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日本を見つめる世界の目 -24日朝-

2011-07-24 07:34:54 | 日本を見つめる世界の目
今日も、日本を見つめる世界の目を紹介します。

【中国】
人民日報 http://j.peopledaily.com.cn/home.html

ミス着物、「日本人の内に秘めた美」を語る
 「2011年度ミス着物」の新井寿枝さん(24)はこのほど、人民網の独占インタビューを受けた。1950年の第1回大会以降、43回続いている「ミス日本」選出大会では、グランプリのほかに5つの各賞受賞者も決定する。その中でも、日本の伝統美の素晴らしさを将来に繋ぐ役割を担う「ミス着物」は、最も人々の注目を集める賞だ。人民網が伝えた。

 新井さんは、日本女性の魅力について詳しく語ったほか、日本が東日本大震災後に隣人である中国人から受けた支援についてもコメントした。日本観光庁が運営するサイト「VISIT JAPAN」には、新井さんが描いたアートメッセージがカレンダーとして毎月配信され、海外に日本の最新情報を届けている。新井さんは「夏は、東京や大阪でショッピングやグルメを楽しむベストシーズンです。この両都市は、震災の影響は全く受けていません。多くの外国の方々が安心して両都市を訪れ、楽しい時を過ごして下さるよう望んでいます」と話した。彼女自身も、親善大使として年内に北京を訪問するという。(編集KM)



チャイナネット
http://japanese.china.org.cn/

中国の高校生 1年間の訪日交流を終えて報告会
日本で交流を行った31人の中国の高校生が22日、東京で終業式と報告会を開いた。

これらの高校生は遼寧、天津、北京など中国の10余りの一級行政区の高校生で、昨年8月に日本へ到着し、国際交流基金日中交流センターが主催した「心と心を結ぶ」交流プロジェクトに参加した。中日双方が心をこめてまとめたプログラムに基づいて、彼らは約1年間、日本の24都道府県の高校に留学していた。

中国の高校生は報告会で、地震のあとの彼らに対する教師、友人、ホストファミリーの支援を報告し、宮城県の被災地でボランティアを行った体験などを話した。

日中交流センター所長で元中国駐在日本大使の阿南惟茂氏は終業式で、次のようにあいさつした。「心と心を結ぶ」交流プロジェクトは今回で5回目になるが、今年は例年と違い、未曾有の大地震を経験することとなった。驚いたことは、震災後、帰国した高校生のほとんどが日本に戻って学業を続けたことだ。これらの学生は日中両国の貴重な財産であり、将来の両国の若者の友好交流を担う希望でもある。

中国大使館教育部の史光和氏は31人の学生が交流プログラムを円満に終了したことを祝福し、中日交流の懸け橋となるよう希望を表明した。

「心と心を結ぶ」交流プロジェクトは2006年に始まったもので、中国教育省と日本国際交流基金が共同で実施し、日中交流センターが具体的手配を行っている。このプロジェクトは中国と日本の青少年の交流を深め、両国の長期にわたる友好関係の基礎を築くことを目的としている。これまでに5回実施され、合計173人の中国の高校生が参加している。




【韓国】

中央日報http://japanese.joins.com/

【社説】日本民主党のポピュリズム公約謝罪を反面教師に
国家最高指導者と政府・与党幹部、内閣の長官がぞろぞろと、2年前の総選挙時の‘ばらまき公約’について謝罪し始めた。隣国の日本のことだ。昨日、菅直人首相は09年総選挙の公約について「財政的な見通しがやや甘かったことをおわびする」と明らかにした。民主党の岡田克也幹事長も前日、「率直におわびしたい」と低姿勢になった。菅首相に続いて、枝野幸男官房長官、玄葉光一郎国家戦略担当相ら閣僚の謝罪発言が相次いだ。民主党が2年前の総選挙で掲げた子ども手当、高校授業料無償化、農家戸別所得補償、高速道路無料通行などの公約が、選挙で何とか勝というというポピュリズムの発露だったという点を事実上認めたということだ。来年の総選挙・大統領選挙を控えてすでに尋常でない韓国の政界は、日本の執権勢力の恥辱を反面教師としなければならない。「現金ばらまき」式公約の甘さに惑わされて投票した結果がどういうものになるか、国内の有権者もよく考えることを望む。

日本民主党の異例の謝罪は直接的には自民党の圧力によるものだ。自民党が赤字国債発行法案の通過に協力する代わりに謝罪を要求したからだ。しかし民主党自らもすでに財源確保が難しいという点を悟り、今年1月に「事業を見直して必要性が低いものは削減・廃止する」と決めた。子ども手当を当初の半分に減らしたのに続き、最近では所得レベル別に差別支給する案がまた議論され、高校授業料無償化、農家戸別所得補償政策も見直し対象に挙がった。

