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勉強にはやり方がある-その22-

2022-08-11 05:25:26 | 児童生徒のための勉強法

《 知識を使えるようにする;1 》

 このシリーズも、理解、整理、記憶と進み、いよいよ最終ステージ「知識を使えるようにする」に移ります。

 今日は、「問題集を限定しろ!」です。

覚えた知識を使えるようにするためには、実際に問題を解いてみなければいけません。
 しかし、ここに落とし穴があるのです。

 多くの失敗は、あれもこれも手を出しすぎて、全て中途半端に終わる場合です。 

 ザルを何枚重ねても水はすくえませんね。

 特に分厚い問題集や参考書は、量が多すぎて、記憶に必要な「繰り返す」ができません。
 これでは定着しません。

 それよりも、薄めの1冊を確実にマスターすることが最も楽で、最大の成果が得られるのです。

 「薄い」ということは、試験によく出る重要な問題しか載っていないということです。

 また、繰り返すことで記憶が定着します。

 まず1冊を完全にマスターしてから、次に移ればよいのです。

 1冊目に欠けていた問題だけをやればよいので効率的です。

 「問題集は限定し、繰り返す。」これが鉄則です。


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