Taake's写真館

スーパーアンギュロンXL 47mmでの作品のアップは休止中。今は30年ほど前に撮った古い写真をアップしています。

2月6日(日)

2005年02月09日 02時21分07秒 | Weblog
 8am過ぎ、昨日寝た時と同じ格好のまま目覚める。昨夜のワインと焼酎により二日酔い。東向きの窓から眩しい朝日が差し込んでいた。シャワーを浴び、9amからTVで新日曜美術館を見て10amにチェックアウト。メトロ有楽町線で市ヶ谷まで行き、新宿線に乗り換えてそのまま初台へ。東京オペラシティーのギャラリーで「森山 新宿 荒木 展」というタイトルの写真展が開催されているのだ。11amになる前に会場に到着すると、開館は12amだった。しかたがないのでオペラシティーの最上階まで超高速エレベーターで昇り、窓越しに大都会東京のビルの海を鑑賞する。また降りて来て、今度は外に出てサンドイッチを食べ、東京都庁の方角の写真を撮る。空はとても青い。
 開館までまだ時間があるので甲州街道を東に歩き、左に折れて新宿中央公園に行く。何枚かカンボワイドで写真を撮る。初老の世代のグループが公園で憲法9条の歌を歌っていた。子供達は飽きもせず滑り台。超高層ビルの下、不思議な風景だ。
 オペラシティーに戻り、いよいよ写真展。この写真展は森山大道(だいどう)と荒木経惟(のぶよし)が新宿を題材にして撮った写真である。写真好きの人にとってはお馴染みの2人だが、一般的な知名度はどうなんだろう?荒木氏は通称「天才アラーキー」でけっこう知られている。それに比べて森山氏はたぶんかなりマイナーだ。撮っている写真の派手さが違う。しかし、私はなんてったって森山氏の写真のほうが好きなのだ。大学の頃からずっと気にはなっていた写真家だ。写真を技術面で評価してもしょうがないが、2人の写真は昨年見た宮本隆司氏の写真に比べれば技術的にはたいしたことがない。彼等の写真にあるのは時代の雰囲気である。
 ゆっくり堪能して会場を出てミュージアムショップに行ってみると、森山氏のオリジナルプリントが額装されて売られていた。その値段なんと48万円!呆れるね。これ売れるのかなぁ。
 オペラシティーの地下でチャーハンと餃子を食べ、地上に上り、歩いて新宿西口を目指す。ビックカメラでフィルムを5000円分ほど買い、JRで東京駅へ。八重洲地下街の書店でダ・ヴィンチ・コード上下巻を買う。大丸で土産のチーズケーキを買い、のぞみに乗って名古屋へ。ダ・ヴィンチ・コードを読みはじめるが、実に面白い。あっという間に名古屋に着き、近鉄に乗り換えて読み続ける。家に戻っても読み続け、止まらない。しかしさすがに上下巻一気読みは時間的に難しく、午前3時に下巻50ページあたりで中断。いやー、この本、面白い。
 おかげでこのブログも滞る。

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