しかし最近の韓国の政党の‘ばらまき競争’を見ると、まだ日本はましだという印象を受ける。韓国の民主党が年初に掲げた「3+1(無償給食・無償医療・無償保育+半額大学授業料)」を実現するには16兆4000億ウォン(約1兆2000億円、民主党推測)~48兆6000億ウォン(ハンナラ党推測)かかるという。莫大な金額も金額だが、所得に基づく段階的な大学授業料支援を主張していた野党代表が、ろうそく集会に一度参加した後からは「大学生全員に支給」に急変するのだから、さらに不安になる。与党のハンナラ党も「右派ポピュリズム」とかなんとか言いながら軽率な言動を見せている。ばらまき競争にばかり気をとられ、健康保険改革、使用済み核燃料処理場立地選定など至急な国家的懸案は無視している。

李明博(イ・ミョンバク)大統領の東南圏新空港白紙化関連の謝罪など私たちも誤った公約について謝罪をした前例がある。重要な点はやはり甘言にだまされない有権者の冷徹な判断力だ。中央選管委が法制化を推進中のマニフェスト(公約事前検証)制度も早く導入する必要がある。公約に必要な予算と財源調達方法を選挙前に徹底的に検証するよう義務化すれば、ばらまき公約はかなりろ過されるだろう。日本与党の屈辱を他人事と考えてはならない。


朝鮮日報http://www.chosunonline.com/

ルポ:中国の中の韓民族史探訪
古代史から近現代史まで、中国で歴史の現場を巡る
 「安重根(アン・ジュングン)! 安重根、買ってください」


 1世紀前に韓民族の英雄が殉国した歴史の現場は、参道に軒を連ねた露天商で賑わっていた。今月11日、中国・遼寧省大連市の旅順監獄入り口。ずらりと並んだ屋台では、色あせた安重根の伝記や炒めたヒマワリの種が売られていた。中国の商人は、表紙に『安重根研究』と書かれた冊子を逆さに持ったまま、韓国人旅行客の袖をつかみ「安重根、買って下さい」と迫った。


 監獄の正門前の広場に着くと、イ・ドンオン独立記念館責任研究員がマイクを握った。「安義士は、監獄に入ったとき体重が54.5キロ、殉国当時は体重56.5キロでした。収監中、体重はむしろ増えたのです。それだけ、最後まで毅然(きぜん)としていたということです」。安重根は、獄中で92日にわたり自叙伝を書き続け、1910年3月26日に死刑が執行された。「日帝は遺体すら遺族に引き渡しませんでした。あの門の外に運び出し、山中に埋めたということですが、まだ遺骨は見つかっていません」。すると皆、首を伸ばして辺りを見回した。しかし門の向こうには、新しい高層マンションがびょうぶのように立ち並んでいるだけだった。

■安重根の殉国現場、旅順監獄


 本紙が企画した「先生方と共に行く中国の中の韓民族史探訪」ツアーは5泊6日の日程で、最初の行先は旅順だった。ソウル・仁川・京畿道・忠清道地方の学校教諭ら198人からなる第1次探訪チームは、民族の苦痛を秘めた現場の前で静まり返った。監獄の規模は、意外にも大きかった。映画で見るような狭い廊下に沿って、258の監房が上下左右に配置されていた。暗くどんよりとした拷問室、死刑執行場では鳥肌が立った。セメントの床に据えられた「大」の字状の拷問台、壁につるされた棒と鎖……。安重根の監房は、看守部長の当直室の横にあった。「ここに来ると、安重根が味わった苦しみが、より一層胸の奥深くまで伝わってくる」と語る富興小学校(京畿道富川市)のファン・ソンソン教諭(49)の口からは、ため息が漏れた。


■ガラスケースの中の「好太王碑」


 吉林省集安市にある公開土王碑遺跡は、中国の東北工程(高句麗・渤海の歴史を中国の歴史に編入しようとする試み)の現場でもあった。高さ6.39メートル、重さ37トンのどっしりとした花こう岩の碑石は、ガラスケースの中に収められていた。中国当局は、碑石を「保護」するとしてガラスの壁で囲み、屋根で覆ったが、まるで縛られているかのようだった。中国側の案内員は「中国の少数民族・高句麗の王だった好太王は…」と無表情で説明を続けた。ガラスの館の中では、写真撮影も禁止された。キム・ヒョンスク東北アジア財団研究員は「少し前までは、韓国から訪問団が来ると中国の公安が後を付いて回ることもあった」と不平を漏らした。展示場の外に出ると、朝鮮族の商人がニンジンを売っていた。「私の祖父は独立軍だった。韓国のお金で三つで1万ウォン(約748円)」

