#320 夏の終わりに

伊豆の海で活躍した浮き輪を洗った。
塩気が抜けてさっぱりして、物干竿で一休み。
こうして夏は過ぎていく。

三重県津市。

#319 岩の間の通路

岩を侵食して植物がはびこる。
岩の通路は昼でもひんやりと薄暗い。
通路の向こうには海。

静岡県伊東市。

#318 ボンベ隊の休息

スキューバダイビング用の空気ボンベたち。
夕方、海での役目を終えて陸に整列した。
光と影と、金属とコンクリートと、
何でもないシーンだがどこか惹かれるものがある。

静岡県伊東市。

#317 富戸の海辺

冷夏だったこの年、お盆を過ぎて急に暑くなった。
東伊豆の空は青く、海は藻で濁っていたが泳ぐと水は暖かかった。
富戸(ふと)の港近くから相模灘を望む。

静岡県伊東市。

#316 擬似自然環境

キャンプ場の吊り橋。
正面は植林された杉林。
すべて見事に人間によって手なずけられた「自然」。

岐阜県付知町。

#315 大きな空

眉山の山頂から遠く紀伊水道を望む。
雲間から海に光が注いでいる。
高いところから見下ろすと街は小さくなり、
空は大きくなる。

左が吉野川、中央右が徳島港。
徳島県徳島市。

#314 阿波踊りの夕暮れ

徳島名物阿波踊りを観覧席で鑑賞する。
私は踊りそのものよりもこの夕方の自然光と人工光が均衡した
風景に見とれていた。
三脚を立てて1/8秒でシャッターを切る。

徳島県徳島市。

ところでブログのテンプレートを変えてみました。
ついでにイキナリ大きな画像が出るようにしてみました。
表示されるのに時間がかかり過ぎるかな？
御意見をお待ちしています。
さらについでにブックマークに「カンボワイド・ウッドグリップ製作記」と
「写真館談話室」を入れておきました。
「製作記」には私の使っているカンボワイドが写っています。
現像やフィルムに興味のある方は「談話室」をご覧ください。

#313 無人駅に二人

JR阿漕駅に1両だけの列車が到着する。
所在なげに高校生がしゃがんでいる。
私も所在なくシャッターを切る。

三重県津市。

#312 対峙する目と目

カエルの前で立ち止まる。
何を考えるでもない無機質な目がこちらを見据え、
私の視線は捕らえられ、身じろぎもできない。

これは博多の飾り山笠に付いていた飾りだとか。
福岡県福岡市。

#311 眩しい夏

箱根登山鉄道の終点、強羅駅。
夏の空が眩しい。

神奈川県箱根町。