日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

海外メディアなどから批判の声が高まり、オリンピック招致にも悪影響の懸念が出てようやく・・・

2013-08-27 12:41:00 | 日記

★福島原発の汚染水流出問題悪化で・・・海外メディアなどから批判の声が高まり、オリンピック招致にも悪影響の懸念が出て来ました。

これに慌ててようやく政府は「東電任せにしていたのを改め、国が前面に出て対策する」と言い始めました。

しかし、その姿勢と内容は腰が引けていて、まだ東電にちょっと改善を指示するとか国家予算の予備費の一部を使おうとかいう程度です。

★東電は「長期にもれないタンクを造るのは溶接に時間が掛かるから」といって放射能などで劣化するゴムパッッキンで水漏れ対策した溶接無しのボルト締め接合の仮タンクをずっと使い続けて来たのですが、そんなやり方を政府も容認してきました。

2年半たった今、ここに来て何個かのタンクで計300tもの高濃度汚染水の水漏れが後から発見されました。

もし多数のタンクから次々そんなことが起き出し、地下水に入って海に流出たら大変なことになります。

「溶接に時間が掛かる」ならより多くの人手を掛けて並行作業すれば製造数は確保できるはずで、本当はお金が足りないのなら政府に申請すればよいはず。 そんなこともしたくない消極的な東電の言い訳にすぎません。

★また地下水の流入と海への流出を防止すれためには、たとえ1兆円以上かかろうとも敷地外の山側で地下水流の全てを鉄筋コンクリート(最近、ひび割れても水を含むと膨らんで自己修復する機能を持つ新タイプのコンクリトーが日本人の手で開発されている)などで遮断し、敷地外をトンネルかパイプの中を流して海に流す必要があるでしょう。

★海側でも広い範囲を地下深くから地上数mまで全てを鉄筋コンクリートなどで遮断し、あふれてくる地下水や地上水があっても海に流出させることなく、すぐ処置できるようにする必要があるでしょう。

 ★次の津波房総沖や北海道東方沖や宮城福島沖などの大地震による大津波)に備えて、福島第一原発敷地の周囲を要塞のようにぐるりと囲う海抜25m以上で幅30m以上の頑丈な防潮堤を構築することも必要です。