逝きし世の面影

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貴乃花親方や相撲協会は何を隠しているのだろうか?

2017年12月22日 | スポーツ・文化
『この騒動、もしかしたらこの先、もっととんでもない事態に発展することになるかもしれない。』リテラ(12.19 )

メディアのひまネタとして12月22日の今日は昼間の時間が1年で最も短くなる『冬至』であるが、貴乃花も同じで騒動自体が日本相撲協会関連の『年中行事』の感すらある。定期的に騒動を起こしてマスコミにネタを提供し続けている大事な存在なのである。
酔っぱらったモンゴルの暴れん坊横綱朝青龍が知人の『一般人男性』からの激励の『頑張れ』の言葉に激高して暴行したことを相撲協会が咎めて『品格が無い』として追放したのが7年前の2010年である。
スポーツ観戦での応援は日本の場合、『がんばれー!』は普通に行われているが、実は日本限定の特殊な話で、世界から見ると実に珍しいらしい。
日本以外の外国の応援の言葉は、ズバリ『勝て』とか敵を『倒せ』である。中には『殺せ』なんて過激な掛け声まであるらしいが、日本的な『負けないで』と言う台詞を聞くと外国人選手は力が抜けるらしい。

『1998年の貴乃花「洗脳」騒動から延々と定期的に勃発している活火山?』

朝青龍ですが、何故『がんばれ』に怒ったのかと言うと、人一倍頑張った結果が相撲界のナンバーワンの横綱だと思っているのです。
それなら、この『一般人男性』の言った『がんばれ』とは『今まで頑張って居なかった』となるので、角界の第一人者である横綱にとって、最も腹が立つ『侮辱』の意味になる。だから酔っぱらっていた朝青龍は怒って殴りつけた。
ただし、相撲協会は横綱が『一般人男性』を暴行したから追放したのではない。この『一般人男性』なる不思議な名称の人物が日本で一番危険な暴力団だと言われている住吉会系の関東連合幹部だったから、(闇勢力の関与を隠す目的で)『暴行事件』を口実にして相撲界から追放していた。
マスコミが大騒ぎしていた暴力自体には何の意味も無かった。騒動自体が目的だったのである。
今回の暴力事件での横綱日馬富士引退も同じで、相撲協会として隠したい『闇世界』が存在している可能性が高いのである。
大相撲に詳しい漫画家の『やくみつる』によると、貴乃花親方が論理的に喋るのを一度も聞いたことが無いらしいが、この人物は定期的に大騒動を引き起こして周りいる人々を巻き込み、決定的な断絶状態に自ら陥っている歩く迷惑のような人物。(他とは違い、貴乃花の場合には騒動自体は少しも珍しくない日常の風景たった)



『最も悪質な暴力(体罰容認)体質の貴乃花部屋』

まだ貴乃花が現役の横綱だった時代には2歳上の実兄、横綱若乃花が相撲道にもとるとの意味不明のイチャモンを言い出した『洗脳』騒動は記憶に新しいが、なぜかこの話は今のマスコミにはタブーらしい。(師匠で父親の貴ノ花親方によると、整体師による『洗脳』に影響されていた)
武蔵丸との優勝決定戦に無理やり出場して22回目の優勝を飾ったが、膝の怪我の悪化で以後何年間も休場を繰り返した挙句に2003年に引退している。(横綱相撲どころか、横綱の権威を大きく傷つけた)
洗脳騒動の7年後の2005年に父親の貴ノ花親方死去では横綱を引退していた兄弟二人に残された遺産相続では(貴乃花一人で)独り占めする目的で、若貴騒動ば勃発、12年前のこの時から兄弟とも母親とも縁を絶って現在に至っているが、相撲界のプリンスである貴乃花のバックには洗脳事件の時と同じ正体不明の無気味な『闇』と『暴力』とが見え隠れする。(親方として相撲の稽古と称して竹刀を振るう貴乃花の暴力的な姿が一般視聴者にショックを与えるが、その影響なのか何年間も貴乃花部屋には新弟子が入らなかった)
若貴騒動の2005年当時にはガリガリに痩せた角界のプリンス貴乃花親方が、剣道の竹刀で貴乃花部屋の弟子たちの頭を稽古中にバシバシやっていた映像がテレビで流れていたが、今回の暴力事件では何故が不明だがタブーとして忖度、テレビ放映を自粛している。
2007年に時津風部屋で新弟子の少年を親方を筆頭にして集団でリンチを行って殺す最悪の事件が発覚したことから相撲協会では体罰の禁止を徹底させるために全員に誓約書の提出を義務付けたが、この動きにに抵抗したのが貴乃花部屋で今まで一切黙殺して提出していない。(今回の理事会出席後に厳しい処分を予想されるので、その回避目的なのかやっと提出している)



