『サミット中、福島第一の廃炉作業休止…テロ警戒』2016年05月07日 14時21分YOMIURI ONLINE
東京電力は、今月26~27日に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の期間中、福島第一原子力発電所の廃炉作業を休止する方針を決めた。
テロ警戒のため、敷地内に立ち入る人員を絞るのが狙いとみられ、作業は核燃料への注水作業など最小限にとどめる。
同原発では、平日は約6000人が、汚染水をためるタンクの設置や、原子炉建屋を覆うカバーの解体などにあたっている。サミット期間中は、こうした作業の大部分をとりやめ、日曜・祝日と同様の約1000人体制に縮小するという。
5月7日読売新聞(電子版)
『レベル7の核事故から5年経ったが、・・・いよいよ「フクシマが危ない」!?』
もしもG7開催中の放射能(テロ)による妨害を心配するなら500キロ以上も東にあり原子炉圧力容器が破壊されて最早手の施しようがない東京電力の福島第一原発よりも、中緯度にある日本列島は常時西寄りの風が吹くのでサミット会場の西方800キロにある稼働中の九州電力の川内原発(鹿児島県)の即時運転中止である。(もちろん200キロ圏内にある静岡県の浜岡原発や福井県若狭湾に密集する原発群も当然危ない)
気象庁が余震予測を放棄するほどの観測史上例がない異様に強い揺れが続いている熊本地震の断層の延長線上にある川内原発の耐震基準は、たったの620ガルしかない。ところが4月14日は1580ガル、2日後の16日は1362ガルと川内原発の想定していた耐震基準の数倍の強い揺れが観測され続けているが、田中俊一原子力規制委員長は『想定内で、安全・安心。心配ない』と強弁して営業運転を続けている。
(アメリカ大統領など世界の首脳が日本に集まった1989年の昭和天皇の葬儀や2010年の横浜APEC時に原発の危険性を言うものは誰一人いなかった。レベル7の核事故発生後の2014年にオバマ大統領がフクシマから220キロしか離れていない日本の首都東京訪問時にも問題とはされていない)今回だけが例外で、『5年が経過して』、いよいよ『フクシマが危ない』のである。
『案外まともで正直、マスコミ報道よりも賢明で真面目な2ちぇんねるの声色々』
その方がいい。 だいたいヤクザに派遣されてきた奴等が廃炉作業してること事態が 迷惑なサミット
他の原発も厳重にしろ
おいおい。 外国から偉いヒト来るとこうも態度が一転するのか? やっと福島第一は、日本の国防上の急所と認めたようだな。
どうせもう壊れてるんだから問題ないじゃん
へ? 今まではテロられる危険性を放置してたってこと?
サミット期間中に廃炉作業でヘマやらかしてしまうのを恐れてだろww ものは言いようだな
重大事故起こしたりすることが可能な状態ってこと?
伊勢志摩なら近所にある原発のほうが危険だろw
なぜ遠く離れた福島w 浜岡と福井県の原発群の方が危険じゃね?
首脳国首相が来てる時以外はガバガバか
別に普段からガバガバだろ。 何をいまさら
作業員「制御炉が暴走なんで入れろや」アホ警察「制限区域内には立ち入り禁止だよ」作業員「あーっ、メルトダウン」
いまさらぶっ壊れてる原発なんて狙わないだろ 候補はいっぱいある
サミット断れないのか?
