あまくさ人のひとりごち

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牛深小森海岸の夕陽

KKC48

第2121回 飲酒運転は なぜなくならない 

2012-06-26 20:08:47 | くまもと
飲酒運転、自転車はねる 通学の高2男子死亡
2012年06月26日 熊本日日新聞

 26日午前6時35分ごろ、熊本市北区清水亀井町の県道で、自転車通学中の合志市須屋、国府高2年の満尾友稀[ゆうき]君(16)が軽乗用車にはねられた。満尾君は頭などを強く打ち、間もなく死亡した。
 熊本北署は道交法違反(無免許・酒気帯び運転)の疑いで、車を運転していた合志市須屋、無職三池健寿容疑者(33)を現行犯逮捕。現場をいったん離れており、ひき逃げと自動車運転過失致死容疑でも調べる。
 署によると、約10分後に現場に戻ってきた三池容疑者を、目撃者の110番通報で駆け付けた熊本北署員が事情聴取。呼気1リットルから摘発基準の4倍近い0・54ミリグラムのアルコールを検知、免許は2008年1月に失効していたことが分かった。
 三池容疑者は満尾君をはねたことを認め、「自宅で午前6時ごろまで500ミリリットルの缶チューハイ4本を飲み、コンビニに朝食を買いに行く途中だった」と供述している。
 現場は八景水谷公園近くの熊本電鉄沿いの県道。片側1車線の緩やかな右カーブで、軽乗用車が道路左側を走っていた満尾君の自転車を後ろからはね、満尾君は約20メートル飛ばされていた。
 三池容疑者は「事故の後、300メートルほど先のコンビニでUターンして現場に戻った。逃げるつもりはなかった」と供述しているが、119番通報はしていなかった。
 亡くなった満尾君は朝課外のため登校中。国府高の添田由美子教頭は「野球部でも頑張っていた真面目な生徒。飲酒運転が事実なら許せない。夢を実現する前に亡くなった本人や、ご家族の気持ちを思うと無念でならない」と話した。


33歳無職の男。
言い訳は一切きかないだろう。
なにせ飲酒運転のうえに、
免許が4年前に失効していたというのだから。
それを分かっていて運転していたのだから、
これに危険運転致死罪を適用しなくてどうするの、と思ってしまう。

なぜこうした飲酒運転がなくならないのか。
それは、みんなやっていることだからだ。
大人なら誰だって大なり小なり晩酌をするものだ。
そして前の晩に酒を飲んで、朝クルマを運転すれば、
みんなまちがいなく飲酒運転なのである。

したがって、朝運転をしているドライバーを片っ端からつかまえて呼気を調べたら
ほぼ大半のドライバーが飲酒運転で引っかかるんじゃないかと思っている。

それが引っかからずに済むのは、
たまたま事故も違反も起こさなかっただけのこと。
もしくは検問に引っかからなかっただけ。

ほとんどの運転手が
昨日も飲酒運転をして、何もなかった。
今日も飲酒運転をしたけど、何もなかった。
だから、明日も何もないだろう・・・。
そう思ってハンドルを握っているのにちがいない。

そして、たまたま事故を起こして、
たまたま違反をして、
そして飲酒運転がバレてしまった。
それが新聞やテレビで報道されているというだけ。

だから、世間が考えている以上に飲酒運転のクルマって、あっちこっちにいるんじゃないのかな。
深夜とか早朝に、あなたの前や後ろを走っているクルマが、そうだったりして・・・。

天草西海岸の夕陽