『下剋上も裏切りも「何でもあり」 まさに戦国乱世の真っただ中の激動の日本』

世間から左翼メディアと見做されていたLITERA(リテラ)が、半年ぶりに開かれた臨時国会で野党側の満を持した安倍お友達疑惑の国会審議のスピンコントロールとしてマスコミで取り上げられているのに、話を逆さまに描いて『貴乃花親方「弟子を守るため相撲協会と孤軍奮闘する親方の鑑』と美談仕立てで英雄視するトンデモナイ自爆記事を2回も書いたのですから驚いた。あの痴漢事件で有罪となった経済学者植草一秀と同じでドン引きである。(中身が詐欺師だったのだろうか)
ところが、貴乃花と闇世界との関係が明らかになり、やっとLITERA(リテラ)が正気に返りまともな記事を書いているので紹介したい。
★注、
と思ったら今度は板垣英憲が大相撲の八百長云々との見え透いた自爆お馬鹿記事を書いていた。まさに『イスラム国』並みのカルトである。
案外勘違いしている人は多いが、ヤクザ組織などの賭博が関連するから『八百長』がご法度になっただけなのである。(問題なのは八百長ではなくて、賭博だった)
賭博の競輪競馬とは違い、本来スポーツで強者が弱者に勝ちを譲る『八百長』行為は違法では無くて『美談』そのものである。

『貴乃花親方“カルト化”と弟子への“極右思想洗脳”! 能町みね子、中島岳志も憂慮、貴ノ岩は大丈夫か?』2017.12.19 LITERA(リテラ)

相撲通のコラムニスト・能町みね子「週刊文春」(12月14日号)連載コラムで、貴乃花親方の危険な志向を批判し、貴ノ岩軟禁を示唆。
〈どうしても貴乃花親方をヒーロー視できない。貴ノ岩(殴られた被害者)を三週間も部屋から出さないのもまるで軟禁のようで、果たして彼を守るためなのかどうか。彼は部屋唯一の外国出身力士だけに、不安が募ります〉
貴ノ岩の肉声がまったく伝わってこない。
本来「弟子を守る」なら病状公表や適切な治療が必要だが、病状を一切公表しない。17日のスポニチ「何らかの理由で病院にすら行けない可能性もある』と貴ノ岩に喋らせないため外部との接触を禁じている。
『貴乃花親方のカルト宗教への心酔、弟子が急にネトウヨ化』
貴乃花親方が龍神総宮社なるカルト新興宗教に傾倒、貴乃花部屋の「貴源治」「貴公俊」とカルト宗教教祖の名前をつけてなど、貴乃花親方のカルトは角界でも有名。
このカルトは、「ガンが消えた!大学病院もびっくり」「奇跡!! 大津波が庭の直前で止まった 神様ありがとうございました」といった信者の証言、「様々な奇跡が、ここ龍神総宮社では、いつも起きています。」「神様とともに右肩上がりの会社経営の道を歩みましょう」など怪しいオカルトそのもの
『弟子を国粋主義にする貴乃花』
貴乃花は、貴ノ岩以外の外国人力士排除を主張して、相撲協会の日本国籍条項堅持の排外主義的な主張をしているがゴリゴリの極右思想である。
貴乃花部屋HPに、自らを〈軍神のように生まれてきた思いがいたします。〉〈日本の国益のお役に立てるための、相撲道の本懐を遂げるためのものです。〉と戦前丸出し。(朝鮮総連中央本部を落札した)池口恵観師に「国家安泰を目指す角界でなくてはならず“角道の精華”陛下のお言葉をこの胸に国体を担う団体として組織の役割を明確にして参ります」とメール。九州場所の千秋楽パーティでも「日本国体を担う相撲道の精神」と挨拶する。
能町みね子は、〈相撲は確かに「国技」とも言われますが、「国体」となると話は別です。民族主義にもつながる〉と批判。貴乃花親方が力士に洗脳教育している可能性まで示唆した。
龍神総宮社の教祖がしこ名の貴公俊、貴源治兄弟は普通の若者だったが別人のように、旭日旗をバックに「男は人生太く短く。日本人としての誇りを胸に」とか「日本人として日本とういう国に当然誇りをもってます」に変わっていた。
『貴乃花部屋の密室性、中島岳志も「カルト結社化」を危惧』
貴乃花部屋の親方と弟子の関係はまさに「洗脳」。相撲界における部屋の疑似親子関係こそ、「親方のいうことが絶対」という強力な支配と、部屋の密室化を生み出し、相撲界の暴力の温床になってきた。
そして、貴乃花部屋における親方支配の絶対性、密室性は相撲界のなかでも突出している。
日本相撲協会は2007年に起きた力士暴行死などをきっかけに、こうした部屋制度の改革を進めてきたが、貴乃花はこれを拒否し昔ながらの閉鎖的な部屋制度をかたくなに守り抜いてきた。
日本相撲協会が公益財団法人になった2014年、「内部通報制度」などを定めた誓約書提出を求めているが、、「相撲部屋では師匠が絶対」と貴乃花部屋だけは出していない。
週刊新潮(2012年5月3・10日号)は貴乃花親方から暴行を受け引退に追い込まれた弟子の告発を掲載。危機管理委員会副委員長の八角親方(元横綱・北勝海)が「貴乃花親方に事情を聴いたが、暴行の事実は否定していた。今の状況で協会が介入することはない」と幕引きする。日馬富士の暴力どころの話ではい。貴乃花親方の裏を知れば知るほど、気がかりになってくるのが貴ノ岩。
貴乃花親方の極右的日本純血主義と母国モンゴルの間で完全に板挟み、精神状態は大丈夫なのだろうか。貴乃花親方のカルトぶりに不安が募ってくる。
政治学者の中島岳志は、貴乃花親方の「国体」発言について、
〈貴乃花親方にとって、貴ノ岩は「日本国体」に従順なアジア人という位置づけなのだろうか? 逆に白鵬などを「日本国体」に馴化しない存在とみなし、「相撲道の精神」からの逸脱と見なしているのだろうか? だとしたら、最悪の形のアジア主義のリバイバルだ。〉
〈貴乃花親方の一連の行動に、どうしても1930年代の青年将校のような「危うい純心」を感じてしまう。「国体」に依拠した大相撲協会の「改造」が行動の目的なのだとしたら、危うい。〉
この先、貴乃花親方が協会内で孤立し、貴乃花部屋がカルト的結社化するようなことになれば大変だ。そんなことにならないような着地点を見出してほしい。〉
12.19 リテラ(抜粋)