■白頭山の頂上には赤い字で警告文


 分水嶺は、白頭山の登頂だった。上り坂の入り口には、漢字で「長白山」と大きな案内が表示されていた。合計1236段の階段が、頂上まで続いていた。「太極旗(韓国の国旗)や垂れ幕を広げたり、愛国歌(韓国の国歌)を合唱したり、スローガンを叫んでは絶対にいけません」。朝鮮族のガイドは、何度も念を押した。入り口に到着した時点で問題なかった空が、頂上に近づくにつれ雲行きが怪しくなり、車から降りるころには雨が降り出した。それでも全員、せっせと頂上まで足を運んだ。2750メートルの頂上には、警告文を記したコンクリートブロックが歩哨のように立っていた。「国境を越えることは厳禁、国境秩序を乱すことは厳禁」「自らの言行に注意し、国民のあり方を守ろう」-。ぎょっとするような警告文(2010年8月1日付)が、白いコンクリートに漢字とハングルの赤い文字で表記されていた。大きな天池は霧雨に隠れ、なかなか姿を現さなかった。それでも運よく、高村中学校(京畿道金浦市)の体育教諭、カン・ハクチュさん(49)さんは「待っていたら少し雲が晴れてきて、天池が3分の1くらい見えた」と話し、小さな写真を見せながら笑った。


■「歴史教育の土台になる」


 このほか探訪チームは、旅順にある日露戦争の戦跡地「203高地」や、瀋陽の9・18記念館(9・18は1931年9月18日。満州事変の発端となった柳条湖事件が起こった日)、北陵公園などを見学した。今回のイベントは、1987年から毎年行われている「日本の中の韓民族史探訪」の続編だ。今年の日本探訪は、3月の東日本大震災で一時中断したため、その代わりとして企画されたツアーだ。新韓銀行とポスコが協賛した今回の探訪には、考古美術史学界の大家、鄭永鎬(チャン・ヨンホ)檀国大学碩座教授(寄付金によって研究活動を行えるよう大学の指定を受けた教授)、高句麗の専門家のキム・ヒョンスク東北アジア歴史財団研究委員、独立記念館のイ・ドンオン責任研究委員らも同行した。またソウル・サムスン病院は医療陣を派遣した。さらに鄭教授らは、宿舎やバスの中、遺跡で興味深い講義や説明を行い、現場の理解を深めた。最後の夕食会では、鄭教授が演壇に上がり「私たちは今回、東北3省を駆け足で回り、古代史から近現代史までの歴史に触れた。安重根義士が苦痛を味わった監獄から、高句麗の遺跡、東北工程の現場を目の当たりにし、万感の思いだ。(今回の経験を)それぞれが教育の現場で役立ててほしい」と旅の感想をまとめた。それに、教諭たちは拍手で応えた。洗馬中学校(京畿道烏山市)のイ・ギソプ教諭(41)は「期待した以上に良かった。生徒たちにも、今回の訪問で見て感じたことをそのまま伝えるつもり」と語った。



【米国】
ウォール・ストリート・ジャーナル
http://jp.wsj.com/

ノルウェー銃乱射で少なくとも80人死亡、直前に首都で爆弾テロ
ノルウェーの首都オスロ中心部の官庁街で22日午後、爆弾によるとみられる爆発が起こり少なくとも7人が死亡、多数の負傷者が出る一方、直後にオスロ郊外の島で爆発と関連性が疑われる銃乱射事件が発生した。AP通信によると、警察当局者は銃乱射事件の死亡者が少なくとも80人に上っていると述べた。


 爆発では財務省ビルや首相官邸の入るビルなど複数の建物が損壊したものの、Camilla Ryste広報官はストルテンベルグ首相は無事で難を逃れたことを明らかにした。ただ同広報官は周辺状況は「混乱を極めている」と語った。

 一方、ストルテンベルグ首相はその後地元NRKテレビの電話インタビューに答え「極めて深刻な爆発事案で、現場では可能な全ての手段を使い負傷者の救助が行われている。被害に遭われた全てのかたがたにご同情申し上げたい」と語った。

 これまでの調べで、オスロ警察当局者は爆発は爆弾によるものと語った。国家警察チーフのThor Langli氏は会見で一つ以上の爆破装置が使われ、車爆弾だった可能性があると指摘したが、それ以上の詳細はまだ捜査中とだけ述べた。さらに同チーフはストルテンベルグ首相が安全な場所に避難していることも明らかにした。

 さらにこの爆発後、オスロ市郊外のウートオイヤ島で開かれた開かれていた与党労働党の青年集会で銃乱射事件が起きた。オスロ警察は32歳の男1人を逮捕したが、同署幹部はこの男の身元は既に判明しており、男が爆発と乱射の両方に関わっていることを示唆する情報を得ていると記者会見で明らかにした。警察当局者は当初、銃乱射事件による死亡者は9~10人としていた。

