逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

形作り(かたちづくり)

2019年10月10日 | 政治

第30期竜王戦第4局で後手が△6八飛で先手の渡辺竜王の玉に必死がかかり勝敗が決まる。
羽生棋聖の後手玉は金銀4枚でしっかりと守られ詰まないので、本来なら投了の場面だが、渡辺竜王は王手を連発して一手詰みの『形作り』をしてから投了した。
★注、
正確に何十手先を読むプロ棋士では竜王戦94手目のように完全に勝敗が決まったら『終わり』(投了)になる。
ただし、何とも恥ずかしい大差の勝負だったり、テレビ放映や棋譜が新聞に載る場合にはファンサービスとして双方馴れ合いで
一手詰みの大熱戦『際どい勝負』に見えるよう、最後の『形作り』が行われるのが通例である。

下院は正式調査の承認に決議が必要

2019 年 9 月 25 日 ウォール・ストリート・ジャーナル 【社説】トランプ氏の弾劾調査、完全に党派的      

ナンシー・ペロシ米下院議長(民主)は24日、ドナルド・トランプ大統領の正式な弾劾調査を発表し、反トランプ勢力は喜んでいる。少なくとも今はそうだ。この決定により、議会は弾劾一色となり、トランプ氏の選挙陣営や大統領自身に対する調査以外にほとんど何の成果も得られなくなるのは確実だ。
ある意味、この瞬間は避けられなかった。民主党や(7%のトランプ支持以外の)メディアがトランプ氏を正当な大統領として決して認めてこなかった。彼らは米国民がヒラリー・クリントンではなくトランプを当選させた選挙結果を覆そうと…(抜粋)
 
投了を先送りした『旧ソ連や東欧、中東で選挙で選ばれた政権を「民主主義」を口実に打倒したネオナチ・リベラルメディア』
 
リベラルメデャア(民主党)の『形作り』ですね。そもそもドナルド・トランプ大統領の正式な弾劾調査には下院の決議が必要で、先手玉(民主党やメディア)に必至がかかって大差で勝負は決着している。本来なら投了場面だが、民主党(オバマ政権やメディア)は派手に『王手』『王手』を連発して何も知らない素人から見れば優勢を偽装、一手詰みの『形作り』である。

自分たちが負けたからといって、『自分が参加した選挙結果を認めないなど、アフガンのタリバンより1万倍は悪いナチ・リベの無茶苦茶』

旧ソ連圏や東欧、中東で成功したカラー革命やアラブの春(選挙で選ばれた政権を暴力で無理やり倒すクーデター)が、本家本元のアメリカでも成功するなど酔っ払いの妄想にしても酷すぎる。いくらトランプ勝利の選挙結果に不満でも最初から米民主党や極悪リベラルメディアの大失敗は確実だったのである。(ナチ・リベのなんとも恥ずかしい記録的な大敗は2016年11月8日の大統領選挙の結果で確定していた。ところが『敗北』を絶対に認めないから今までダラダラと大統領選挙の汚いネガティブキャンペーンが続いていただけ)

バイデン前副大統領

トランプ弾劾審議の源流はバイデン父子の腐敗問題

ウクライナ危機下のバイデン父子の動きを追うと見えてくる不都合な事実 2019年09月30日 論座 RONZA



2019年9月24日、米下院のナンシー・ペロシ議長はドナルド・トランプ大統領の弾劾審議手続きに入る方針を明らかにした。7月25日のウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との電話会談で、トランプが民主党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領の息子ハンターの犯罪捜査を強化するよう圧力かけたとされる件で、大統領の職権濫用を禁じた法律に違反し、弾劾に相当する可能性が高いとするものだが、
それほど単純ではない。

大統領の弾劾審議手続きに至る経緯 
時系列に整理すると

検事総長解任に動いたジョー・バイデン

実は、ハンターがブリスマの取締役になった2014年4月(2019年4月退任)ころ、英国当局は資金洗浄の容疑で、ブリスマの事実上のオーナー、ズロチェフスキーに属するとみられる2300万ドルが預金された銀行口座を凍結した。しかし、当時のウクライナの検事総局は、英国側から要請された文書を英国の経済犯罪捜査にあたっている部署に提供しなかった。それどころか、駐ウクライナ米国大使が明らかにしたところでは、ウクライナの検事総局はズロチェフスキーの弁護士に事件にしない旨の手紙まで送っていたという。
こうしたウクライナ側の非協力のために、2015年1月、この口座の差し止めは解かれ、資金はタックスヘイブン(租税回避地)のキプロスに流出した。