テロ起こしやすいのか
人がいなくなったら、それこそテロやり放題だろ
伊勢から福島まで500~600km は離れてるのに ・・・・・2010年横浜APEC の時は横浜近郊の実験炉にここまでしなかったよな
既に起こってるやんw
やっと楽になれるな
オリンピック期間も工事停止か、・・・
『ナチスドイツの崩壊71年目の節目』
71年前の1945年4月30日ドイツ全土での地獄の本土決戦で敗北してソ連赤軍に包囲されたヒトラーはベルリンの地下壕で自殺し、5月9日には国軍司令官が降伏文章に署名して第二次世界大戦は終結する。
ドイツ降伏後、世界中を敵に回した孤立無援の日本は戦争継続(本土決戦)を目指すが3か月後の8月10日に無条件降伏を連合国側に連絡する。ところが、国内的には8月15日の『玉音放送』まで、日本が敗北した事実は国民に伏せられていた。
8月10日から15日の間、日本の新聞やラジオなどのマスメディアは表面的には今までの通りに本土決戦(神州不滅。一億玉砕)の狂気のスローガンを叫び続けていた。
ところがポツダム宣言受諾を知っていたマスコミは、一方では『それとなく誰にも分からない様に、日本が敗けたことをほのめかす』(どうか皆さん 気が付いてくれ)との摩訶不思議な、鵺のような態度を取り続けていた。
しかし不幸にも『ほのめかし』記事は誰も気が付かなかった。はっきり『負けた』と書かないと普通の善良な一般市民は誰も分からないのである。
今年の第二次世界大戦終結記念日の5月9日にメディアは一切触れなかったが、その代わりがオバマの被爆地ヒロシマ訪問の発表と読売新聞によるフクシマの作業中止報道らしいのである。
たぶん、これは日本が敗北したことを誰にも分からない様に『それとなく、ほのめかす』との71年前と同じ胡散臭い手法が、現在マスコミによって行われているのであろうと思われる。
『読売だけのお馬鹿記事かと思ったら、・・・』
日本経済新聞は5月10日、『廃炉作業、サミット期間中は休止 東電』と題して、東京電力は5月26から27日に三重県で開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の期間中はフクシマでの作業を『各国の首脳が集まる中、安全面を考えた念のための措置』として停止すると報じる。
東京新聞は5月11日、『サミット中、福島第一原発の作業休止 東電「リスク減らす』と題して、日経よりも長い記事を書いている。
東京新聞は現場作業員の声として『テロ対策と聞いた。何かトラブルが起きたら問題になるのを避けるためではないか。東京五輪やパラリンピックの期間中も、作業自粛になるのでは』とか、作業休止期間中は『休業補償は出ない。作業の休止前と再開前は点検になることが多く、これでは作業が全然進まない』。(フクシマでは2015年に死亡事故が多発したことから2週間作業を休止して時期に、作業員に休業補償を出さない労基法違反が発覚して大問題になっている)また東電の広報担当者は『余計なニュースが起きないようにということで、国からの要請はない』と書いている。
毎日新聞(東京本社)では5月11日、『福島第1原発 . サミット中の廃炉作業休止』との前日の日経と同じ内容のごく短い記事を書いている。東京新聞は毎日新聞と提携しているので、多くの場合に同じ内容のニュースを掲載しているが今回は違っていた。(C7が開かれる三重県志摩市など西日本に配られる毎日新聞大阪本社版には掲載されていない)
朝日新聞デジタルでは2016年5月7日05時00分『サミット中、廃炉作業休止 東電』とのタイトルで、 2011年3月の事故以降、テロ対策で廃炉作業を休止するのは初めての出来事であると、さりげなく『今まで前例が無いトンデモナイ重大事実』であると(誰にも分からないように)、それとなく書いていた。
普通のニュースなら必ず有る筈のフクシマの作業中止を東京電力の発表した日付が不明。(朝日デジタルの記事では『東京電力は6日…明らかにした』とあるが、毎日新聞では『東京電力は10日…発表した』と書いている。他のメディアは東電発表の日付が最初から何処にも書いていない)
『「凍土壁は極めて危険だ!」原子力規制委・日本陸水学会』
『凍土壁の危険性を指摘する規制委(陸水学会)と、警告を無視して凍土壁計画を進める東電(経産省・エネ庁)の仁義なき戦い』
日本陸水学会から3年前に内閣府原子力災害対策本部へ提出された福島第一原発凍土遮水壁の数々の危険性
凍土遮水壁では放射性物質を長期間完全に封じ込めることが出来ないだけでなく、より大きな事故を引き起こす可能性が高い。
事故処理は海外の専門家が注視しておりわが国の科学技術の真価が問われている。リスクが多い凍土遮水壁ではなく、地下水の流路変更を含め、原子炉を完全に外部から遮断する対策が必要。
『陸水学会の凍土遮水壁の懸念』
(1)
凍土遮水壁では、水と泥の膨張率が異なることから凍土遮水壁が同時に凍結することはなく、また凍 結後も不均質な応力が加わり、遮水壁にクラック(裂け目)が入る。
(2)
