逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

制御できないSARS2とフクシマの再臨界

2020年03月23日 | 放射能と情報操作

早川由紀夫‏ @HayakawaYukio 1月29日

帰国者の記者会見て、こうやったのか。あきれたもんだ。


中国武漢からの日本政府チャーター機のPCR検査前の乗客2名に対して一応はマスクをしているが密室内で至近距離で大勢が取材しているのですがエアロゾル空気感染によるクラスターの発生を狙ったとしか思えない愚行中の愚行。さすがに日本のマスコミも自分たちが大失敗したことを自覚しているのか、1月29日朝の驚愕映像は再放送は一切無し。知らぬ存ぜぬで押し通す。(チャーター機の1機目は2名が、それ以降も十数人が検査を拒否、2週間の隔離も拒否して勝手に自宅に帰っている)

★注、寒すぎる『真冬の怪談」としか言いようがない摩訶不思議な(今では必死でマスコミが隠す)1月29日の驚愕的画像ですが、3月12日のイギリスのボリス・ジョンソン首相の「集団免疫」を先取りして日本政府やマスメディアが実行したのだろうか

3月22日夜9時のNHKスペシャル「“パンデミック”との闘い~感染拡大は封じ込められるか」で政府専門家会議のメンバーでもある東北大学大学院教授の押谷仁が、
イギリスのボリス・ジョンソン首相と同じ「集団免疫」をさらりと紹介。終息まで2~3年かかると説明していた。
同じ日の毎日新聞「時代の風」で京大の中西寛が、押谷仁と同じく、イギリスが明示した「集団免疫」を日本も密かに採用していると断言している。

世界に例がない日本政府のPCR検査の抑制は、間違いなく「集団免疫」を目的に実施されている

テレビや新聞などでは少ないが何とも不思議なことに、現役医師を名乗る匿名アカウントで、医療関係者しか読まないサイトに対して、PCR検査をやりすぎると医療崩壊を起こす、益よりも害が多い(いまの厚労省が正しい)との投稿が繰り返し繰り返し行われていて、7対3で多数派。なんとネット世界に限ればPCR検査賛成は少数派なのですから驚く。
WHOの方針と180度、日本だけが逆になっているのですから不気味である。
多分、裏で電通などが大活躍しているのでしょう。 (アルバイトを大量動員して「集団免疫」の無茶苦茶な世論づくり(プロパガンダ。世論誘導)に励んでいるが無理があり過ぎる)

しかも日本の場合は「集団免疫」をイギリスのように議論を表に出さず、隠れてやろうとするところがなんとも陰険。悪質である。

風知草 3月23日 毎日新聞

コントロールについて=山田孝男 

未知のウイルスも、原発メルトダウンも、制御するのは至難の業である。
6年半前、安倍晋三首相は、「アンダーコントロール」(原発事故は制御されている)と訴え、オリンピック・パラリンピック大会を東京へ導いた。
終わりが見えない事態をコントロールするには、制御できていない現実を直視する必要があろう。
1月31日、有識者による政府の小委員会が、東京電力福島第1原発敷地内の、放射能汚染水の処理法をめぐる見解を公表した。

逝きし世の面影と山田孝雄と、内容が99%同じ

安部晋三首相の寿司友達の一人で、自民党政府に一番近い政治記者と言われている毎日新聞論説委員山田孝雄の社説的コラム「風知草」3月23日「コントロールについて」の内容が「お前たちは間違っている」(今までが間違っていた)というオルタナティブな左翼ブログ「逝きし世の面影」の主張と同じなのですから心底驚いた。

「敵は本能寺にあり」

なんと、日本人の誰も気が付かないうちに「玉音放送」が終わっていて、確実に世の中が180度変わっていたのである。
そもそも安倍お友達なのに正しく「放射能汚染水」と書いているのですから、明らかな反逆行為。なるほど、主君織田信長を殺した明智光秀の「敵は本能寺にあり」の今年のNHK大河ドラマの結末と同じなのである。

コントロールについて=山田孝男(毎日新聞)から大事な部分だけを要約して文字起こしすると、

放射能汚染水の海洋投棄では、沿岸漁協が反発したが、結局、行魚補償して海に流すのかーという連想が働くが、仮にそう決まっても、1回流して終わりという問題ではない。

(再臨界で)福島第一では、溶けた核燃料に放水して冷やす作業を今も続けている。(なぜか「注水」ではなく「放水」になっている)

