あまくさ人のひとりごち

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牛深小森海岸の夕陽

KKC48

第2100回 産まずの国 日本

2012-06-06 21:02:35 | できごと
<合計特殊出生率>頭打ち1.39 初産年齢30歳超える--11年

2012年6月6日(水)13:00 毎日新聞

 厚生労働省は5日、11年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数に相当)は1・39で、前年と同じだったと発表した。過去最低だった05年(1・26)の後は上昇傾向にあったが、頭打ちとなった格好だ。11年は出生数も前年比2万606人減の105万698人と過去最低を記録したほか、一層晩産化が進み、第1子出産時の母の平均年齢は30・1歳。前年より0・2歳上昇し、初めて30歳を超えた。
 11年に出生数が減ったのは、40歳未満の女性人口の減少に加え、晩産化の影響などで30歳未満層の合計特殊出生率が軒並み低下したことが大きい。出生数が減りながら出生率に変化がなかったのは、分母となる女性人口も減少したためだ。12年は昨年3月の東日本大震災の影響による「産み控え」で出生率が低下するとみられており、当面、回復は期待できそうにない。
 ここ数年の出生率の上昇基調は、晩産化で05年時点では出産を控えていた女性が比較的高い年齢で産んだためとされる。中心は前後の世代に比べ人数が多く、出生率回復の「頼みの綱」とされた団塊ジュニア世代(71~74年生まれ)だ。
 しかし、団塊ジュニアも40代に突入した。また出産数が最も多い30~34歳層の人口は急速に減少に向かっており、今後の好転は難しいとみられる。
 一方、11年の死亡数は、前年比で5万6451人増の125万3463人で戦後最大となった。東日本大震災の影響で、若年層の死亡も増えた。
 合計特殊出生率は05年に過去最低に落ち込んだ後、08年には1・37まで回復、09年は横ばいで、10年に1・39となっていた。【山崎友記子】

 ■解説

 ◇出産期女性減少、止まらぬ少子化

 11年に生まれた子ども数(105万698人)は、合計特殊出生率が最低(1・26)となった05年(106万2530人)をも下回り、過去最低となった。11年の出産期にある15~49歳の女性は約2634万人と05年より100万人も減少し、女性の平均初産年齢は30歳を超えた。一方、国立社会保障・人口問題研究所が1月に公表した長期推計によると、同出生率も今回の1・39がピークで、15年以降は下降線をたどる。出産期の女性数の減少と出生率の頭打ちで、少子化に歯止めがかかる見通しは立っていない。
 出生率は06年以降、晩産化の影響で出産を控えていた人が産み始めたために上昇基調に転じたとみられ、出生数も109万人前後で推移してきた。それでも、女性の数は長期減少傾向にある。
 1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率が少々増えても、産む女性の数が減る以上、子ども全体の数は減少していく。11年には団塊ジュニア世代(71~74年生まれ)が40代にさしかかった。一方、30代前半の世代は前年より15万人以上も減少、約388万人と400万人台を割り込んだ。女性が子どもを産み育てたいと思える社会への転換を急がなければ、少子化克服への道は閉ざされることになりかねない。【鈴木直】


ワタクシが数年前にあまくさに来たとき、
天草市の人口はかろうじて10万人を超えていた。
それが今では、もうすぐ9万人の大台を割ろうとしている。
本渡地区の人口はあまり変化がないが、
周辺地域の人口は情け容赦ないまでに減少している。
小学校・中学校が次々と統廃合されていっているのを見ればわかる。
旧本渡市街の中学校さえも、数年前に統廃合された。
要は子どもの数が劇的に減少しているのだ。

これはあまくさだけの話ではない。
全国で起きていることだ。

平均初婚年齢が年々上がりつつある。
平均初産年齢も年々上がって、ついに30歳を超えてしまった。

2005年に合計特殊出生率が最低を記録してから、
少しずつ率は上がってきたものの、
それはワタクシたち「団塊ジュニア世代」(特に女性)ががんばったからだ。
それでも、30代後半で産むんだから、大変な努力だけどね。
とある歌手に「35歳を過ぎたら羊水が腐る」と言われながらも、がんばった。
でもそんなワタクシたちも、とうとう40代になってしまった。

結婚に適齢期はないが、
妊娠・出産に適齢期はある。
40代になると、妊娠・出産にかなりのリスクが生じるようになる。

ていうか、ただ単に人口が多いからって、
この世代にいつまでも期待をかけるなんて、おかしくないか?
その下の若い世代にがんばってもらわなきゃ。
と思うんだけど、現実は厳しい。

・・・て、偉そうに書いてきたけど、
スイマセン。
ワタクシも、少子化の片棒かついでます。
この歳になっても、結婚する兆しは全くありません。
うーん、この歳になると、このことについていろいろと考察するところがあるのだけれど、
そのことについては、いずれ稿を改めたい。

天草西海岸の夕陽