炉 心の温度や気温の変動や地下水の流れの変化によって凍土の一部が凍結と溶解を繰り返す。北極圏の永久凍土では凍結融解が 不均一に起こり解凍した地盤が弱体化、土地に道 路・家屋などを建築しても、地面が傾き用をなさなくなる。
土壌水が凍結するとそれによる地盤の体積膨張に加え、未凍結領域から凍結面に 向かう水の動きが生じてアイスレンズが成長を続け、凍上(とうじょう)の現象により、貯蔵タンクや建造物が傾き破 損する。
(3)
日本のように温暖で降水量が多い地域では、凍土を長期間にわたり安定した状態で維持することは困難。加え て、炉心からの伝導による熱流を上回る莫大な熱量で冷却する必要がある。
(4)
近年の海水温上昇に伴う陸域での雨量増加は地下水や地表水の流れを増加させる。地下水の流れによる凍結面からの熱の散逸を上回る大量の冷却熱を排出する必要がある。豪雨時に地下水流が増加すれば、凍土遮水壁が急速に浸食される。
(5)
事故で設備が破損して、冷媒が周辺に漏れ出たり、凍土が溶解し大量の放射性 汚染物質が海中に放出されるなどの危険性が高い。(北極圏では地球温暖化の影響で永久凍土が溶解し、多量の溶存 有機物が海洋や湖沼へ流入)
(6)
凍結の過程で放射性物質が不凍水中に取り残され高濃度の汚染溶液が生成される。泥粒子表面の吸着水やこのような高濃度の溶液は極低温でも凍らない。(南極で高濃度の溶液が極低温でも凍 らない)
『摩訶不思議 謎だらけの東京電力の建設した海側遮水壁』
政府や東京電力が、『福島第一原発の汚染水対策だ』(海洋流出を防ぐ)と称する海側遮水壁は半年前の2015年(平成26年)10月26日、10メートルの開口部を完全に閉じて完成させる。
海にダダ漏れだった汚染水を止めた途端に、出来たばかりの遮水壁が1ヶ月で20センチも傾く。(東電発表では傾きの原因は一切不明とされているが、1ヶ月で20センチなら、1日当たり7ミリも鋼鉄製の円筒状の鋼管が傾いているが、もう無茶苦茶)
4年前の2012年5月、1~4号基の護岸海側に遮水壁を建設するがマスコミが誰も彼も怖がって一人も報じない腰抜けぶり。
2015年5月17日、日本共産党機関紙しんぶん赤旗は、摩訶不思議な謎だらけの東京電力の建設した『海側遮水壁』を日本のマスメディアとして初めて取上げているが、読めば読むほど意味不明でフクシマの謎が深まるばかり。『海側遮水壁』を何年間も大手メディアが誰も書かなかったのも『なるほど』と頷ける摩訶不思議な代物だった。
東京電力は、今月26~27日に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の期間中、福島第一原子力発電所の廃炉作業を休止する方針を決めた。
テロ警戒のため、敷地内に立ち入る人員を絞るのが狙いとみられ、作業は核燃料への注水作業など最小限にとどめる。
同原発では、平日は約6000人が、汚染水をためるタンクの設置や、原子炉建屋を覆うカバーの解体などにあたっている。サミット期間中は、こうした作業の大部分をとりやめ、日曜・祝日と同様の約1000人体制に縮小するという。
5月7日読売新聞(電子版)
『レベル7の核事故から5年経ったが、・・・いよいよ「フクシマが危ない」!?』
もしもG7開催中の放射能(テロ)による妨害を心配するなら500キロ以上も東にあり原子炉圧力容器が破壊されて最早手の施しようがない東京電力の福島第一原発よりも、中緯度にある日本列島は常時西寄りの風が吹くのでサミット会場の西方800キロにある稼働中の九州電力の川内原発(鹿児島県)の即時運転中止である。(もちろん200キロ圏内にある静岡県の浜岡原発や福井県若狭湾に密集する原発群も当然危ない)
気象庁が余震予測を放棄するほどの観測史上例がない異様に強い揺れが続いている熊本地震の断層の延長線上にある川内原発の耐震基準は、たったの620ガルしかない。ところが4月14日は1580ガル、2日後の16日は1362ガルと川内原発の想定していた耐震基準の数倍の強い揺れが観測され続けているが、田中俊一原子力規制委員長は『想定内で、安全・安心。心配ない』と強弁して営業運転を続けている。
(アメリカ大統領など世界の首脳が日本に集まった1989年の昭和天皇の葬儀や2010年の横浜APEC時に原発の危険性を言うものは誰一人いなかった。レベル7の核事故発生後の2014年にオバマ大統領がフクシマから220キロしか離れていない日本の首都東京訪問時にも問題とはされていない)今回だけが例外で、『5年が経過して』、いよいよ『フクシマが危ない』のである。
『案外まともで正直、マスコミ報道よりも賢明で真面目な2ちぇんねるの声色々』
その方がいい。 だいたいヤクザに派遣されてきた奴等が廃炉作業してること事態が 迷惑なサミット
他の原発も厳重にしろ
おいおい。 外国から偉いヒト来るとこうも態度が一転するのか? やっと福島第一は、日本の国防上の急所と認めたようだな。
どうせもう壊れてるんだから問題ないじゃん
へ? 今まではテロられる危険性を放置してたってこと?