『頭が空っぽで目が節穴のネットウヨと同じ(美し脳内妄想の)最低限の知識がない左翼知識人てなに、』
★注、
リテラ(12.19 )は『この騒動、もしかしたらこの先、もっととんでもない事態に発展することになるかもしれない。』と結んでいるが、今までの『暴力は絶対に駄目だ』として引責辞任した横綱日馬富士を口汚く罵倒し続けていたことを思えば、180度コペルニクス的に反対の事を書いているのですから不気味である。
そもそも普通の大人の記憶力があれば到底書けないお馬鹿記事を左翼メディアのリテラが書いていたこと自体、大ニュースである。
札付きの暴力親方で極右思想の危険極まりない要注意人物の貴乃花を改革者(被害者)とした天まで持ち上げていたのは誰有ろう、左翼メディアとみられていたリテラ自身なのですから不思議だ。(植草一秀にも言えるが、まさに自殺行為である)
今回リテラ(12.19 )が言うように『この騒動、もしかしたらこの先、もっととんでもない事態に発展することになるかもしれない。』のである。



『処分持ち越しも 貴乃花親方“角道”の行き着く先は土俵利権』2017年12月21日 日刊ゲンダイ

巡業部長である貴乃花親方が今回の冬巡業に帯同しなかったのは、事件への対処を優先するためだったが、執行部の電話に出ない、居留守まで使って拒んだ。何かというとクチにする「大役」「大義」「角道」「改革」の貴乃花親方は矛盾だらけ。
相撲協会の利権がいかにデカいか。貴乃花親方は目をギラギラさせながら「土俵利権ってのはスゴいんですよ」
八角理事長がまだ理事長代行だった一昨年12月、協会内部の事務方を一手に仕切り、パチンコ業者との契約の際に500万円の裏金を受け取った裏金顧問が、ある会社の債券を70億円分購入しようと画策。「法律で決められたこと。内部留保がこんなにあると受け取られてしまう。内閣府にもスポーツ庁にも指導されている」とウソまでついて、八角理事長代行に持ち掛けた。
「このとき裏金顧問と一緒になって債券を購入すべきだと主張したのが貴乃花親方だった。その年の12月18日の理事会で債券を買うべきだと強く訴えたのです。もちろん八角理事長代行は阻止しましたが、債券購入に積極的だったのは裏金顧問よりむしろ貴乃花親方の方だったと聞いています」。
この親方によれば「貴乃花親方は本来、入札で業者が選定されるべき事業を、自分の太いタニマチに請け負わせようと動いたこともあった」。
■裏金顧問と一緒に
貴乃花親方が今回、執行部に対して露骨に刃を向けているのは「土俵利権」が目当てだとすれば納得がいく。
昨年実父から引き継いだ中野区の貴乃花部屋を売却し江東区に移転、貴乃花親方の自宅は2億円の抵当権が設定されるなど借金まみれに苦しんでいる貴乃花親方といまだに密接な関係にあるのが裏金顧問だ。
今年10月故・北の湖理事長の三回忌法要でも親しげに話し込んでいる姿が目撃される。
「法要後の食事会で、貴乃花親方と裏金顧問、山響親方(元平幕巌雄)の3人がゴソゴソやってましたよ。山響親方は体制派の出羽海一門でありながら、前回の理事長選で貴乃花親方に1票を投じた人物。食事会が始まってから終わるまで、ずっと3人で話し込んでいましたから」
昨年1月に相撲協会を解雇された裏金顧問は裁判で係争中。だから反体制派の貴乃花親方を担いで頂点に君臨させ、自身も協会に復職して北の湖理事長時代のように事務方を仕切りたい。裏金顧問を利用して、貴乃花親方も協会のトップに上り詰めたい持ちつ持たれつで、利権が一致。
いずれにせよ理事としての仕事を放棄、真相解明の協力すら拒んだだけに、遅かれ早かれ重い処分が下るのは確実だろう。
12月21日 日刊ゲンダイ(抜粋)



