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授業で役立つ考え方-29-

2024-06-25 05:15:06 | 全員参加型授業の指導技術
《 教育とは… 》
 
アインシュタインの言葉である。
 
教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、自ら考え行動できる人間をつくること、それが教育の目的といえよう。
 
ニュース週刊誌『TIME』が『パーソン・オブ・ザ・センチュリー』(20世紀の人)に選出したアインシュタインらしい言葉である。
 
アインシュタインは元々学校になじめず、独学で数学を学んだ。しかし、そのきっかけを与えてくれたのは学校であったことを、半分皮肉ともとれる言い方で表現している。
学校は、記憶を与えることではなく、思考力・判断力を含めた、問題解決能力を育てるところであると言っている。
 
大切なのは、疑問を持ち続けること。
 
これもアインシュタインの言葉である。
 
深く探求すればするほど、知らなくてはならないことが見つかる。人間の命が続く限り、常にそうだろうとわたしは思う。
 
問題解決の連続で、彼は数々の偉業を成し遂げてきた。
 
その原動力は、彼はこういっている。
 
聖なる好奇心をもちたまえ。人生を生きる価値のあるものにするために。
 
そんな彼も、賞賛で堕落しないように戒めている。
 
賞賛による堕落から逃れる方法は、ただひとつ。仕事を続けることである
 
最後に、彼がよく言ってきた言葉は次のものである。
 
人はみな同じ

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