山形から温かい贈り物

先日、山形の友人宅からお届け物がありました。「果物」と書いてありましたので中を確認しましたところ、たくさんの柿と高価なラ・フランス、そしていつものように達筆なお手紙が1通。贈り物の中にお手紙が入っているだけで、本当に心が温まります。近況報告や写真が入っていることもあります。ほんの一言でも、なんだか「ほっこり」します。ましてや、手書きの毛筆のお手紙ともなればなおさら…


さっそく、お礼のお電話を入れました。柿は「庄内柿」という渋柿で、自宅で採れたものを焼酎を使い渋抜きをしたそうです。「雪は降りましたか」と聞いたところ、「まだ降ってはいませんが、今日は暴風雪注意報が出ています」との返事。本格的な冬を迎える準備で、家の周りや樹木に囲作業をするそうで、その準備のためご主人はお留守でした。


日本海から吹きつける強風で、雪は地吹雪になります。迎える冬のために、道路にも折り畳み式の風除けが設置されていました。住む場所が違えば、それなりにかかる苦労が違うんだね…　雪深い彼の地を思い、渋さが抜けて甘くなった庄内柿を口に頬張りました。