 スウェーデンやデンマークなど北欧諸国では、昨年来からテロ事件やテロ計画の発覚が相次いでいた。



CNN
http://www.cnn.co.jp/

妻が夫の局部を切断、生ゴミ処理機にかける カリフォルニア州
カリフォルニア州オレンジ郡の警察によれば、妻が夫に薬物を飲ませた上で男性性器を切断、生ゴミ処理機に放り込んで粉砕するという事件が起きた。

警察の捜査によれば、キャサリン・ベッカー容疑者(48)は11日、薬物または毒物を夕食に仕込み、夫(51)が眠気を催すのを待った。

「被害者は横になり、目覚めた時にはベッドに縛り付けられていた」と捜査関係者は語る。容疑者は夫の洋服を引きはがすと、性器をつかんで切断したという。

その後ベッカー容疑者は救急車を呼び、駆けつけた警官に「夫は(切断されて)当然のことをした」と語ったという。夫妻は離婚手続きを進めている最中だった。

ベッカー容疑者は傷害や監禁などの容疑で逮捕され、拘留されている。夫は大学病院に搬送され緊急手術を受けた。


【英国】
ロイター
http://jp.reuters.com

ノルウェー爆発・乱射事件、その動機は:識者こうみる
ノルウェーの首都オスロで22日、政府庁舎付近で大規模な爆発が発生し、7人が死亡。その後、同市郊外のウトヤ島で行われていた与党労働党の青年部集会でも、男が銃を乱射する事件が起き、警察によると、少なくとも80人の死者が出た。
 同島の乱射事件で、警察はノルウェー国籍の32歳の男の身柄を確保。国内メディアは、この男が極右組織と関連があると報じており、警察は2つの事件に関連があるとみて捜査している。

 一連の事件の考えられる背景について、専門家のコメントは以下の通り。

●イスラム過激派の攻撃とは考えにくい

 <ノルウェー国際問題研究所のヤクブ・ゴジミルスキー上級研究員>

 イスラム過激派が国内政治の観点から攻撃を仕掛けるというのは非常に奇妙だ。労働党の青年部集会での攻撃は、何か別のものだろう。イスラム過激派の攻撃なら、島よりもショッピングセンターに爆弾を仕掛けたはずだ。

●アルカイダに事件を起こす動機はある

 <英キングスカレッジ・ロンドン校過激化・政治暴力研究国際センターのジョナサン・パリス氏>

 英スカイニュースで「アルカイダがこの事件を起こす動機を持っていることはよく分かる。しかし、アルカイダとのはっきりしたつながりを示す証拠は現時点でない」とコメント。また、「国内の右翼主義者」の犯行である可能性も指摘した。
●イスラム過激派がノルウェーのアフガン撤退狙った可能性も

 <治安サービス会社「SIBYLLINE」のジャスティン・クランプ最高経営責任者>

 中東の衛星テレビ、アルジャジーラで「入念に計画・実行された攻撃だ。政治的秩序の中心部を標的にしたのは明らか」と指摘。また、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国でもあるノルウェーへの攻撃は、アフガニスタンでの同国の活動に関連している可能性が高く、イスラム過激派が「ノルウェーを撤退に追い込むことで勝利を喧伝する狙いがある」とも語った。

●北欧諸国はテロ活動の標的に

 <アジア太平洋基金のサジャン・ゴヘル氏>

 2010年12月にスウェーデンで失敗に終わった爆破計画などを見ると、北欧諸国がテロ活動の標的にあることははっきりしている。ノルウェーやスウェーデンといった国々が、その中立的な外交政策からテロの対象にならないとは、もはや言えないだろう。

●アルカイダに関連・賛同する組織の犯行か

 <IHSグローバル・インサイトのリリト・ゲボルギャン氏>
 最も考えられる容疑者はアルカイダに関連しているか、賛同する組織で、急進的グループのアンサール・アルイスラムなどが含まれる。ウトヤ島の事件についてのニュースはまだ続いているが、極右組織や軍事訓練を受けた単独犯による仕業という可能性もある。

 (オスロ中心部での)爆発事件についての詳細は限定的で、犯行声明も出ていないが、イスラム過激派による攻撃との見方が強い。ノルウェーの治安当局もこれまで、こうした警告を確認しており、今年3月に公表した報告書で同国の治安にとって最大の脅威と強調していた。過激派によるテロのリスクは、米国やNATOとの強い連携やイラクやアフガンへの派兵に起因する。また、ノルウェーは対リビア軍事作戦にも深く関与している。


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