「また逢う日まで」歌手の尾崎紀世彦さん死去
2012年6月1日(金)18:58(読売新聞)
「また逢う日まで」のヒットで知られる歌手尾崎紀世彦さんが、5月31日に亡くなった。
69歳。がんで闘病中だった。葬儀は近親者で済ませた。
コーラスグループのワンダースを経て、ソロに転じ、1971年に「また逢う日まで」を発表。約100万枚を売り上げ、同年の日本レコード大賞に輝いた。阿久悠さん作詞、筒美京平さん作曲のこの曲は、カラオケで盛んに歌われ、今も親しまれている。
このほかの代表曲に「さよならをもう一度」「愛する人はひとり」「ゴッドファーザー~愛のテーマ」など。長いもみあげがトレードマークで、高らかに歌い上げる独特の唱法で人気があった。俳優としても映画「釣りバカ日誌16」などに出演した。
「また逢う日まで」でおなじみの尾崎紀世彦が亡くなった。享年69歳。
ワタクシもこの曲が大好きで、カラオケなどではよく歌っている。
この曲は1971年のレコード大賞を受賞した曲であるが、そもそもはエアコンのCMソングだったことをご存じか。
それが諸般の事情でお蔵入りになった。
のちに阿久悠が詞をつけて、「ひとりの悲しみ」というタイトルでズー・ニー・ヴーに提供した。
この曲、まったくヒットしなかった。
そして、尾崎紀世彦が歌うことになったため、阿久悠が詞を作り直したのが「また逢う日まで」だ。
曲のリサイクルもここに極まれり、である。
いずれも阿久悠が亡くなったときに出されたCD全集「人間万葉歌」に納められているので、ぜひ聞いてほしい。
合掌。
2012年6月1日(金)18:58(読売新聞)
「また逢う日まで」のヒットで知られる歌手尾崎紀世彦さんが、5月31日に亡くなった。
69歳。がんで闘病中だった。葬儀は近親者で済ませた。
コーラスグループのワンダースを経て、ソロに転じ、1971年に「また逢う日まで」を発表。約100万枚を売り上げ、同年の日本レコード大賞に輝いた。阿久悠さん作詞、筒美京平さん作曲のこの曲は、カラオケで盛んに歌われ、今も親しまれている。
このほかの代表曲に「さよならをもう一度」「愛する人はひとり」「ゴッドファーザー~愛のテーマ」など。長いもみあげがトレードマークで、高らかに歌い上げる独特の唱法で人気があった。俳優としても映画「釣りバカ日誌16」などに出演した。
「また逢う日まで」でおなじみの尾崎紀世彦が亡くなった。享年69歳。
ワタクシもこの曲が大好きで、カラオケなどではよく歌っている。
この曲は1971年のレコード大賞を受賞した曲であるが、そもそもはエアコンのCMソングだったことをご存じか。
それが諸般の事情でお蔵入りになった。
のちに阿久悠が詞をつけて、「ひとりの悲しみ」というタイトルでズー・ニー・ヴーに提供した。
この曲、まったくヒットしなかった。
そして、尾崎紀世彦が歌うことになったため、阿久悠が詞を作り直したのが「また逢う日まで」だ。
曲のリサイクルもここに極まれり、である。
いずれも阿久悠が亡くなったときに出されたCD全集「人間万葉歌」に納められているので、ぜひ聞いてほしい。
合掌。