サミット期間中に廃炉作業でヘマやらかしてしまうのを恐れてだろww ものは言いようだな
重大事故起こしたりすることが可能な状態ってこと?
伊勢志摩なら近所にある原発のほうが危険だろw
なぜ遠く離れた福島w 浜岡と福井県の原発群の方が危険じゃね?
首脳国首相が来てる時以外はガバガバか
別に普段からガバガバだろ。 何をいまさら
作業員「制御炉が暴走なんで入れろや」アホ警察「制限区域内には立ち入り禁止だよ」作業員「あーっ、メルトダウン」
いまさらぶっ壊れてる原発なんて狙わないだろ 候補はいっぱいある
サミット断れないのか?
テロ起こしやすいのか
人がいなくなったら、それこそテロやり放題だろ
伊勢から福島まで500~600km は離れてるのに ・・・・・2010年横浜APEC の時は横浜近郊の実験炉にここまでしなかったよな
既に起こってるやんw
やっと楽になれるな
オリンピック期間も工事停止か、・・・
『ナチスドイツの崩壊71年目の節目』
71年前の1945年4月30日ドイツ全土での地獄の本土決戦で敗北してソ連赤軍に包囲されたヒトラーはベルリンの地下壕で自殺し、5月9日には国軍司令官が降伏文章に署名して第二次世界大戦は終結する。
ドイツ降伏後、世界中を敵に回した孤立無援の日本は戦争継続(本土決戦)を目指すが3か月後の8月10日に無条件降伏を連合国側に連絡する。ところが、国内的には8月15日の『玉音放送』まで、日本が敗北した事実は国民に伏せられていた。
8月10日から15日の間、日本の新聞やラジオなどのマスメディアは表面的には今までの通りに本土決戦(神州不滅。一億玉砕)の狂気のスローガンを叫び続けていた。
ところがポツダム宣言受諾を知っていたマスコミは、一方では『それとなく誰にも分からない様に、日本が敗けたことをほのめかす』(どうか皆さん 気が付いてくれ)との摩訶不思議な、鵺のような態度を取り続けていた。
しかし不幸にも『ほのめかし』記事は誰も気が付かなかった。はっきり『負けた』と書かないと普通の善良な一般市民は誰も分からないのである。
今年の第二次世界大戦終結記念日の5月9日にメディアは一切触れなかったが、その代わりがオバマの被爆地ヒロシマ訪問の発表と読売新聞によるフクシマの作業中止報道らしいのである。
たぶん、これは日本が敗北したことを誰にも分からない様に『それとなく、ほのめかす』との71年前と同じ胡散臭い手法が、現在マスコミによって行われているのであろうと思われる。
『読売だけのお馬鹿記事かと思ったら、・・・』
日本経済新聞は5月10日、『廃炉作業、サミット期間中は休止 東電』と題して、東京電力は5月26から27日に三重県で開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の期間中はフクシマでの作業を『各国の首脳が集まる中、安全面を考えた念のための措置』として停止すると報じる。
東京新聞は5月11日、『サミット中、福島第一原発の作業休止 東電「リスク減らす』と題して、日経よりも長い記事を書いている。
東京新聞は現場作業員の声として『テロ対策と聞いた。何かトラブルが起きたら問題になるのを避けるためではないか。東京五輪やパラリンピックの期間中も、作業自粛になるのでは』とか、作業休止期間中は『休業補償は出ない。作業の休止前と再開前は点検になることが多く、これでは作業が全然進まない』。(フクシマでは2015年に死亡事故が多発したことから2週間作業を休止して時期に、作業員に休業補償を出さない労基法違反が発覚して大問題になっている)また東電の広報担当者は『余計なニュースが起きないようにということで、国からの要請はない』と書いている。
毎日新聞(東京本社)では5月11日、『福島第1原発 . サミット中の廃炉作業休止』との前日の日経と同じ内容のごく短い記事を書いている。東京新聞は毎日新聞と提携しているので、多くの場合に同じ内容のニュースを掲載しているが今回は違っていた。(C7が開かれる三重県志摩市など西日本に配られる毎日新聞大阪本社版には掲載されていない)
朝日新聞デジタルでは2016年5月7日05時00分『サミット中、廃炉作業休止 東電』とのタイトルで、 2011年3月の事故以降、テロ対策で廃炉作業を休止するのは初めての出来事であると、さりげなく『今まで前例が無いトンデモナイ重大事実』であると(誰にも分からないように)、それとなく書いていた。