(★注、政府とマスコミが挙国一致で9年間も必死で隠し続けていた「国家機密」をあっさりと暴露されているのですから、最初は自分の目を疑ったほどの大ニュース。これでは「逝きし世の面影」とまったく同じである。数キロの核燃料でもバケツで臨界する。数百トンもの核燃料が今でもF1地下で再臨界が続いているか、それとも再臨界すると心配して必死で冷やしていた。だから前代未聞、意味不明の凍土遮水壁だったのである)

トリチウムは除去できないので法定基準まで水で薄めて海に流すと数十年かかる。タンク内で放射線量低下を待つと123年かかる。ストロンチウムは排出基準の2万倍もあった。

事故直後、政府・東電による、<大本営発表>を疑った人々が注目したのが小出裕章・京都大学原子炉実験所助教だった。(★注、山田孝雄は真っ赤な嘘の代名詞である「大本営発表」だと今までの政府や東電の公式見解を表現しているのですから驚く)

小出裕章は「核燃デブリを取り出し40年で廃炉にするという政府・東電の計画は不可能。チェルノブイリのように石棺で覆って、それも数十年ごとに造り替え、半永久的に管理せねば」
何故なら高線量で人が近づけずロボットも放射線が強すぎて故障し、現状把握さえ出来ない。にもかかわらず、「そのうち、何とかなる」という官民もたれあいの無責任体制に陥っている。

汚染水を含め、原発事故はコントロールできていない。
五輪はウイルスに追い詰められ、福島第一は手に負えないのが実情だ。

コントロールできないものを、できると過信して進めば破局に至る。ウイルスまたしかり
(抜粋)
3月23日 毎日新聞


福島第一の再臨界

ほぼ今までの「逝きし世の面影」記事と同じ内容だった安倍お友達の毎日新聞山田孝雄にも驚いたが、同じ日の共産党機関紙赤旗にも驚いた。実は「放射能は安全・安心。何の心配もない」との狂気のプロパガンダの急先鋒が共産党(赤旗)だったのである。「教訓無き原子力政策」の赤旗記事では、毎日新聞の山田孝雄と同じで福島第一での再度の炉心溶融での水蒸気爆発の恐怖が語られていたのですから「玉音放送」どころの話ではない。
★注、
9年前にF1の原子炉稼働(臨界)は安全に止まった。
現在は核燃料の崩壊熱だけなら1日当たり400トン(現在は170トン)もの冷却水注入の説明がつかないのである。(3・11以後の9年間
色々な不可解な理解不能の出来事が頻発するが「再臨界」のピースを入れるだけで簡単にすべての謎が解消するのですから恐ろしい)


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4 コメント

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Unknown (ローレライ)
2020-03-23 15:59:34
患者隠ししたままコロナコントロールは無理、感染爆発が待っているのは外国見れば分かる。
返信する
Unknown (物理学科卒業者)
2020-03-23 20:46:23
>★注、政府とマスコミが挙国一致で9年間も必死で隠し続けていた「国家機密」をあっさりと暴露されているのですから、最初は自分の目を疑ったほどの大ニュース。これでは「逝きし世の面影」とまったく同じである。今もメルトダウンが地下で続いているか、それともメルトダウンすると心配して必死で冷やしていた。

朝日新聞DEGITAL 福島第一原発、循環注水冷却に完全移行
 
東京電力は2日夕、福島第一原子力発電所で、敷地内にたまった放射能汚染水を浄化しながら原子炉に戻す「循環注水冷却」に完全に移行したことを明らかにした。
 
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107020452.html
 
NHKニュース 6月27日 浄化汚染水で循環注水冷却開始
 
東京電力福島第一原子力発電所の1号機から3号機で、浄化した汚染水を使った原子炉への注水が午後4時すぎから始まり、「循環注水冷却」がスタートしました。
当初の予定からは10日ほど遅れましたが、原子炉の安定的な冷却に一歩近づいたことになります。
 
https://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110627/2010_reikyakukaishi.html
 
