまれ結局は自殺する人もいるという情報を読んだこともあります。

もちろん長年攻撃され奪われ続けているパレスチナの人々は被害者ですが、私が対話した兵士のように、「誰も憎んでいないし殺したくない!」と叫びながら人を殺す仕事に従事しなくてはならない人々もまた、悲惨な被害者だと私は思います。

「やりたくないことをやること」自分も人も殺すことにつながり、「やりたいことをやること」自分も人も生かすことにつながってゆく。

生きるために生まれてくるのが生物の基本なのだから、脳のどこかが壊れているのでない限り、「やりたいこと」の根本は「生きること」なのではないかと、私には思えます。

私は殺したくないし、殺されたくない。

甥っ子たちにも、芽室高校の高校生達にも、友だちの子どもたちにも、誰のことも殺してほしくないし、殺されてほしくありません。

戦争は、戦争をすると儲かる人々の計画によって意図的に“起こされて”いるもので、本当は殺し合う必要のない人々が殺し合い、壊される必要のないものが壊されることによって、結果的に儲かる人のところへお金が流れていくように仕組まれた“世界規模の経済政策”の一つだと、私は認識しています。

ある土地の人々が憎しみ合い、殺し合えば、その土地にある資源をその地元住民が協力して自分たちのために活用することが困難になり、破壊された建物やライフラインを再生するために「援助」を口実に介入する国々の企業の仕事が増え、企業から巨額のお金が政府に入り、国境を越えて連携し合う経済界と政界の一部の人々がボロ儲けでき、その下々におこぼれが行き渡る(だから事実を知っていても長いものに巻かれてしまう)。

「援助」の資金源はもちろん、援助する余裕のある国々の税金。日本は多額の援助国の筆頭ですから、私たちの税金も世界中の戦地や紛争地の「再生」のためにガッツリ投じられ、結果的に私たちは、大手の財閥系商社やメーカー、金融企業など、世界を股にかけて様々な資源や原料を買い付け、生産、販売、流通を担うグローバル企業群の売り上げを向上させ、「資源開発」という名の環境破壊と「市場開拓」としての戦地生産に意図せず養分を与えているのです)

同じ土地に違う民族や違う宗教の人々が暮らしている場合は、その「違い」を火種にして争いを呼び起こすことはたやすく、インチキな噂や報道を流せば、生活にゆとりがなくウップンが溜まっている人ほど怒りのやり場を“敵”にぶつける構造が生まれ、差別や経済格差を戦争の原動力にする操作は簡単に実現してしまいます。

「生かし合い」はみんなが必要充分な利益を手にできる手段で、「殺し合い」は一部の人たちだけが極端にボロ儲けできる手段。

自分を押し殺して生きる人はストレスが溜まっていきちょっとしたことで怒りを爆発させ他者を殺す戦力になりやすいから、ボロ儲けを狙う側は、自分自身を殺して生きる人の多い社会を巧妙にデザインし、人々を支配してゆく。

彼らがボロ儲けできるのは、彼らが売っているものを買う人々が多いから。彼らが売っているものは、世界中の人々が欲しがるもの。つまり、「売れ筋商品」の原料や、それを作ったり加工したり運んだり売ったりすることにまつわる、すべての資源や燃料。

だから戦争をなくす最も効果的な道は、ボロ儲けを狙う人々が売っているものを買わなくてもイキイキと生き、地球生活を存分に楽しんで、幸せになること。

そのために、自分自身、身の周りにあるもの、ご縁……の可能性を知り、それらを毎日生かすことだと思います。



芽室高校の皆さんとの出逢いが、私にそれを再確認させてくれました。ご縁に心から感謝します。

皆さんと笑顔で再会できる日が、いつの日かきっと、訪れてくれますように…!


はらっぱニュース◆2015年7月14日号≪トランジションタウン活動に参加します!≫

2015年07月14日 | さっぽろ旅
やっと暑くなってきましたね~!ヽ(^o^)丿

(…といってもインターネットメディアは世界中の方が読者なので、南半球の方は寒くなってきてるかも…笑)


8月7日(金)に行うイベントを機に、全国・全世界で展開中のトランジションタウン活動の本拠地が、札幌にも誕生します!

今、出かける直前なので、とりあえず今日のところは、札幌・北大近くにあるフェアトレード雑貨とネパール料理のカフェ「みんたる」のHPにて、このイベントの詳細をごらんくださいませね~!

8月8日(土)にはこの立ち上げ記念も兼ねて、朝~夕方までデジタルデトックスをテーマに札幌西区のパワースポット(かなりオススメのきもちい~い場所にお連れします!)をめぐりつつ自然や人と交流する、デジタルデトックスアドベンチャー「デデア」も行いますよ~!

詳細はまたお伝えしますので、ご興味ある方は予定を空けておいてくださいね~!

ではでは、とりいそぎ~!

バタバタバタ…(これから久々に、下川町へ行ってきまーす!)





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