普通のニュースなら必ず有る筈のフクシマの作業中止を東京電力の発表した日付が不明。(朝日デジタルの記事では『東京電力は6日…明らかにした』とあるが、毎日新聞では『東京電力は10日…発表した』と書いている。他のメディアは東電発表の日付が最初から何処にも書いていない)
『「凍土壁は極めて危険だ!」原子力規制委・日本陸水学会』
『凍土壁の危険性を指摘する規制委(陸水学会)と、警告を無視して凍土壁計画を進める東電(経産省・エネ庁)の仁義なき戦い』
日本陸水学会から3年前に内閣府原子力災害対策本部へ提出された福島第一原発凍土遮水壁の数々の危険性
凍土遮水壁では放射性物質を長期間完全に封じ込めることが出来ないだけでなく、より大きな事故を引き起こす可能性が高い。
事故処理は海外の専門家が注視しておりわが国の科学技術の真価が問われている。リスクが多い凍土遮水壁ではなく、地下水の流路変更を含め、原子炉を完全に外部から遮断する対策が必要。
『陸水学会の凍土遮水壁の懸念』
(1)
凍土遮水壁では、水と泥の膨張率が異なることから凍土遮水壁が同時に凍結することはなく、また凍 結後も不均質な応力が加わり、遮水壁にクラック(裂け目)が入る。
(2)
炉 心の温度や気温の変動や地下水の流れの変化によって凍土の一部が凍結と溶解を繰り返す。北極圏の永久凍土では凍結融解が 不均一に起こり解凍した地盤が弱体化、土地に道 路・家屋などを建築しても、地面が傾き用をなさなくなる。
土壌水が凍結するとそれによる地盤の体積膨張に加え、未凍結領域から凍結面に 向かう水の動きが生じてアイスレンズが成長を続け、凍上(とうじょう)の現象により、貯蔵タンクや建造物が傾き破 損する。
(3)
日本のように温暖で降水量が多い地域では、凍土を長期間にわたり安定した状態で維持することは困難。加え て、炉心からの伝導による熱流を上回る莫大な熱量で冷却する必要がある。
(4)
近年の海水温上昇に伴う陸域での雨量増加は地下水や地表水の流れを増加させる。地下水の流れによる凍結面からの熱の散逸を上回る大量の冷却熱を排出する必要がある。豪雨時に地下水流が増加すれば、凍土遮水壁が急速に浸食される。
(5)
事故で設備が破損して、冷媒が周辺に漏れ出たり、凍土が溶解し大量の放射性 汚染物質が海中に放出されるなどの危険性が高い。(北極圏では地球温暖化の影響で永久凍土が溶解し、多量の溶存 有機物が海洋や湖沼へ流入)
(6)
凍結の過程で放射性物質が不凍水中に取り残され高濃度の汚染溶液が生成される。泥粒子表面の吸着水やこのような高濃度の溶液は極低温でも凍らない。(南極で高濃度の溶液が極低温でも凍 らない)
『摩訶不思議 謎だらけの東京電力の建設した海側遮水壁』
政府や東京電力が、『福島第一原発の汚染水対策だ』(海洋流出を防ぐ)と称する海側遮水壁は半年前の2015年(平成26年)10月26日、10メートルの開口部を完全に閉じて完成させる。
海にダダ漏れだった汚染水を止めた途端に、出来たばかりの遮水壁が1ヶ月で20センチも傾く。(東電発表では傾きの原因は一切不明とされているが、1ヶ月で20センチなら、1日当たり7ミリも鋼鉄製の円筒状の鋼管が傾いているが、もう無茶苦茶)
4年前の2012年5月、1~4号基の護岸海側に遮水壁を建設するがマスコミが誰も彼も怖がって一人も報じない腰抜けぶり。
2015年5月17日、日本共産党機関紙しんぶん赤旗は、摩訶不思議な謎だらけの東京電力の建設した『海側遮水壁』を日本のマスメディアとして初めて取上げているが、読めば読むほど意味不明でフクシマの謎が深まるばかり。『海側遮水壁』を何年間も大手メディアが誰も書かなかったのも『なるほど』と頷ける摩訶不思議な代物だった。
フクシマの収束作業ですが、実は『危ない』と東京電力(日本政府やマスコミ)が認めた点は画期的な出来事ですよ。3・11から5年が経過してだんだん良くなるのでは無くて、
逆にどんどん悪くなっているのでしょう。
今までオバマ大統領や世界の主な要人が東京を訪問しても何もなかったのですよ。
今回はフクシマと東京の何倍も離れた三重県での国際会議で、
遠く離れたフクシマを問題としているのですが、…それ程危ないということでしょう。
もう、たぶん時間切れなのです。