東京新聞 TOKYO Web 循環式冷却開始
  
この一週間(六月二十六日~七月二日)の福島第一原発事故の収束作業を振り返ると、六月二十七日に高濃度汚染水を浄化し原子炉の冷却に再利用する循環式冷却が始まったことが大きな動き。
     
https://www.tokyo-np.co.jp/feature/tohokujisin/archive/condition/list/CK2011121602100004.html
 

時事ドットコムニュース 【図解・社会】東日本大震災・循環注水冷却の流れ
 
◎循環注水冷却を開始=原子炉冷温停止へ前進-汚染水浄化、本格稼働・福島第1
 
福島第1原発事故で、東京電力は27日午後4時20分、高濃度の放射能汚染水処理システムの本格運転を再開し、浄化後の水を原子炉冷却に使う「循環注水冷却」を始めた。
 
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_jishin-higashinihon20110627j-04-w480

事故を起こした2011年から政府も東電も隠していない。
 

返信する
全ては赤いニシン(間違いに誘導する偽の手がかり)か、猫だまし (宗純)
2020-03-24 09:22:50
「汚染水イコール冷却水 」である事実
当たり前ですが、真実は常に目の前にある。それを認めるか、それとも認めないかだけ。

政府も東電も、もちろん野党もマスコミも有識者も、全員が最初から「汚染水イコール冷却水 」である事実知っているのですよ。
それなら、真実を小出しに出すのはあまりにも当然な行為。
しかし、それ以外は全員が挙国一致の体制翼賛会での大本営発表を続けていたのも事実。

もちろんメルトダウンも最初の最初から政府も東電も知っていた。
ところが、世間に向かってはレベル3だの4だのと、必死で胡麻化して、真実を公開したのは2カ月も経ってから。メルトダウン発表直後の政府が決めたのが今問題になっている2020年東京オリンピックの猫だまし。

福島第一原発はメルトダウンと同時に窯の底が抜けて冷却水がダダ漏れ状態に。
循環注冷却など、夢のまた夢。

低能工作員のデマにしても酷過ぎる。

単なる言葉の揚げ足取りですね。
ただし、この話はですね。延々と政府マスコミだけではなく共産党を含む野党有識者の全員が挙国一致で、毎日毎日400トンづつたまり続ける汚染水が、原発地下に流れ込む地下水だと、一般大衆がパニックにならないように大宣伝していた。
この腹立たしい事実は、口先だけでは誤魔化せない。

ただし、汚染水イコール冷却水である真実も、9年間で、少しだけ誰にも分からないように報じていた。
もちろん、東電のホームページにも、誰にも分らないように公開されている

9年もの長期間に、数件しか「汚染水イコール冷却水』と、小さく書いて、
それ以外は延々と必死で政府とマスコミが挙国一致で9年間も必死で隠し続けていたことは、日本人の全員が知っているのですよ。

無人島にでもいない限り、誰でも知っている事実を否定するなど、天に唾する態度である。しかも今回は一番政府に近い山田孝雄なので、すでに「玉音放送」が終わったいる。
今更、無駄な努力は止めなさい。
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もう一つだけ (飲んだくれ)
2020-03-25 13:28:33
こうしたネットの投稿や記事にしても基本的に「人の脳を狩る」行為の1つです。
宗教でもイデオロギーでも人の脳をある考えでハックすることが基本です。
歴史を踏まえている宗教や国家は何をやるとまずいか掌握してるが、パッと出てきた屑は滅茶苦茶なことをやる。
ぶっ壊せばぶっ壊れる、狂わせば狂う。
まともに統治できる質がなければ原子力のように地獄になる。旧軍&国家神道での統治でも同じこと。

宗教とかイデオロギーはとてつもなくヤバいもので、ヤバいものと認知してならどうにか扱えるが盲信すると制御が効かなくなる。

ましてや「使っている手段が糞な連中が何を言っても馬鹿騙し」ですから。糞手段を使っている時点で信頼に値しない屑であり、それを潰さんとそれが軸になってきますから。誰がどういう手段を使ったかよく覚えておくことである。
陰湿で卑怯な手段でマウントしてきたものは裏切ってマウントする賊ですから。賊を軸にしてまともに国家運営出来ると思います?
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