第2049回 ドラえもんＤＶＤに不適切な言葉

ドラえもんのＤＶＤに収録された初期の作品に、「不適切な言葉」が見つかったとして、回収が始まったという。
約２秒間にわたって、スタッフがいたずら書きしたと思われる文言が映っていたとか。

ちょっと前に、「みんなのうた」で問題になった「コンピューターおばあちゃん」を思い出した。
あれもほんのちょっとだけ女性のヌードの画像が映っていたということで、騒ぎになったっけ。

あの当時子どもだったワタクシとしては、「そういうのを見て育った我々はどうなんだ」と言いたくなるのであるが、
イマドキの子どもは、これでもショックを受けるのだろうか。

怪談番組が最近流行らないという。
「子どもが見て、トラウマになったらどうするの」というクレームが怖いからだという。

ワタクシも子どもの頃、怖い番組を見て、ホントに一晩眠れなかったことがある。
けど、子どもにそういう体験をさせるのって、大事なことだと思うけどなあ。

だいいち、子どもって、そんなにヤワな生きものなのかね。
少しばかり痛い目にあったり、ひどい目にあったりして、人は成長していくものだと思うのだが。
むしろそういう経験をせずに大人になっていくほうが、よほど危険だと思う。

余談だが、昭和の終わりごろに「おそ松くん」のリメークアニメが放送された。
当時は消費税導入に日本国中が反発していた時期。
そんな時代の空気を読んだのか、アニメの一場面に出てくる張り紙に、
「消費税反対！」という文字が躍っていたのを今でも鮮明に覚えている。

この「おそ松くん」のＤＶＤが出たら、やっぱり問題になるのかな。
野田サンが首相でいるあいだはwww