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★今度の「派遣法改正」は改悪・・・派遣労働の適用場面を著しく拡大

2015-06-21 08:32:56 | 日記

★今度の「派遣法改正」は改悪・・・派遣労働の適用場面を著しく拡大

改正案については、野党や労働組合、弁護士会をはじめとする法律家団体などの多数が反対の声を上げています。

その中身を具体的に検討すると、当事者である派遣労働者にとっては特段のメリットはないどころか、不利益を強いられかねないのです。

現在の派遣期間は事務や製造など一般業務は最長3年です。

ところが、新法案では、企業がその気になれば同じ業務を正社員ではなく派遣労働者にやらせるということを無期限に続けられることになってしまいます。 3年ごとに人さえ入れ替えれば。

派遣で働く労働者の中には、「できれば正社員で安定して働きたい」という希望を持っていながら、やむをえず派遣という働き方を選んでいる人が多いのです。

にもかかわらず、派遣労働の適用場面を著しく拡大し、構造的に不安定かつ低賃金な派遣労働者が増えるというシナリオが現実味を帯びてくるのです。

 

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