第1773回 らんま実写化っすか ううう

リアルタイムで高橋留美子の作品に親しんできたワタクシだから、あえて言う。
実は高橋留美子の漫画って、アニメ化されると意外と視聴率は振るわなかったのである。

「うる星やつら」ははじめの１～２年はそこそこ視聴率を取っていたが、
だんだんと展開がマニアックになっていくにつれて、低空飛行が始まった。

ワタクシも途中でついていけなくなって、離れてしまったひとりである。

「うる星」のあとを受けてアニメ化された「めぞん一刻」は、さらに人気がなかった。
澤井信一郎監督による実写版映画は、もっとヒンシュクものだった。

そのあとアニメ化された「らんま」は、わずか１クールで終わってしまった。
そのあと「らんま1/2　熱闘編」とタイトルを改めて登場したバージョンは長続きしたが。

高橋留美子のアニメはマニア受けするが、一般受けしない。
これがあの当時のアニメファンの常識だった。
あんまり認めたくなかったが。

途中からついていけなくなったワタクシだが、
今でも「うる星やつら」の声優陣は最強だと思っているし、
やっぱり「らんま」の声は
らんま（男）山口勝平
らんま（女）林原めぐみ
あかね　日高のり子
に尽きると思っている。
更に言うなら、音無響子は島本須美以外は考えられない。

と思っているファンって、けっこう多かろう。

新垣結衣主演で「らんま1/2」実写化！あかねを軸に展開される原作を生かしたオリジナルストーリー - goo 映画

　新垣結衣主演で高橋留美子の代表作「らんま1/2」が実写化されることがわかった。1987年から1996年まで「週刊少年サンデー」にて連載された「らんま1/2」は、水をかぶると女に変身してしまう特異体質の青年・早乙女乱馬が主人公の物語だが、新垣が務めるのは乱馬のいいなずけとして物語に登場したがさつで男勝りの格闘少女で高校生の天道あかね役。あかねを軸にした2時間のスペシャルドラマとして、12月に日本テレビ系列にて放送される。
　今回のスペシャルドラマで脚本を務めるのは、テレビドラマ「ROOKIES ルーキーズ」「南極大陸」のいずみ吉紘。映画『パラダイス・キス』で永瀬嵐を演じた賀来賢人と映画『GANTZ』で岸本恵を演じた夏菜が2人1役で早乙女乱馬役に挑み、あかねの姉・天道かすみ役に長谷川京子、あかねが思いを寄せる小乃東風役に谷原章介、乱馬の父・早乙女玄馬役に古田新太、あかねの父・天道早雲役に生瀬勝久が抜てきされた。
　「小さいときに『らんま1/2』の世界に自分が飛び込む夢を見たことがあるくらい本当に原作が好き」という新垣は、「まさか数年たって本当にその世界に飛び込めることになるなんてとてもびっくりです」と喜びを隠せない。しかし、累計発行部数5,300万部以上を誇る原作の実写化に、「すごくうれしい反面、実写となるととても難しそうな世界観なので正直恐いです。わたしも含め原作ファンの皆さんに納得、感動してもらえるドラマになることを目標に、わたし自身、楽しんでえんじられたらいいなと思います。がんばります」と身の引き締まる思いも感じているようだ。
　そんな新垣には、原作者の高橋も太鼓判を押している。「ドラマ化されると聴いて最初は驚いたのですが、シナリオも面白く、出演者の方々も豪華で、今ではものすごく楽しみです。新垣結衣さんに演じていただけるなんてぜいたくでうれしいですし、ほかのキャスティングも好きな役者さんばかりです。特にお父さんの掛け合いを、早く見てみたいです。原作を知っている方も知らない方も、双方楽しめる作品になると期待しています」。
　スペシャルドラマ「らんま1/2」では、ある日突然父親から乱馬をいいなづけに決められてしまい葛藤（かっとう）するあかねの姿や、水をかぶると女に変身してしまう得意体質の乱馬が完全な男に戻れる秘湯のありかをめぐって起こす敵との大乱闘などを描いていく。大ヒット作「らんま1/2」の実写化には批判の声も上がりそうだが、“がさつで不器用で乱暴者だが、ものすご～くモテる”あかねを新垣がどう演じるのか、原作の高橋も期待する古田と生瀬のお父さん同士の掛け合いにも期待したい。（編集部・島村幸恵）

スペシャルドラマ「らんま1/2」は日本テレビ系列にて12月放送予定

「大ヒット作「らんま1/2」の実写化には批判の声も上がりそうだが」
もう上がってますね、ネット上では。 

でも、現物を見てみないと、あとは何ともいえない。
意外と傑作に仕上がっているかもしれないし。

だけど、ワタクシ的には期待は薄い。
昔ファンだった作品なだけに。