逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

ウイルスより怖いワクチン抗体依存性増強(ADE)

2020年07月05日 | 存在脅威管理理論

金子勝 7月5日
【東京のペテン師、大阪の詐欺師、検査なしコンビ】
吉村大阪府知事がワクチン治験について大阪市大の審査委員会の承認前に、日程や「市大病院の医療従事者が対象」と発表。感染再発でますますワクチン幻想を煽るヨシムラ。政治でコロナ対策ができるのか?

7月4日【ワクチンの難しさ】
ワクチンが難しいのは、変異したウィルスで重症化する抗体依存性増強(ADE)が起こる場合だ。デング熱では、ワクチンであるタイプに抗体ができても違ったタイプにかかると重症化してしまった。新型コロナウィルスも変異しつつある。注意が必要だ。

7月1日【東京発コロナのリスク】
RNAウィルスとして人体内で変異し続けているコロナ。で、交叉免疫が生まれるが、抗体依存性増強からサイトカインストームも生まれる。ほっておいて急に増えて、ほっておいて急に減る。だがエピセンター化すると恐ろしい。東京がそうだ。

6月29日【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】
ワクチン神話を疑え!SARSで17年ワクチンができないわけ」をアップした。アベ政権や維新はオリンピック優先でワクチン幻想を垂れ流すが、サーズも17年たってもできていない。ADE(抗体依存症憎強)が起きることを知る必要がある。

6月22日【変異が大きい】
電子顕微鏡で見るとS抗原=スパイク蛋白質が、王冠の飾りのように突き出しているのでコロナウィルスと呼ばれる。S抗原の変異を見ると、12月より前に、昨年の秋から感染は広がっていた。それが動物界の中でか、人間の社会の中で起こったかはわからないが
The proximal origin of SARS-CoV-2

国内初のワクチン治験 吉村大阪府知事「前のめりの政治主導」の危うさ 7月4日 毎日新聞

大阪大発の製薬ベンチャー「アンジェス」(大阪府)などが開発を進める新型コロナウイルスのDNAワクチンの治験が6月30日、大阪市大病院で始まった。

国内での新型コロナワクチンの治験は初で「来年春以降」の実用化を掲げる。一方、大阪市大の審査委員会の承認前に、大阪府知事が日程や「市大病院の医療従事者が対象」と発表。異例の展開に識者は「前のめりの政治主導」を危惧する。

期待が高まる中、安全性は担保されるのか

「6月30日に大阪市大でワクチンをヒトに投与する」。6月17日、定例記者会見の冒頭で大阪府の吉村洋文知事が治験の日程を明らかにした。対象は市大病院の医療従事者20~30人で、「2021年春から秋に実用化を目指したい」とその後の具体的なスケジュールにも言及した。
しかし、この時点で治験を承認する市大病院の審査委員会は開催されていなかった。知事は大阪市長と共に、市大と大阪府大を運営する公立大学法人大阪の理事長の任命や多額の運営費交付金など、大学に対して大きな影響力を持つ。

市大内には「医療というより政治の話になっている」と、反発や困惑が広がった。

DNAワクチンでは、ウイルスの一部の遺伝子を体内に投与し、これが抗原となって抗体が作られ、免疫を獲得する。ウイルス自体を使う「生ワクチン」や、無毒化した「不活化ワクチン」という従来の方法では、一般的に開発着手から実用化まで10年程度かかるとされる(有料記事なので以下省略)

有ったら便利な大発見だが、日本国では最も権威があるとされている理化学研究所(理研)による科学詐欺。政治介入と特許利権の呆れたペテンの頭文字だったS・T・A・P(あるいは政治的なトンでも、あっと驚くペテン)

世界で今まで誰も成功していない(人類にとって未知の)DNAワクチン

成功すれば京大の山中伸弥教授のIPS細胞などよりも大儲けが期待できる阪大ベンチャーが目指すDNAワクチンに「成功間違いなし」と無条件にのめり込む危険な「大阪維新の会」などの詐欺師集団の「丁半ばくち」を密かに告発する毎日新聞。(★注、もちろん成功すれば膨大な特許利権が転がり込むが、今まで世界で誰も成功していない難事業なので今後の副作用のあるなし、免疫獲得の持続期間、免疫暴走の危険性、成功確率などすべては???ところが、毎日新聞では一番肝心なこの事実を一言も伝えていない)