『視聴率欲しさ…貴乃花親方“擁護”に走る大手メディアの愚』2017年12月20日 日刊ゲンダイ

「貴乃花親方VS相撲協会」の様相が定着した日馬富士暴行事件。テレビは連日このニュースを扱っているが目立つのが貴乃花親方(45=元横綱)サイドに偏った報道だ。
最近では、元相撲協会外部理事の宗像紀夫が登場。「『情報操作、世論操作の側面がある』と言われても仕方ないだろう」と話を逆さま描く。
「裏金顧問」が、「絶対、これ(裏金)、バレへんようにしてくれる? 北の湖に……。(バレると)中止せなアカンようになる」代理店関係者から500万円を受け取り、バッグにしまう動画が流出したが宗像危機管理委員長は「カネは返したから問題ない」と有耶無耶にする。
貴乃花親方は「協会の電話を無視」「巡業部長でありながら弟子を冬巡業に無断欠席」などルール破りを繰り返している。被害者側だからといって何をしても許されるわけではないが、ワイドショーは貴乃花親方擁護に走っている。
テレビ局は元小結の旭鷲山にあることないことを語らせ事件をワイドショー化させ、無責任な報道を垂れ流すマスコミの責任は大きい。
12月20日 日刊ゲンダイ(抜粋)

★注、
裏金もみ消しの宗像元検事の「情報操作」だけではなく怪しいカルト宗教(教祖)が貴乃花部屋後援会の『会長』名目でテレビ画面に流れる様は異様そのもの。
貴乃花がらみの相撲協会の騒動ですが、マスコミのひまネタの可能性もあるが、実は東京地検特捜部によるスパコンのベンチャー企業社長の逮捕とかリニアの談合疑惑のゼネコン4社と同じで、酔っぱらった相撲取り同士の些細な喧嘩ではなくて、実は一連の安倍晋三のお友達疑惑と一つながりの可能性まである。(日刊ゲンダイだけが報じる裏金顧問とか、明らかな犯罪行為を見逃した外部委員の宗像危機管理委員長ですが、裏では自民党政府と繫がっている可能性が高いので、大手の全国紙が怖がって報じない)


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2 コメント

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慧光塾と安晋会と池口恵観 (ちょここ)
2017-12-23 12:19:20
朝鮮カルト貴乃花は安倍晋三と繋がっていますね。貴乃花は「慧光塾」信者で「池口恵観」とも親交があります。安倍晋三が心酔する「慧光塾」と「池口恵観」。安倍晋三の政治的指南役「池口恵観」は小泉元首相の父親のいとこで、テロも行う朝鮮人フィクサー。安倍首相の後援会でマネロン組織「安晋会」も兼ねる光永仁義(安倍と家族ぐるみの付き合い)が作った新興宗教が「慧光塾」で、「安晋会」は第一次安倍政権時に安晋会理事ライブドア副社長-野口英昭暗殺事件で有名になりましたが、当時、他にも多くの暗殺事件に関与していると話題になりました。
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Unknown (Toppo)
2017-12-25 05:14:33
なるほど、目つきや行動が洗脳騒動の頃から明らかにおかしい貴乃花を、なぜマスコミの大部分が擁護しているのか疑問でしたが、そういうことなんですね。
石原慎太郎が貴乃花を応援しているからそうなのか?と思っていましたが、もっと闇が深そうです。
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