当時のウクライナの検事総長に代わって、2015年2月に、ヴィクトル・ショーキンが検事総長に就くと、彼はブリスマのハンターやアーチャーを含めた取締役全員の捜査に乗り出す計画を進めた。ところが、2016年3月29日、当時のペトロ・ポロシェンコ大統領は突然、検事総長解任を命じるのである。その背後には、ハンターの父、ジョー・バイデンがいた。ショーキンを解任しなければ、米国は支援をしないと脅したのだ。しかも、それをバイデン自身が公然と認めている(ロシア語新聞「ノーヴァヤガゼータ」2019年No. 46)。
ショーキンはヤヌコヴィッチや新興財閥寄りで、腐敗を立件しようとしないから米政府が圧力をかけたとの情報もある。(★注、バイデンが辞めさせた事実には少しも変わりがない)ショーキンに代わって検事総長になったユーリー・ルツェンコは『ブリスマは捜査の対象ではなく、バイデン父子の不法行為はなかった』としたが、このルツェンコの発言が本当かどうかはわかっていない。

道義的・倫理的責任は大きいバイデン父子

ハンターにはまだまだよからぬ話がある。   (ネオナチのウクライナのク-デターに便乗した荒稼ぎだけではなく中国でも怪しい投資ファンドで同じ種類の疑がある)
(抜粋)
9月30日 論座

米大統領 ウクライナ疑惑 弾劾巡り攻防激化  2019年10月9日 毎日新聞 

『法律違反 要件ではない』

 
バイデン前米副大統領とバイデン氏の次男を汚職事件で捜査するよう、トランプ米大統領がウクライナ政府に圧力をかけた疑惑で、野党・民主党は来月下旬の大統領の弾劾訴追を目指した動きを加速させている。トランプ氏は弾劾審査を「詐欺だ」と批判し、強気の姿勢を崩さない。来年の大統領選を視野に入れた政局も絡みながら、弾劾に関する攻防が続きそうだ。
トランプ氏「息子の捜査をバイデン氏が止めようとしたという話があり、多くの人が何があったか知りたがっっている。(抜粋)
★注、
毎日新聞10月9日記事では、なんと、『法律違反』は大統領弾劾とは無関係である(トランプに法律違反が無い)と言い出したのですから無茶苦茶である。当たり前ですが高偏差値の毎日新聞記者たちは最初から米民主党やリベラルメディアの言い分が無理筋だと知っていた。(大差で勝負がついて、完全に投了状態なので、後は『形作り』だけ)

アメリカ民主党(オバマ政権)やリベラルメディアは順番として、先ず『手をついて謝れ! 』

アポロの月の石が、実は地球の石(何処にでもある玄武岩)だったと分かって、 今まで散々馬鹿にしていた科学者に対して、大槻義彦が『手をついて謝れ』と怒っているが、 今回のウクライナの検事総長解任疑惑の場合も全く同じで、 先ず順番としては、マスコミとか民主党(オバマ政権)の方が、国民とかトランプに手をついて謝るべきでしょう。 ところが、話は逆さまで追及したトランプ弾劾だと騒いでいるのですから面妖な。攻撃こそ最大の防御だと言うが、破れかぶれの自爆攻撃。いくらなんでも、これでは勝てないでしょう。
★注、
トランプが勝った2016年11月8日の米大統領選に、オバマの副大統領の(後継候補№1)バイデンはウクライナから何億円もネコババした息子を助けた悪事(圧力で検事総長を解任)が露見したことで出馬さえ出来なかったのである。


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2 コメント

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半分レイムダックのトランプ (フーバー)
2019-10-10 18:08:45
トランプは民主党が牛耳る下院の承認がなければ目論む予算も法律も一切思い通りにはならない。
打開策はマスコミと選挙民の支持。
主要マスコミは概ね敵。
有権者も約半分の支持。

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Lock Him Up (セコイアの娘)
2019-10-11 04:12:49
良い内部告発者と悪い内部告発者がいるらしい。
メディアで名前も明かさぬCIAの内部告発者がヒーロー扱いされる一方、スノーデンは国を追われ、アサンジ、マニングは塀の向こうだ。明らかに正義感から内部告発した者が処罰されている不条理。
ウクライナゲートに米国民はしらけている。私の住む町は、民主党のこれでもかというぐらいの牙城なのだけど、某所ロビーのテレビでCNNがCIAの内部告発者をけたたましくもちあげていても、誰も観ていない。みごとなまでに、誰も注意を払っていない。
学習能力のない民主党、ロシアゲートの二番煎じじゃ、国民はもうだまされないですよ。
前回の大統領選でのアンチヒラリーのセンチメントはすごかった。私の住む町でも、トランプ支持、ヒラリー支持のシールを貼った車はほぼ皆無だったけど、Lock Her Up(ヒラリーを牢にぶちこめ)は時折見かけた。今回のバイデンも、クリントン財団の蓄財疑惑と全く同じ構図。Lock Him Upだ。
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