#935 1977年9月・球状星団複写

続いて球状星団。年老いた恒星が数十万個も密集しているというのだが、
もしその中心付近に入り込めたら、どんな光景が見えるだろうか。
これも想像するだけでウットリしてしまう。
どうして恒星がこんなふうに密集できるのか、まだ誰もそのメカニズムを解明していない。
宇宙は謎に充ちている。

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#934 1977年9月・銀河複写

棒状星雲から渦巻き星雲に成長した銀河の写真の複写。
ボトルシップみたいにビンの中に銀河を一つ閉じ込められたらどんなに素敵だろうと
空想したことがあった。
この写真の中には数十億の恒星があって、ひょっとしたらそのうちの何個かに
人類に似た形体の宇宙人が住んでいるのかも、と想像すると陶然となる。

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#933 1977年9月・囚われの空

下宿の小さな窓から見える東の空。
流れていく雲をぼんやりとしばらく眺めていた。
暗闇の底で明るさを希求する無為な私の心を反映するような写真だな。

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#932 1977年9月・机上の空想

下宿の机の本棚。二十歳の頃読んでいたもの。
微分積分学、FORTRAN基本コース、日本の歴史、現代日本の思想、現代思想事典、
星の王子さま、はたして空間は曲がっているか、重力の謎、数理科学の世界、
SF相対論入門、原子を見た、日本アパッチ族、・・・
んー、他は暗くてタイトルが読めないなぁ。
数学の本は面白くなくて、物理と生物と化学のブルーバックスとSF小説ばかり読んでいた。
小松左京、半村良、筒井康隆、光瀬龍、A.C.クラーク、ハインライン、F.ブラウン、・・・
そこへ割って入ってきたのが、ファンタジーゾーンのますむらひろしだった。

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