ワクチンの接種で抗体は出来るが、必ずしも中和抗体で免疫が獲得できるとは限らないばかりか、2017年にフィリピンで大失敗した世界初のデング熱ワクチンのように抗体依存性増強(ADE)で余計に悪くなる場合もある。安全なワクチン開発には通常10年ほどの長期間の安全確認が必要だった。

日本のメディアとしては一番善良だが基本的にヘタレ(根性なし)の毎日新聞らしい記事である。(★注、やはり読者に「真実」を伝えたいが、自分が叩かれるのを心底怖がっているので、誰にも分からないように苦心惨憺、涙なしには読めない不可解な文章になっている)

ヤクザの丁半ばくち?競馬の「大穴狙い」と同じ原理

詐欺師グループの大阪維新の目論見が成功して安全なDNAワクチンが短期間で完成。特許利権で大儲けする可能性ももちろんある。
それならウインドウズの特許利権で世界一の億万長者なったビルゲイツ(マイクロソフト)と同じかそれ以上。便利なだけのパソコンとは大違いで、「死」の不可逆性への恐怖感(存在恐怖管理理論)がこれほど高まった時代は今までの人類の歴史に無かったのである。

アッと驚く首都大阪

もしDNAワクチンが成功すると、胡散臭い新コロ騒動でも少しも懲りずペテン師の緑タヌキ(小池百合子)を選び来年の東京オリンピック開催を求めて、自業自得の自爆壊滅する東京に代わって(破壊的政治カルト松下政経塾の無税国家を実現)世界で唯一の無税都市として
、わが日本国の首都は大阪になりユートピアとして大繁栄。(政治とお笑いの融合で吉本興業が政権与党で標準語は大阪弁。賭博と売春と暴力が合法化されるデストピア)

大阪府知事、承認前発表「政治主導」治験に困惑

毎日新聞を注意してよく読むと「ババ抜き」ゲームのような関係者の責任のなすりつけ合い(責任逃れ)の泥仕合。もしかするとDNAワクチンが「とんでもな危ない」と関係者全員が思っているので、松井一郎大阪市長や吉村大阪府知事の先走り発言の火消しに躍起になっているのである。

「小出しにすると細かい指摘や問い合わせがあり、混乱を引き起こす」とデータ公表を拒む大阪大ベンチャー企業

医療というより政治の話になっている」と、反発や困惑 免疫学で「安全性のデータを公表しないのは大問題」、今までの科学研究とは180度正反対の、あり得ない事態が起きていた

ワクチンで感染を抑える「中和抗体」ではなく症状を悪化させる「悪玉抗体」の可能性も有り、60年代には米国で、ワクチン投与で症状が悪化して子供が死亡事故もあったと毎日新聞は大手メディアとして初めてアメリカが引き起こした恐ろしいワクチン事故を報じている。

ただし、大勢の年寄りが死んだ(摩訶不思議な今の新コロ騒動と瓜二つの)1976年の豚インフルエンザ(現在の名称は新型インフルエンザ)ワクチン事故は見ざる言わざる聞かざる(知らぬ、存ぜぬ)で押し通す。


1975年7月歴史的なヘルシンキ会議に臨む(左から)キッシンジャー補佐官(米国務長官)ソ連のブレジネフ書記長、アメリカのフォード大統領

細菌戦研究のフォートディクス米陸軍基地(731部隊の闇)

今回の黒人暴動と新型コロナ騒動がほぼ一体構造、1976年の豚インフルエンザA(H1N1)の大騒動(未遂の細菌戦)とも一体不可分だった。ニュージャージー州のFort Dix陸軍基地内で500人以上が発病して1名が死亡。(9・11事件で炭疽菌研究のメリーランド州フォート・デトリックと名称が似ているが別)
豚インフル当時のフォード大統領は約2億人のアメリカ市民全員(当時の世界の人口は41億人)に対してワクチン接種を決定した。
人類にとって未知の感染症で基地内の米兵1人が死ぬ。→すぐさま全米市民にワクチン接種など狂気そのもの。誰が考えても絶対に「あり得ない」極端すぎる結論である。

