【号外】秋の色(1)

校庭に落ちてきた桜の葉。
この色合いは、なんて美しいのだろう。
思わず拾ってきて、スキャナで取り込んでみた。

#427 我が家の林

私の実家は寒村にある。
この栃木の林は私の家の所有林だ。狭いけど。
春にはタケノコが隣の竹林から侵入してくる。
ゼンマイやワラビなどの山菜も生えてくる。
たまにはここにピクニックテーブルなど持ち込んでデイキャンプなんかしてみようか。

三重県多気町。

#426 崩れゆく砂利山

砂利山の上には気持ちのいい空が広がっている。
人が作った山も雨が降れば侵食する。

薄いネガを救うためにいろいろやってみたらなんとかなったが
変な縦じまが目立ってしまった。

三重県多気町。

#425 鏡田対称景色

田植え直前の田圃は空を映す大きな鏡。
山々も逆さになってほんのひととき非日常的風景が現れる。

三重県多気町。

#424 果樹整列

遠くの山の風情は私の生まれ育った村ではありふれたものだ。
行儀良く植えられた果樹は、いかにも人工的で滑稽な感じもする。

三重県多気町。

#423 桜桜桜

春の陽光を浴びた桜の花。
細かな花が一つ一つ光を吸収している。

三重県津市。

#422 風景は売っていない

食品を中心に毎日の暮らしに必要な品々を、地域一番の品質・価格・品揃えで提供するのが
MaxValuだそうだ。
私に必要なものは、質の高い空と海と大地と光、かな。

三重県松阪市。

#421 堤防絵画

堤防に子供達が絵を描いた。
いくつもいくつも絵が集まると、そこにエネルギーがうまれる。
わずか数歳でこんなことができるのに、
大人たちは何をしているんだ。

三重県四日市市。

#420 釣り人一人

夕陽が落ちたあとの突堤で釣りをする人が一人。
しばらく静かに佇んでいたい場所だ。

兵庫県南あわじ市。

#419 鳴門海峡夕凪

夕方、風が止み波もほとんどない鳴門海峡。
遠くに見える陸地は四国だ。

兵庫県南あわじ市