あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21 (スコア付き)

2024-07-09 06:30:23 | 音楽雑感&関連サイト

ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21 (スコア付き)

フレデリック・ショパン: ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21 (スコア付き) 作曲年代:1829年-1830年 ピアノ:クリスティアン・ツィマーマン 管弦楽:ポーランド祝祭管弦楽団

00:00 第1楽章 Maestoso (ヘ短調) 15:41 第2楽章 Larghetto (変イ長調) 26:49 第3楽章 Allegro vivace (ヘ短調-ヘ長調)

《ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21》は、フレデリック・ショパンが1829年から1830年にかけて作曲したピアノと管弦楽のための協奏曲である。この作品の完成後に《ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11》が作曲されているが、出版年の関係で番号が前後している。初演は1830年3月17日のショパンのワルシャワ・プロデビュー演奏会で行われた。 20代を目前としたショパンが初めて取り組んだ大作で、創意に溢れた非常に自由な形式の協奏曲に仕上がっている。一方で、オーケストレーションについては《第1番》と同様に批判があるが、ショパンが管弦楽法に不得手であったことや別人によるオーケストレーションであることから受容されつつある。 この作品は同時期の《ノクターン第20番嬰ハ短調》の旋律が第1楽章と第3楽章で流用されている。また、第3楽章はポーランドの民族舞踊の1つである「クラコヴィアク」を基にしたもので、弦楽器のコル・レーニョ(弓の木の部分で弦を叩く)奏法やホルンのファンファーレにより、民族音楽色が際立つ。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。