ところが、アメリカ全人口の5分の1の4000万人に新しいワクチンを接種した段階で副作用でギランバレー症候群が500例以上発症。30人が死亡してワクチンプログラムは
中止になる。
常識的に判断すれば、細菌兵器として豚インフルを密かに研究していたアメリカ軍は同時にワクチンも開発し周到に準備していたのである。
ところが、それでも大勢に対する早急なワクチン接種は安全性に致命的な問題があった。(★注、今回の新型コロナでも同じで拙速なワクチン接種では余計に沢山死ぬことになる)

1975年7月~8月フィンランドでの全欧安全保障協力会議(CSCE)の最終合意「ヘルシンキ宣言」に署名する東西の首脳(左から西ドイツのシュミット首相、東ドイツのホーネッカー書記長、オーストリアのクライスキー首相

正体不明の新コロ騒動で一番ピッタリな44年前のアメリカ軍豚インフル騒動

1974年のニクソン辞任で副大統領から昇格したフォードは南部バイブルベルト(キリスト教原理主義)のジョージア州知事のジミー・カーターに大統領選(1976年11月2日)で敗北。1回も大統領選で勝っていないアメリカ大統領として不名誉な名前を残すが、原因は米陸軍基地の豚インフルのウイルス漏洩と、その後始末の米国市民全員へのワクチン接種の大失敗。あまりにも教訓的な出来事で、しかも今回の正体不明の新型コロナにはピッタリである。

2009年のパンデミックは1976年のアメリカ軍の豚インフル細菌戦争のお馬鹿未遂事件と同じウイルスなので、当時は豚インフルエンザと呼ばれていたのである。
ところが2015年から地名や動物名は「差別になる」とWHOが豚を削除したがソ連や香港は病名に残っている露骨なダブルスタンダード。あるいは米オバマ大統領の無理強いポリティカル・コネクトネスに対するWHOのささやかな意趣返し。



今では嘘つきとか策士の代名詞の共和党ニクソン大統領

ベトナム戦争を終結させたニクソンは米ソデタントや北京訪問(米中和解)、全欧安保協力会議(CSCE)、ドルの金本位制電撃停止など数々のニクソンショックを行った挙句1974年ウォータ事件での議会証言の偽証の弾劾決議で辞任する。(★注、トランプが密かに目指しているのは執務室に飾る第7代ジャクソン大統領ではなく、悪名高い稀代の策士ニクソンの可能性が高い)
フォード時代のヘルシンキ宣言やCSCE設立(NATOなど軍事同盟の解消)は間違いなくニクソンとヘンリー・キッシンジャーが準備したもので、フォード大統領再選の年である1976年に起きたのが不可解なフォートデック陸軍基地内の豚インフルのウイルス漏洩と猛毒ワクチン。時系列的に摩訶不思議な新コロ騒動と瓜二つ。全く同じ種類の謀略の大規模化だった。


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2 コメント

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株券印刷業アンジェス (RJ)
2020-07-06 12:57:11
宗純さまこんにちは

アンジェスは大学発ベンチャーとして設立・上場して注目されてきましたが、これまで一回も黒字になったことがなく、資金が枯渇しそうになるたび、IRでほらを吹いて増資・資金調達するということを繰り返してきました。
創薬ベンチャーなどというにはほど遠く、株券印刷業などと揶揄されてます・・
設立者の森下教授の経歴も、なかなか香ばしいものがあります・・
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しつこいようですが (飲んだくれ)
2020-07-07 03:02:37
鉄砲の弾が飛んでいる時に法秩序の話をしても仕方ない。おかしな手段が使われている時にはそれを認識して抑え込めなければやられっぱなしになる。

手段が腐っている時点でなめきっている。
それを偉そうに教条語って肯定したりするのは二重の罪ですから。

すっ込んでる屑の問題ではなく、陰湿に襲撃している賊の問題。認識できなければ対処も出来ない。

犯罪者根性というのですかね。犯罪者が犯罪を犯しながら偉そうにゲロったれてマウントを取ってくる。大日本帝国でも、オウムでも。これをやられると持っていかれる人が結構いるのですよね。だからサイコとお花畑の組み合わせは最悪だと。
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